PM-220:病原性真菌を分解する細菌の単離とその真菌増殖抑制技術への応用
上村 卓実, 奈須野 恵理, 諸星 知広, 飯村 兼一, 加藤 紀弘 宇都宮大学工学部 【目的】微生物を生きたまま製剤化した生物農薬は環境への負荷が小さく、病原菌に抵抗性が生じにくいため農作物の病害防除に有効な手段として期待されている。生物農薬として利用される微生物には、植物表面での増殖が早く病原菌の生育場所を奪う防除機構が期待されるものの、散布した微生物の植物への定着性には課題があり、定着性の向上と長期間のより安定した防除効果が求められている。本研究では、真菌の細胞壁に含まれるキチンを分解することで病原性の真菌の増殖を抑制可能と考え、土壌試料からキチン分解活性の
Posted On 06 10月 2015