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Edward F.DeLong博士による記念講演会 Microbial Oceanography: The Challenge of the Sea (10月23日)

本大会では、ハワイ大学のEdward F.DeLong博士による記念講演会が10月23日15:45〜行われます。   DeLong博士は、環境微生物学の分野で常に世界のトップを行く研究者です。これまでに、原核生物の16S rRNA遺伝子をPCR増幅するためのユニバーサルプライマーや微生物分類群ごとに細胞を染め分ける蛍光 in situ ハイブリダイゼーション(FISH)など環境微生物学の分野で重要なツールを開発されてきました。また、海底堆積物に生息する嫌気的メタン酸化アーキアや光エネルギーを利用する海洋細菌のイオンポンプ(プロテオロドプシン)、海洋深層域
Posted On 20 10月 2014
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Applied and Environmental Microbiology (AEM) session (Harold L. Drake博士), 10月24日 12:30- 第五会場

本大会では,米国微生物学会(ASM)出版のApplied and Environmental Microbiology誌の編集長,Harold L. Drake教授(ドイツ,バイロイト大学)による,「AEM企画」が,10月24日(金)の12:30より行われます. AEM誌は応用微生物学・微生物生態学・複合微生物学にわたる様々な分野の論文を掲載しており,微生物分野,バイオテクノロジーおよび応用微生物分野で最も引用されている論文です(2013年インパクトファクター3.952,5-year インパクトファクター4.486).AEMには年間4000報を超える投稿があります
Posted On 20 10月 2014
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S11-01 : 原核生物の体の動かし方

中根 大介,西坂 崇之 学習院大学 理学部 物理学科 生物は,バクテリアからヒトに至るまで自発的に運動する仕組みを細胞・組織レベルで備えており,まわりの環境などに応じて驚くほど多様なメカニズムを発達させてきた.しかし,原核生物の運動様式で,詳細なメカニズムが明らかになっているものは,バクテリアのべん毛などほんのいくつかの仕組みに限られている.本演題では,以下に挙げるような原核生物の細胞1匹の体の動かし方を光学顕微鏡下でナノメーターレベルの精度で詳細に“見る”ことで,遺伝子の類似性とは異なる新しい視点で,これらのメカニズムや環境下での役割について考えたい.1:シアノ
Posted On 20 10月 2014
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S11-03 : 高速原子間力顕微鏡(高速AFM)で「みる」バクテリアの細胞表層

田岡 東1,2,Oestreicher Zachery1,山下 隼人3,福森 義宏1,2 1金沢大学理工研究域, 2金沢大学理工研究域バイオAFM先端研究センター, 3慶應義塾大学医学部薬理学教室(日本学術振興会 特別研究員 PD) 原子間力顕微鏡(AFM)は、基板に固定した試料の表面をナノサイズの探針でなぞり、試料の構造を可視化する。緩衝液などの溶液中で観察を行うことができるため、生理的条件下での生体分子の観察に用いられている。金沢大学の安藤教授らが開発した高速AFMは、探針の走査速度を飛躍的に向上させることで、生体分子の構造とその動態を高い空間時間分解能で観察
Posted On 20 10月 2014
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S12-01 : 糸状菌、特にエンドファイトの諸形質を内生細菌がコントロールするのか?

成澤 才彦 茨城大学農学部 生物間における共生的結びつきは、多くの生物群で見出され、互いの生物の生存・繁殖に不可欠なものとなっている。糸状菌類では、植物との共生関係はよく知られており、実際に農業場面へと利用されている。しかし、細菌との同様の関係は、一部例外を除き(例えば、Partida-Martinez & Hertweck , Nature2005)、あまり注目されていない。当研究グループでは、糸状菌類に普遍的にバクテリア細菌が共存している可能性を検証し、菌学や微生物学分野での新しい概念構築を目指している。この仮説が証明されれば、これまで糸状菌単独の能力
Posted On 20 10月 2014
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S13-01 : 微生物統合データベース「MicrobeDB.jp」

森 宙史2,藤澤 貴智3,千葉 啓和4,山本 希1,鈴木 真也2,菅原 秀明3,内山 郁夫4,中村 保一3,黒川 顕1,2 1東京工業大学地球生命研究所, 2東京工業大学大学院生命理工学研究科, 3国立遺伝学研究所生物情報研究センター, 4基礎生物学研究所ゲノム情報研究室 ライフサイエンス研究において、知識の集積体であるデータベース(DB)は、知識の参照のみならず、新たな研究分野を切り拓く上で必須となる極めて重要な研究基盤である。ライフサイエンス研究の中でも、微生物研究は歴史も古く、これまで蓄積されたデータや知識は多様かつ膨大である。さらに、ゲノム科学の発展や新型
Posted On 20 10月 2014
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S14-01 : Geobacter属細菌のシトクロムを介した細胞外電子伝達

井上 謙吾 宮崎大学 農学部 応用生物科学科 鉄還元細菌は有機物を分解代謝する過程で生じる電子を細胞外の酸化鉄などの金属に伝達することで呼吸(異化的鉄還元)を行う。鉄還元細菌の代表的な微生物であるGeobacter属細菌は、自然界に広く分布する偏性嫌気性細菌であり、その多くは電子供与体として酢酸を好んで利用し、細胞外電子受容体としては不溶性の酸化鉄(Ⅲ)を利用できる。Geobacter属細菌の中でもG. sulfurreducensについては細胞外電子伝達について特に詳細な研究がなされてきた。電子受容体としてグラファイトや白金といった電気伝導性物質への電子伝達を効
Posted On 20 10月 2014
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S31-01 : 土壌の健全性評価:米国のイチゴ有機栽培の現場から

村本 穣司 カリフォルニア大学サンタクルーズ校環境学科 米国カリフォルニア州サンタクルーズ郡は、有機農地率が20%を超える有機イチゴ・野菜栽培の先進地であるが、一部のイチゴ圃場で輪作にも拘わらず土壌病害が発生している。一方、当地の慣行イチゴ栽培では、くん蒸剤への規制強化を背景に、土壌くん蒸に依存しない生産技術が模索されており、土壌の健全性(Soil health)が強調されている。本報では、著者らのカリフォルニアの有機および慣行イチゴ栽培における土壌還元殺菌法の最適化に関する研究(2003-)と、米国における土壌の健全性に関連した動向について話題提供し、今後の土壌
Posted On 20 10月 2014
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S32-01 : 次世代シークエンサーを用いた微生物相解析技術の品質管理手法

野田 尚宏1,関口 勇地1 1産業技術総合研究所バイオメディカル研究部門 排水処理プロセスとして利用されている活性汚泥法や生物膜法などは多種の微生物からなる複合微生物群の力を活用した技術である。これらの複合微生物群を解析する技術は、革新的な水利用技術を開発する上でも重要ある。これら処理プロセス中には培養困難な未培養微生物群が多く存在することが知られており、これらの難培養微生物を含む複合微生物群集構造の解析においては培養に依らない手法が効果的である。培養に依らない微生物の解析法では主に16S rRNA遺伝子配列をPCRにより増幅し、プロセス中の複合微生物群を定性・定
Posted On 20 10月 2014
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S33-01 : Bacterial chemotaxis as a strategy for survival in soil ecosystem

Kato Junichi1,Oku Shota1,Hida Akiko1,Tunchai Mattana1,Vangnai Alisa2,Tajima Takahisa1 1Department of Molecular Biotechnology, Graduate School of Advanced Sciences of Matter, Hiroshima University, 2Department of Biochemistry, Faculty of Science, Chulalongkorn University There are two f
Posted On 20 10月 2014
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