JS14-1:

Candidatus Methanogranum caenicola: 未培養系統群Group E2に属する新規メタン生成アーキアの発見

飯野 隆夫 理研BRC-JCM 近年まで、Thermoplasmata綱は好気性の好酸性硫酸塩還元菌のみで構成されると考えられてきた。それらは酸性環境や温泉環境といった極限環境に棲息するが、群集構造解析などにより、動物腸管や嫌気発酵槽など様々な環境にもThermoplasmata綱に属するアーキアが棲息し、巨大な系統群を構成することが徐々に明らかとなってきた。しかし、それらアーキアがどのような性状を有し、生態的役割を果たしているか全く不明である。そこで、メタン発酵リアクターからThermoplasmata綱の未培養系統群に属する新規アーキアを培養することを目的とし
Posted On 06 10月 2015

JS3-2:

Diversity in mycobacteria:Distribution, host specificity, morphology andgenome

Nishiuchi, Yukiko Toneyama Inst. Tuberculosis Res. Osaka City Univ. Med. Sch. The genus Mycobacterium consists of many species which are widely distributed throughout the global environment. M. tuberculosis is one of the major pathogens for human. Other mycobacterial species are calle
Posted On 06 10月 2015

JS6-2:

三宅島2000年噴火火山灰堆積地における土壌生成と土壌構造の発達

田村 憲司1, 鷹野 綾2, 上條 隆志1 1筑波大学生命環境系, 2筑波大学大学院生命環境科学研究科 【目的】 三宅島は2000年に大量の火山灰および火山ガスを放出する激しい噴火を起こした。その影響により火口近くでは裸地化した地域が存在している。著者らは2000年噴火火山灰を同一母材とし、噴火後に異なる植生発達をした3地点において、植生および土壌を2007年から継続して、植生と土壌の初期発達過程について研究してきた。本研究では、著者らが2011年に調査を行った3地点における再調査と各地点の表層土壌の微細形態学的特徴の観察を行い、発達段階の異なる地点での短期間での
Posted On 06 10月 2015

JS17-1:

腸内エコシステムの制御による新たな健康維持基盤技術の創出

福田 真嗣 慶應義塾大学先端生命科学研究所  地球環境上のあらゆる場所には微生物生態系が存在しているが、とりわけわれわれの腸管内には数百種類以上でおよそ100兆個にもおよぶ腸内細菌群(腸内細菌叢)が高密度に生息している。これら腸内細菌叢は細菌同士あるいは宿主の腸管細胞群と相互作用することで、複雑で洗練された腸内生態系、すなわち「腸内エコシステム」を形成している。腸内エコシステムは通常はこれらの同種あるいは異種細胞間の絶妙なバランスの元に恒常性を維持しているが、過度の遺伝的要因あるいは外環境由来の要因によりその恒常性が破綻してしまうと、最終的には粘膜免疫系や神経系、
Posted On 06 10月 2015

IYS-1:

Fascinating microbes in extreme environments

Nakai, Ryosuke1,2 1National Institute of Genetics, 2JSPS Research Fellow Microbes living in extreme environments or those with extremely small cell sizes (ultramicrobacteria) are useful models for the study of microbial diversity and evolution. We describe representative microbes from
Posted On 06 10月 2015

JS9-2:

九州におけるジャガイモそうか病防除のための新規栽培体系の開発

富_ 毅1, 森 清文1, 白尾 吏1, 福吉 賢三4, 三星 暢公3, 野口 勝憲3, 池田 成志4 1鹿児島県農業開発総合センター, 2長崎県農林技術開発センター, 3片倉チッカリン, 4北海道農業研究センター ジャガイモそうか病は,病原性Streptomyces spp.によって引き起こされる土壌病害で,日本のみならず世界中のバレイショ栽培で最も問題となっている。ジャガイモそうか病対策として,鹿児島県や長崎県の西南暖地の農家は,そうか病対策として米ぬかの土壌施用を行ってきたが,その発病抑制機構については明らかにされていない。また,米ぬかのみでは効果が不十分な
Posted On 06 10月 2015

JS12-1:

レトロウイルスの起源と進化

宮沢 孝幸 京都大  レトロウイルスは逆転写酵素をもち、ウイルス複製の過程でRNAのウイルスゲノムがDNAに変換される。レトロウイルスは、生殖細胞にもごくまれに感染すると考えられる。レトロウイルスが感染し、プロウイルスが組み込まれた生殖細胞由来の配偶子が受精し、その受精卵から個体が発生すると、すべての体細胞と生殖細胞のゲノムにそのレトロウイルス由来の配列が含まれることになる。この配列を、内在性レトロウイルス(endogenous retrovirus:ERV)と呼んでいる。ERV配列は、多くの哺乳類のゲノムのおよそ10%をも占めている。ほとんどのERVは、変異や欠
Posted On 06 10月 2015

JS1-2:

Regulation of N2O reductase genes by the two-component system NasST in Bradyrhizobium diazoefficiens

Sanchez, Cristina Graduate School of Life Sciences, Tohoku University, Japan The greenhouse gas nitrous oxide (N2O) is emitted from soybean rhizosphere through the degradation of the root nodules at the late growth period. Soybean hosts endosymbiotic N2-fixing soil bacteria (rhizobia)
Posted On 06 10月 2015

JS20-2:

家畜および野生動物における薬剤耐性菌の分布

浅井 鉄夫 岐阜大 人類と生活環境を共有する家畜や伴侶動物などの飼育動物に薬剤耐性菌が分布することが様々な分野で関心を集めている。これには、動物の治療などに使用される抗菌性物質が薬剤耐性菌の分布に大きく影響することが指摘され、畜産物を介して伝播する薬剤耐性菌の汚染源となる家畜における実態調査が、農林水産省により実施されるようになった。2000年頃には国内の家畜から殆ど分離されなかった第3世代セファロスポリン耐性大腸菌は、2005年ごろから肉養鶏から高頻度に分離されて注目されたが、2012年に関係業界が関連する薬剤の使用を自主規制したことにより低減した。現在、家畜に
Posted On 06 10月 2015

JS15-1:

日本に分布する有毒ラン藻とその環境特性

程木 義邦1, 大林 夏湖1, 小林 由紀2, 高巣 裕之3, 奥田 昇2, 中野 伸一1 1京都大学生態学研究センター, 2総合地球環境研究所, 3東京大学大気海洋研究所 アオコを形成するラン藻には有毒物質を生産する株が多くみられるため,上水利用される湖沼や貯水池では公衆衛生上、問題となる。肝臓毒や神経毒など10種以上報告されており、これらの毒を生産する株は世界中で16属以上報告されている。一方、日本では肝臓毒のミクロキスティンとシリンドロスパモプシン、神経毒のアナトキシン-aまたはホモアナトキシンaを生産する株が5種程度報告されている。興味深いことに、海外で有
Posted On 06 10月 2015