PM-219:植物の葉表面から単離したキチン分解細菌による病原性真菌の増殖抑制
奈須野 恵理1, 上村 卓実2, 諸星 知広1, 飯村 兼一1, 加藤 紀弘1 1宇都宮大学大学院工学研究科(宇大・院工), 2宇都宮大学工学部(宇大・工) 【目的】微生物などを生きた状態で製剤化した生物農薬は、使用回数の制限がないこと、薬剤耐性菌の出現リスクがないことなどが評価され、持続型農業の実現に向けて利用が拡大している。しかし、散布した微生物の植物への定着性が低いなどの課題も残されており、長期間安定して病害防除効果が持続する新たな生物農薬の開発が求められている。本研究では、真菌細胞壁の構成多糖の1つであるキチンに着目し、キチンを分解することで細胞壁を破壊す
Posted On 06 10月 2015