OF13:塩基配列の異なる2種類の16S rRNA遺伝子を有する好塩性アーキアHaloarculaの環境温度変動への適応戦略
佐藤 悠1, 藤原 健智1,3, 木村 浩之1,2 1静大・創造院・環境, 2静大・理・地球, 3静大・理・生物 16S rRNAは二次構造を形成し、リボソームの小サブユニットの一部として翻訳機能を担っている。多くの原核生物はゲノム上に複数コピーの16S rRNA遺伝子を有するが、それらの塩基配列は概ね一致している。一方、好塩性アーキ アHaloarcula属はゲノム上に2種類の16S rRNA遺伝子を有し、それらの間で塩基配列では5%以上、G+C含量では2%以上の違いがみられる。16S rRNA遺伝子のG+C含量に着目すると、好熱菌や超好熱菌は高温環境において二
Posted On 06 10月 2015