O28-03 : 酵母Pseudozyma antarcticaによるバイオエタノール蒸留廃液からのキシラナーゼ生産
渡部 貴志1,鈴木 健1,北本 宏子1 1農環研 【背景と目的】草本系バイオマスからのエタノール生産では、発酵が難しい五炭糖(キシロース)の利用が課題である。また、蒸留過程では有機物濃度が高い廃液(バイエタ廃液)が大量に排出され、その処理費用がエタノール製造コストを増大させている。ところで最近我々は、担子菌系酵母P. antarcticaが、キシロースを資化する際に酵素キシラナーゼを菌体外に大量に分泌することを見出した。そこで本研究では、バイエタ廃液でP. antarcticaを培養することによって、環境負荷物質の低減化を図ると同時に、廃液中のキシロースを利用して
Posted On 20 10月 2014