JS9-3:ジャガイモ塊茎表皮に形成される細菌群集構造と塊茎の生育段階におけるその変化
境 雅夫, 松山 知美, 池永 誠 鹿児島大農 ジャガイモそうか病は塊茎表皮に病斑を生じる土壌病害であり、その原因菌として数種のStreptomyces属放線菌が知られている。ジャガイモ塊茎の表皮には、そうか病菌以外にも様々な細菌種が定着しており、塊茎上の細菌間に生じる相互作用は病害発生程度にも影響を及ぼす可能性がある。すなわち、塊茎表皮の細菌群を制御することにより、そうか病の発生を抑制できる可能性が考えられる。そこで本研究では、そうか病防除技術の開発に資するため、ジャガイモ塊茎表皮に生息する細菌の群集構造を経時的に調査した。 方法:ジャガイモをそうか病未発生圃場
Posted On 06 10月 2015