P16-13 : アルカン相内で生育する有機溶媒耐性菌Rhodococcus erythropolis PR4のタンパク質発現プロファイルの解析

岩淵 範之1,瀧原 速仁1,奥田 修二郎2,荻原 淳1,砂入 道夫1 1日大・生資科, 2新潟大・院・医歯学総合 【目的】PR4株は各種アルカン分解・耐性菌であり、極めて特殊な相互作用を示すことが知られている。すなわち、培地/アルカン二相培養系において、アルカン相表面に吸着して存在する「吸着型」、あるいはアルカン相内に転移して存在する「転移型」というように、添加するアルカンの炭素数により細胞の局在性を変化させて生育できる能力を有している。これまでに、細胞のアルカン相内での生育には、シャペロニンの一種であるGroEL2の発現上昇が重要であることが明らかとなっている。
Posted On 20 10月 2014

P16-24 : 従属栄養性鉄酸化細菌の集積培養

細田 晃文1,余吾 奏枝1,清水 有香,田村 廣人1 1名城大・農 バイオリーチングは,鉄酸化細菌を始め金属の酸化還元能を有する微生物を利用する。これまで研究されてきた鉄酸化細菌は,好酸性であり空気酸化との競合に依存しない中性環境で増殖する鉄酸化細菌の単離例は少ない。本講演では,中性環境で乳酸鉄を基質とする従属栄養性鉄酸化細菌の集積培養について報告する。 鉄酸化細菌の接種源として犬山市で採取した微生物マットを用いた。フィルター滅菌した基本培地(10 mM HEPES, 6.3 mM NaH2PO4 および 0.05 mM Na2HPO4・12H2O)に微生物マット
Posted On 20 10月 2014

P16-03 : 培地調整法がもたらす分離生物種の差異と新規微生物の検索

山岸 彩沙1,大門 世理奈1,住谷 恵理子1,玉木 秀幸2,加藤 創一郎2,4,北川 航2,4,Nakatsu Cindy H.3,4,鎌形 洋一2,4 1北大・農院・微生物新機能開発学, 2産総研・生物プロセス, 3Dep. Agronomy, Purdue Univ., 4北大・農院, 【背景・目的】環境中に存在する微生物は遺伝資源として重要であるが、現在単離培養されている数は全体の1%にも満たないと推測されている。これらの生物遺伝資源を最大限利用するにはより多くの未知微生物の培養化が望まれており、そのための新規技術や手法が求められている。多くの環境微生物が“
Posted On 20 10月 2014

P16-14 : Rhodococcus属細菌の有機溶媒耐性におけるgroEL2の影響

瀧原 速仁1,岩淵 範之1,砂入 道夫1 1日大・生資科 【目的】われわれはこれまでに、PR4株が培地/アルカン二相培養系において、アルカン相表面に吸着して存在する「吸着型」、アルカン相内に転移して存在する「転移型」の二つの局在性を示すことを明らかにし、さらに、細胞のアルカン相内での生育には、シャペロニンの一種であるGroEL2の発現上昇が重要であること示した。本研究では、より毒性の高いアルカン存在下での生育を強化するため、groEL2の強制発現が各種Rhodococcus属細菌の有機溶媒耐性に与える影響を検討した。 【方法と結果、考察】各種Rhodococcus
Posted On 20 10月 2014

P16-25 : 好酸性鉄酸化細菌を用いた廃電子基板のバイオリーチングにおけるpH及び鉄濃度の影響

東條 ふゆみ1,大野谷 成美1,宮田 直幸1,梁 瑞録2,福島 淳1,谷 幸則3 1秋田県大・生資科, 2秋田県大・システム科学技術, 3静岡県大・食品栄養科学 先端技術を有する一方で資源の乏しい我が国において、廃棄物等からの有用金属の回収・再資源化は、産業の発展において重要である。しかし現在、電子基板中にレアメタルやレアアースなど種々の有用金属を含むパソコンや携帯電話等からの金属類の有効な回収・再資源化技術は確立されていない。我々は、微生物を用いて金属類を浸出させるバイオリーチングに着目して研究を行っている。これまでに、バイオリーチングに適用可能な好酸性鉄酸化細
Posted On 20 10月 2014

P16-04 : 寒天×培地調整法=?

大門 世理奈1,北川 航2,3,田中 みち子2,Nakatsu Cindy, H.4,鎌形 洋一2,3 1北大・農院, 2北大・農院, 3産総所・生物プロセス, 4Dep. Agronomy, Purdue Univ. 【背景・目的】 現在までに単離培養された微生物種は,全体の1%に満たないと言われている.難培養性微生物は未知なる遺伝資源として期待されており,それらを単離培養可能にする培養方法の開発・改良が求められている.演者らは寒天培地調整法に着目し,わずかな手順の違いが細菌の生育に影響を与えることを明らかにしつつある.本研究では,培地調整の手順による影響の程度
Posted On 20 10月 2014

P16-15 : 海洋性エタン資化性菌の諸性質とその初発酸化酵素遺伝子

朝重 翔1,鈴木 敏弘2,羽部 浩3,布施 博之4 1芝浦工大・院・シス理工・生命, 2筑波大・生環系, 3産総研, 芝浦工大・シス理工・生命 メタン資化性菌のMMO(Methane Monooxygenase)には銅濃度が限られた条件下で発現するsMMO型と銅を活性中心とするpMMO型が知られている。海洋性エタン資化性菌ET-HIRO株、ET-SHO株は2つのpMMO型の遺伝子を有し、16S rRNAの系統解析からは、メタン資化性菌以外報告のないMethylococcaceae科に属すことが見出されている。ただ、その2つのpMMO遺伝子については、エタン酸化との
Posted On 20 10月 2014

P16-26 : 低温菌Shewanella livingstonensis Ac10の増殖向上に関する試み

田島 誉久1,宮原 裕之1,中島田 豊1,加藤 純一1 1広島大・院・先端物質科学・分子生命機能科学 【目的】Shewanella livingstonensis Ac10は南極海水より単離された低温菌であり、18℃を至適生育温度とする。これまでに我々はこの低温でしか生育できない菌を利用して中温菌の酵素を発現させ、これを加熱して宿主(低温菌)の代謝機能を抑えることで副産物を生成せず効率的に酵素触媒反応を行えることを示している(Tajima et al., 2013)。しかし、本菌の増殖は大腸菌等の培養時間(12時間程度)に比べ2から3日と遅く、その収量も低いことか
Posted On 20 10月 2014

P16-05 : 寒天培地上でシアノバクテリアを増殖させるBacillus subtilis 168の関与遺伝子の同定

林 昌平1,井藤 和人1,巣山 弘介1 1島根大・生物資源 【目的】我々が継代培養しているシアノバクテリアSynechococcus leopoliensis CCAP1405/1株は、CT、1/10PTYG液体培地で増殖するが、寒天培地では増殖しない。しかし、Bacillus subtilis 168などの従属栄養細菌を同一寒天培地で共培養すると1405/1株が増殖する。共培養した細菌が寒天培地での増殖阻害を解除していると予想された。そこで本研究では、B. subtilis 168が寒天培地で1405/1株を増殖させる能力に関与する遺伝子を同定し、この機構の解明
Posted On 20 10月 2014

P16-16 : 2,4,6-トリクロロフェノール分解菌Ralstonia pickettii DTP0602株の3つの3-オキソアジピン酸分解遺伝子の解析

八田 貴1,須崎 大介1,畢 貞1 1岡山理科大・工・生体医工 【目的】Ralstonia pickettii DTP0602株は2,4,6-トリクロロフェノール(2,4,6-TCP)を完全分解するが、3-オキソアジピン酸(3-OAA)を経てTCAサイクルへ代謝することが分かっている。R. pickettii DTP0602のゲノム解析の結果から、ゲノムの3ヶ所に3-OAAを代謝する遺伝子 (hadEF) が存在していることが明らかとなっている。今回の研究ではこれら3遺伝子が主に何の分解に関与している遺伝子なのかを各破壊株を用いて予想した。 【方法・結果】R. p
Posted On 20 10月 2014