P21-14 : 大村湾中央部堆積物における緑色硫黄細菌の集積培養
山喜 邦次1 1長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科, 2, 3, , 【目的】大村湾は閉鎖性の強い内湾であるため毎年夏季に海底付近で貧酸素化が進行し、硫酸還元菌の働きによって硫化水素が蓄積しやすい。特に水深20m程度の中央部海底には微弱ながらも日光がとどくため、海底と直上水の境界付近では硫化物を還元剤とする嫌気性光合成細菌が生息している可能性がある。実際にFujita and Zenitani(1975)が大村湾における緑色硫黄細菌の分布について報告しているが、分子系統学的多様性や生態学的機能ついては未解明である。そのため
Posted On 20 10月 2014