P18-03 : 発酵制御因子として糖を用いた廃グリセリンの嫌気性水素発酵
久田 佳祐1,柏木 麻衣1,倉橋 健介2,渡邊 一史1,武藤 明徳1,徳本 勇人1 1大阪府大院・工, 2大阪府大・工業高専 【背景と目的】近年、軽油の代替燃料として注目されているバイオディーゼル燃料(BDF)は、製造時にアルカリ触媒を用いることから、強アルカリ性の廃グリセリンを副生し、この処理技術の確立が求められている。廃グリセリンを嫌気微生物によって発酵分解する場合、実プロセスで使用される菌は種々の微生物が混在した複合菌叢の場合が多く、制御も難しいと考えられる。本研究室では、これまで極微量の糖を発酵制御因子として用い、複合菌叢による廃グリセリンの分解に成功した
Posted On 20 10月 2014