O29-08 : Bacillus pumilus TUAT1株芽胞を原体とするバイオ肥料の性状および育苗時の施用効果

小野 愛1,見城 貴志2,浅野 智孝2,堀 祐輔1,木村 重光1,吉川 正巳1,横山 正3 1京都農技セ・生資セ, 2朝日工業(株), 3農工大 演者らは、イネに対する増収効果を示すBacillus pumilus TUAT1株(以下、TUAT1株)について、芽胞を接種源とすると根量増加効果および根部定着性が向上することを既に報告した(小野ら、2013)。本講演では、TUAT1株芽胞を原体として試作した粒状肥料(以下、バイオ肥料)の性状およびイネに対する育苗時の施用効果を報告する。バイオ肥料はTUAT1株をTrypticase soy培地で振とう培養して得た芽胞の
Posted On 20 10月 2014
, By

P11-2 : モウソウチクの微粉砕による製パンへの応用

森永 賀亮1,唐川 紀章2,長田 啓佑2,森田 洋2 1北九州市立大・院・国際環境工, 2北九州市立大・国際環境工学 【目的】福岡県北九州市では定期伐採で切り出された竹(モウソウチク)の処理が問題となっている。モウソウチク稈には、乾燥100gあたり94.2gの食物繊維が含まれている。また、近年健康への関心の高まりから食物繊維が見直され、中でもファイバーブレッド が注目されている。そこで、本研究では竹の新たな用途開発として食用化を目的に、モウソウチクを微粉砕したもの(以下、竹粉)をパン生地に添加して、その製パン性を検討した。 【実験方法および結果】モウソウチクはプレ
Posted On 20 10月 2014
, By

P11-1 : 白神山地の樹木の表面に生息する細菌に関する研究

李 娟1,海野 裕晃2,殿内 暁夫1 1弘前大・農, 2弘前大・農 1993年に一部が世界自然遺産に登録された白神山地は、人為的影響をほとんど受けていない世界最大規模の原生的なブナ林が分布し、多種多様な動植物が生息・自生するなど貴重な生態系が保たれている。樹皮は日光の照射、乾燥、昼夜の温度変化などのストレスに絶えず晒されている環境であるが、コケ類や地衣類がその表面を覆っていることから、独特な微生物生態系が築かれている可能性が考えられる。しかし、樹木表面の微生物に関する研究はほとんど知られていない。そこで、今回、白神山地樹木の樹皮上面に生息する細菌についての研究を行
Posted On 20 10月 2014
, By

P11-3 : アカテガニ消化管からのバイオマス分解細菌の単離

三宅 克英1,裏 佳織1,北原 隆志2,柳井 清治2 1石川県立大・生物資源工研, 2石川県立大・生物資源環境学 日本の海岸に面した森林、いわゆる水辺林では甲殻類の陸ガニやエビなどの生息がよく観察される。これらの甲殻類は落ち葉や木片などのバイオマスを食料として利用する。甲殻類は森林物質循環と河口域の生態系(特に魚類生産)の中で重要な役割を果たしているが、そのバイオマス分解メカニズムはほとんどわかっていない。本研究ではアカテガニを材料として、バイオマス分解システムを明らかにし、バイオマス有効利用技術への応用をはかることを目的としている。これらのアカテガニ類は木や葉と
Posted On 20 10月 2014
, By

O13-10 : 福島復興へのバイオ技術での貢献-放射能汚染バイオマスの減容化総合技術の開発-

加藤 純一1,金原 和秀2,中村 雅哉3,佐々木 健4,中島田 豊1,平井 浩文2,新谷 政己2,大塚 祐一郎3 1広大院・先端研, 2静大院・工, 3森林総研, 広島国際学院大・工 2011年の福島第一原子力発電所の事故は膨大な量の放射能汚染した樹木、草類、農作物を残した。これら放射能汚染した植物バイオマスは、除染の重要な対象である。今のところ、放射能汚染植物バイオマスを伐採・収集し、最終的には中間貯蔵地で保管する計画が立てられている。除染対象となる植物バイオマスの量は莫大なものであるので、保管する前に大幅に容積を減量することが必須となる。本研究では放射能汚染植
Posted On 20 10月 2014
, By

O12-12 : 嫌気性水素酸化好熱細菌Thermosulfidibacterの可逆的TCA回路

布浦 拓郎1,高木 善弘1,力石 嘉人1,森 浩二2,佐藤 喬章3,原田 健史2,柳川 勝紀1,首藤 彩1,大河内 直彦1,跡見 晴幸3 1海洋研究開発機構, 2製品評価技術基盤機構, 3京大・工 TCA回路は好気性菌の代表的な炭素代謝経路であるが、アナプロレティック経路を含む分岐型TCA経路は嫌気性従属栄養細菌にも存在する。また、最も始原的な炭素固定経路の一つとされる還元的TCA回路も、好気・嫌気を問わず多様な独立栄養系統群に存在することが近年明らかにされている。  Thermosulfidibacterは始原的バクテリア系統の一つであり、独立栄養及び混合栄養で
Posted On 20 10月 2014
, By

O11-01 : Nitrous oxide (N2O) reducing denitrifiers inoculated to soil have mitigated N2O emission and promoted red clover growth

Gao Nan1,Shen Weishou1,Kakuta Hiroko1,Nishizawa Tomoyasu2,Nagamine Tadashi3,Takaya Noriko3,Isobe Kazuo1,Otsuka Shigeto1,Senoo Keishi1 1Grad. Sch. Agri. Life Sci., Univ. of Tokyo, 2Ibaraki Univ. College of Agri., 3ROM Co., Ltd In Japan, soils are main source of N2O emissions, and contr
Posted On 20 10月 2014
, By

講演要旨(Abstract)公開のお知らせ

本大会では、web上で講演要旨を閲覧することができます。 10月20日から公開しておりますので、 プログラムのリンクから御覧ください。
Posted On 20 10月 2014
, By

O11-12 : アルギン酸ビーズを利用したフィチン分解菌の局所的集積培養

原 新太郎1,宇野 亨1,田島 亮介1,伊藤 豊彰1,齋藤 雅典1 1東北大・院・農 【概要】植物残渣のモデル物質としてフィチン(IHP)含有アルギン酸ビーズを利用し、選択的にIHP分解菌を増殖させて目的とするIHP分離菌の分離に成功した。【背景】種子などの植物残渣に含まれるIHPは土壌中の重要なP(リン)源である。植物に共生するアーバスキュラー菌根(AM)菌はこれを直接吸収することはできないが、IHP分解で生じた無機態PをAM菌に供給するIHP分解菌の存在が予想される。しかし、植物残渣にはIHP以外のPが含まれるため、そこから分離した細菌が実際にIHPを分解した
Posted On 20 10月 2014
, By

O12-11 : 紅色光合成細菌Rhodopseudomonas palustrisの非増殖細胞における代謝・転写プロファイルの特徴

KANNO Nanako1,MATSUURA Katsumi1,HARUTA Shin1 1首都大学東京・院・生命 In natural environments, bacterial growth is often restricted by nutrient limitation. We reported that viability and ATP level of purple photosynthetic bacteria under starvation conditions were supported by illumination. To exa
Posted On 20 10月 2014
, By