P26-5 : ビフェニル分解菌Comamonas testosteroni TK102株のバイオフィルム形成能の解析

青木 真央1,福田 洸平2,村井 友哉1,Sanchez Zoe1,新谷 政己1,2,金原 和秀1,2 1静大院・工・化学バイオ, 2静大・創造科技院 環境微生物の多くはバイオフィルム(BF)という集合体を形成し,大気や水質の浄化に寄与している.本研究では,ビフェニル分解菌Comamonas testosteroniTK102株のBF形成機構の理解を目的とした.TK102株のBF形成条件や機構を理解するためには,本菌株のゲノム情報が有用であると考え,次世代シークエンサーを用いて全ゲノム配列を決定した.また,TK102株がBFを形成するかどうか,96穴プレートとクリ
Posted On 20 10月 2014

P22-17 : 殺菌剤施用が土壌中のアーバスキュラー菌根菌群集に及ぼす影響

森本 晶1,大友 量1,岡 紀邦1 1北農研セ・生産環境 【目的】アーバスキュラー菌根菌(AM菌)宿主作物の後作では、AM菌感染率の向上によるリン酸吸収の促進がみられ、我々はこの効果を利用したリン酸減肥体系の構築を進めている。一方、生産現場では宿主作物の後作であってもAM菌の効果が現れない例がみられ、その一因として農薬施用などの農業活動が影響している可能性がある。そこで本研究では、殺菌剤の施用が後作ダイズのAM菌感染率と土壌中のAM菌量およびその群集構造に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。 【方法】3種の殺菌剤(トップジン、チルト、フロンサイド)をそれぞれ
Posted On 20 10月 2014

P26-6 : アマゾン川におけるバイオフィルムの構成種とその遺伝子発現及び機能の解明

坪井 亜里沙1,2,守谷 繁春2 1日大・生物資源, 2理研 地球上には様々な資源が存在するが、その中でも持続可能かつ循環型のエネルギーとして、生態系中で循環している再生可能資源であるバイオマスが注目されている。 現在私はアマゾン川に注目した研究を行っている。アンデスから流れ出る豊富なミネラルを含むソリモエス川と、植物由来の有機物が溶け込んでいるネグロ川という全く別の成分が含まれた二本の川が合流する、この世界的に有名な生物多様性のホットスポットは、そこに棲む微生物による元素から有機化合物まで様々な物質の循環によって地球レベルで重要な生態系機能を発揮していると考えて
Posted On 20 10月 2014

P22-18 : 霞ヶ浦流域畑地および林地土壌表層10 mレイヤーの薬剤耐性菌の分布

平野 明則1,上原 研人1,金田一 美有1,郭 永1,西澤 智康1,黒田 久雄1,太田 寛行1 1茨城大・農 【目的】霞ヶ浦流域は畜産業が盛んな地域であり、飼料添加物の薬剤が家畜糞尿を介して環境中に拡散することが懸念されている。先行研究では霞ヶ浦(北浦)上流域の環境水にテトラサイクリン(TC)耐性菌を検出した。本研究では土壌に焦点をあて、TC耐性菌の表層から土壌鉛直方向への移行状況を調査することを目的とした。 【方法】茨城県H市の畑地と森林からボーリングにより表層から10 mの土壌層位を採取し、培養可能菌数(PTYG, DNB培地)、TC耐性培養可能菌数を計測した
Posted On 20 10月 2014

P26-7 : 残留塩素を除去した水道水中における管壁付着細菌の再増殖と群集構造の変化

中村 仁美1 1東大院・工・都市工 近年、水道水中の残留塩素濃度の低減化が進められており、給配水系での細菌再増殖ポテンシャルの増大が懸念されている。しかし、残留塩素が消失した水道水中の微生物生態については不明な点が多い。そこで本研究では、給配水管内の環境を模擬した装置であるアニュラーリアクターを用い、管壁に見たてたクーポン上の全菌数と細菌群集構造の変化を評価した。残留塩素を除去した水道水をアニュラーリアクターに22日間連続的に通水し、クーポン上の全菌数を測定すると共に、16S rRNA遺伝子のアンプリコンシーケンシングによる細菌群集構造解析を行った。通水1日後に全
Posted On 20 10月 2014

P22-19 : ヘアリーベッチ鋤き込みが土壌糸状菌の動態に与える影響

片岡 良太1,長坂 克彦2 1山梨大・生命環境, 2山梨総農技セ リン酸やカリなどの養分が蓄積した土壌環境において、環境負荷を伴わずに効率良く有機物を供給する方法の1つに緑肥があげられる。緑肥の鋤き込みは、耕耘と未分解有機物の供給による土壌攪乱と言えるが、その結果として土壌中の微生物(特に糸状菌)に大きな変動が生じる。しかしながら、土壌糸状菌相の変化は土壌の種類や畑の使用履歴によって大きく異なる場合が多いため、より多くの情報を集める必要がある。そこで本報ではヘアリーベッチを緑肥として使用した際の土壌糸状菌の動態を調査したので報告する。試験は、山梨県総合農業技術セン
Posted On 20 10月 2014

P26-8 : 芽胞形成細菌における環境中の温度に応答したバイオフィルム形態変化

尾花 望1,山根 由子2,中村 幸治1,野村 暢彦1 1筑波大・生命環境, 2筑波大院・環境科学 微生物は外界の環境に応答し、様々なストレスに適応して生存している。多くの実環境中の微生物は集団であるバイオフィルムを形成することによって生育することが知られている。グラム陽性偏性嫌気性芽胞形成性のウェルシュ菌(Clostridium perfringens)は土壌中や動物の腸管内などの環境中に広く在住しており、食中毒やガス壊疽を引き起こす。近年、本菌は芽胞を形成するだけでなく、バイオフィルムを形成することによって種々のストレスに耐性を得ることが明らかとなった。我々は外
Posted On 20 10月 2014

P22-20 : 白神山地土壌の細菌群集構造と難培養性Acidobacteria門細菌に関する研究

松尾 平三1,殿内 暁夫1 1弘前大・農学生命 【背景・目的】2013年度の微生物生態学会大会において、白神山地土壌に生息する細菌を対象にした非培養法と培養法による解析により、白神自然観察園土壌と高倉森土壌中では難培養性Acidobacteria門細菌が優占すること、ゲランガムを固化剤とした土壌抽出液培地によりGP1に属するAcidobacteria門細菌の分離が可能であることを報告した。今回、PCR-DGGE解析による白神山地土壌の細菌群集構造解析と、分離したAcidobacteria門細菌の詳細な解析により生態の推測を試みた。 【方法】弘前大学白神自然環境研究
Posted On 20 10月 2014

P22-21 : 土壌試料の乾燥処理が微生物群集の資化活性に与える影響-熱測定法による評価

林 寛人1,石川 卓1,妹尾 啓史2,田中 晶善1 1三重大・院・生物資源, 2東大・院・農学生命 土壌試料の乾燥処理が土壌微生物の炭素源資化活性に与える影響を、微生物の炭素源資化に伴う発熱を指標として評価した。試料として、三重県内で採取した森林3地点、河川敷3地点、畑、竹林、水田、海岸砂丘の計10種類の土壌を用いた。土壌を採取後、2 mmのふるいで植物体などを取り除いたものを土壌試料とした。乾燥処理した土壌として、水分含量を採取時の半分以下になるまで、室内(20~30℃)で約2か月間乾燥させた土壌を用いた。各土壌試料について、土壌を10 gずつバイアルに充填し、
Posted On 20 10月 2014

P25-50 : マルチリンガルへの道~Chromobacterium violaceumはどのように多様な言語(AHL)に応答するのか?~

島村 裕子1,豊福 雅典2,諸星 知広3,池田 宰3,野村 暢彦2 1筑波大・生物資源, 2筑波大・院生命環境, 3宇都宮大・院工 微生物は集団中において、シグナル物質と呼ばれる低分子化合物を「言語」として細胞外に生産し、周囲の微生物が特異的なレセプターを介してそのシグナル物質を受け取る。すなわちその言語を「聞く」ことにより、お互いにコミュニケーションをとっている。最もよく知られているグラム陰性細菌のシグナル物質としてアシル化ホモセリンラクトン(AHL)がある。一般的に細菌は、このコミュニケーションにおいて、一つの言語に対し、一つのレセプターによりその言語を受容し
Posted On 20 10月 2014