P16-27 : Methylobacterium属細菌の時計遺伝子kaiCホモログはストレス耐性に関与する

井口 博之1,3,多賀 寛樹1,藤澤 健斗1,由里本 博也1,小山 時隆2,阪井 康能1,3 1京大・院・農・応用生命, 2京大・院・理・植物, 3JST・ALCA 【背景】シアノバクテリアの概日時計を司る時計遺伝子kaiCのホモログが、Proteobacteria細菌やアーキアのゲノムに見つかっている。シアノバクテリアの概日時計は昼夜変動に応じた代謝調節の役割を担うが、これら非光合成生物が所持するkaiCホモログの機能は不明である。α-Proteobacteriaに属するMethylobacterium属細菌は土壌や水、空気中など多様な環境に生息しており、また葉
Posted On 20 10月 2014

P16-06 : 細菌群集構造に原生動物の捕食と細胞外分泌物が及ぼす影響

濱部 惇1,多羅尾 光徳2 1東京農工大・院・農・物質循環環境・環境微生物, 2東京農工大・院・農・物質循環環境・環境生物 【目的】細菌の増殖や代謝に,原生動物が細胞外に分泌する物質が及ぼす例が近年報告されている。本研究では細菌群集構造に原生動物の細胞外分泌物が影響を及ぼすと仮説をたて,これを検証することを目的とした。【方法】中央を孔径0.1μmのメンブレンフィルターで隔てた二槽培養器を用いた。細菌や原生動物はこのメンブレンフィルターを通過しないが,原生動物の細胞外分泌物は通過する。二槽培養器の一方の槽に孔径0.45μmのフィルターでろ過して原生動物を取り除いた環
Posted On 20 10月 2014

P16-17 : Sphingobium sp. SYK-6株におけるバニリン酸・シリンガ酸代謝系遺伝子の転写制御機構

荒木 拓馬1,梅田 周佑1,上村 直史1,笠井 大輔1,福田 雅夫1,政井 英司1 1長岡技科大・生物 SYK-6株は、様々なリグニン由来化合物をバニリン酸 (VA)又はシリンガ酸 (SA)を経由して代謝する。VAはLigMにより脱メチルを受けプロトカテク酸 (PCA)へと変換され、PCA 4,5-開裂経路によって代謝される。一方、SAはDesAにより脱メチルを受け3-O-メチルガリック酸 (3MGA)に変換された後、主にLigMによる脱メチルとDesBによる環開裂を受け、PCA 4,5-開裂経路に合流して代謝される。本研究では、VA及びSA代謝系遺伝子、ligM
Posted On 20 10月 2014

P16-28 : 大気から単離された赤色色素産生細菌の生存に及ぼす紫外線照射と酸化ストレスの影響

畠山 友希1,酒徳 昭宏1,中村 省吾1,田中 大祐1 1富山大・院・理工学教育・生物圏環境科学・生物圏機能Ⅲ 【目的】大気環境中の細菌は、紫外線、活性酸素種、乾燥などの環境ストレスに晒されている。また、大気から単離された細菌は細胞内に色素を有するものが多く、それらの色素は紫外線や乾燥などが原因となって生じる活性酸素種から細胞を保護していると考えられる。本研究では、大気から単離された赤色色素産生細菌について、紫外線と活性酸素種の一種である過酸化水素に対する耐性を評価することを目的とした。 【方法】 2011年4~12月の間に富山大学理学部屋上の大気から単離された赤
Posted On 20 10月 2014

P16-07 : プラスミド保持株が非選択条件下で優占化する原因の解明

杉山 大介1,高橋 裕里香1,2,水口(鈴木) 千穂1,岡田 憲典1,野尻 秀昭1 1東大・生工研セ, 2富山県立大・生工研セ プラスミドは宿主間を水平伝播し、宿主に多剤耐性や難分解性物質分解能等の新規形質を与える一方で、宿主の生育にとって負荷となる場合もある。これは非選択条件下においてはプラスミド保持菌株が細菌群集中で他の細菌に淘汰されやすいことを示唆しているが、実際には淘汰されずに生き残る場合や、さらには他の細菌に対して優占化する現象も観察される。本研究ではこの現象の原因解明を目的として、非選択条件下で優占化したプラスミド保持株の解析を行った。 多剤耐性プラス
Posted On 20 10月 2014

P16-18 : Sphingobium sp. SYK-6株が持つリグニン由来芳香族化合物取り込み遺伝子の同定

森 光佑1,上村 直史1,原 啓文2,笠井 大輔1,福田 雅夫1,政井 英司1 1長岡技科大・生物, 2Dep. Environ. Engineering and Green Technol., Malaysia-Japan International Institute of Technology, Universiti Teknologi Malaysia SYK-6株は、リグニン由来芳香族化合物を代謝するための多様な酵素系を有している。現在までに本株の主要なリグニン代謝系酵素遺伝子が明らかにされてきたが、基質の取り込みに関する知見は得られていない。本研究では
Posted On 20 10月 2014

P16-29 : 部分的な黒根腐病菌接種がダイズの根粒活性に及ぼす影響

前川 富也1,越智 直1,新良 力也1,島田 信二1 1農研機構・中央農研セ 日本では大部分のダイズが水田転換畑に作付けされ,湿害等による生産性や品質の低下が大きな問題となっている.特に,ダイズの根粒窒素固定能が土壌水分の乾湿に敏感であることから,水分ストレスが転換畑での生育不良の主要因と考えられているが,それ以外の要因による悪影響も想定される. ダイズ黒根腐病は水田転換畑のような多湿条件で多発する立枯性病害で,ダイズの開花期以降に顕在化する.複数の報告とダイズ黒根腐病の特徴(重症化しないと枯死しないため,病気の認知度が低い)から考えると,現地圃場での原因不明の生
Posted On 20 10月 2014

P16-08 : プラスミドpCAR1にコードされる核様体タンパク質が宿主に及ぼす影響の解析

水口(鈴木) 千穂1,廣谷 龍輔1,高橋 裕里香1,2,松井 一泰1,武田 俊春1,尹 忠銖1,3,新谷 政己4,岡田 憲典1,山根 久和5,野尻 秀昭1,3 1東大・生工研セ, 2富山県立大・生工研セ, 3東大院・農学生命・アグリバイオインフォマティクス, 4静岡大・院・工・化学バイオ工学, 5帝京大・理工・バイオサイエンス 細菌の核様体タンパク質 (NAPs) はDNA構造を変化させることで数多くの遺伝子の転写制御を行う.NAPsはプラスミドにもコードされており,これらは宿主の転写制御ネットワークに組み込まれることで宿主染色体の転写をも変化させる.本研究では3
Posted On 20 10月 2014

P16-19 : Sphingobium sp. SYK-6株におけるアセトバニロン代謝系

樋口 雄大1,菖蒲田 透1,上村 直史1,原 啓文2,笠井 大輔1,片山 義博3,福田 雅夫1,政井 英司1 1長岡技科大・生物, 2Department of Environmental Engineering and Green Technology, Malaysia-Japan International Institute of Technology, Universiti Teknologi Malaysia, 3日大・生資科 β-aryl ether はリグニン中の約50-70%を占める主要な分子間結合である。Sphingobium sp. SYK-
Posted On 20 10月 2014

P16-30 : 土壌酵母Lipomycesの油脂生産能力と棲息環境の関係

柳場 まな1,松本 美穂1,長沼 孝文1 1山梨大・院・医工総合・生命 【背景と目的】 Lipomyces属酵母は菌体内脂肪球として中性脂質を蓄積する性質を有し、通常、土壌から分離される。我々は、近年、この酵母を用いてバイオマスのような再生可能資源からBDFの原料となる植物油脂を生産する研究を行っている。この研究においては、油脂生産能力の高い菌株を取得するためのスクリーニングは重要な項目である。その場合、油脂生産能力と地域、気温、植生など棲息環境との関係が明確になれば、新たな菌株を取得する際の効率的スクリーニングを可能にする。  本報告では、これまでに全国の土壌か
Posted On 20 10月 2014