P15-09 : 高温固定床内のメタン発酵微生物群集のメタトランスクリプトーム解析

Tsutsumi Maho1,Ishii Shunichi2,Kouzuma Atsushi1,Ueno Yoshiyuki3,Watanabe Kazuya1 1東京薬大 生命科学部, 2J. Craig Venter Institute, 3鹿島技術研究所 メタン発酵は、廃水やバイオマス廃棄物からのバイオガス製造技術として注目されている。メタン発酵においては、複数の微生物が関わる連鎖反応によってメタンが生成され、それらの生態学的機能を理解することは重要である。本研究では、高効率なメタン発酵を可能にする高温固定床型発酵槽に着目した。この中では、微生物が高密度で固
Posted On 20 10月 2014
, By

P15-10 : Single cell genomic insights into Treponema diversity in the gut of the higher termite Nasutitermes takasagoensis.

Starns David1,2,雪 真弘3,桑原 宏和4,本郷 裕一4,Darby Alistair2,大熊 盛也1,3 1Japan collection of Microorganisms, RIKEN BioResource Center, 2Institute of Integrative Biology, University of Liverpool, 3Biomass Research Platform Team, RIKEN Biomass Engineering Program Cooperation Division, RIKEN Center
Posted On 20 10月 2014
, By

P15-11 : 高等シロアリ腸内に共生する優占種細菌3種のシングル・セルゲノム解析

雪 真弘1,桑原 宏和2,新谷 政己3,4,本郷 裕一2,4,大熊 盛也1,4 1理研CSRS・BMEP, 2東工大・院・生命理工, 3静大・院・工, 4理研BRC・JCM シロアリの腸内に共生する微生物の多くが難培養性であるため、メタゲノム解析等の培養を介さない手法によって解析が行われている。このような解析から腸内微生物群の全体像は解明できるが、得られた遺伝子がどの微生物由来であるのかを明らかにすることはできない。本研究では、様々な微生物が共生するシロアリの腸液から1細胞毎に細菌を単離し、ゲノム解析を行うことにより、個々の細菌種の腸内における役割を解明することを
Posted On 20 10月 2014
, By

P15-12 : 活性汚泥中のメタノール資化微生物の比較メタゲノム解析

浅井 佑介1,宮原 盛雄1,高妻 篤史1,渡邉 一哉1 1東京薬大・生命科学 メタノールは、化学工業などで広く用いられるC1アルコールである。メタノール含有廃水の処理には活性汚泥法が広く利用されており、その中でメタノール資化微生物を知ることは重要である。過去に活性汚泥から幾つかのメタノール資化菌が単離されているが、未だその生態的特性が十分に理解されたとは言えない。そこで本研究では、活性汚泥中の主要メタノール資化菌の特性を理解することを目的に、メタノール馴養活性汚泥のメタゲノム解析を行った。同時に、従来から特定機能微生物の獲得のために用いられているバッチ培養法および
Posted On 20 10月 2014
, By

P14-01 : 最確数法・制限酵素断片長多型解析法の排水処理に係る微生物群集解析方法への利用

堀西 直人1 1福岡工業大・院・工 最確数法・制限酵素断片長多型解析法の排水処理に係る微生物群集解析方法への利用 ○堀西直人、赤星祐美、渡邊克二 福工大・工・生命環境 Key words: MPN, PCR-RFLP 【目的】最確数法・制限酵素断片長多型解析法が、細菌群集の同定・定量に有効であることを見出し、土壌・堆肥・食品等の固相系試料を対象としてマイクロチップ電気泳動装置(MCE-202 MultiNA;島津製作所)で得たデータから効率的に微生物相の同定・定量を行うための条件検討を行っている。今回はこの方法を排水処理に関与する微生物相の解析に適用した。【方法】
Posted On 20 10月 2014
, By

P14-02 : 454シーケンスによる真核ピコ植物プランクトン群集構造解析における試料保存法の有効性

片岡 剛文1,山口 晴代1,桑田 晃2,河地 正伸1 1国環研, 2水産総合研究セ・東北区水産研 真核性海産藻類の中で細胞サイズが3µm以下のピコ植物プランクトンは、生物量及び生物学的多様性が高く、物質循環等、海洋生態系において重要な構成要素である。しかし、微小な細胞や難培養性種が多く、培養法や顕微鏡による群集解析は困難である。ピコ植物プランクトンの機能や役割を理解する為には、メタゲノム解析による網羅的な群集解析は有効な手段となり得るが、一部の真核性ピコ植物プランクトンの細胞は脆く、現場の群集構造が急速に変化するため、試料の保存方法に改善の余地がある。本研究では、
Posted On 20 10月 2014
, By

P14-04 : 海底下のドーナツ:奇妙な形態変化しながら増殖する嫌気性細菌の菌学的特徴

宮崎 征行1,酒井 早苗1,齋藤 弥生1,3,山中 結子1,齊藤 由美1,多米 晃裕2,植松 勝之2,高井 研1,井町 寛之1 1JAMSTEC, 2(株)マリンワーク・ジャパン, 3長岡技科大 海底下に生息する微生物の多くが未だ培養がなされたことがないため、その詳細な生理学的・遺伝学的な特徴はよく分かっていない。これまで海底下微生物を培養するために多くの試みがなされてきたが、重要な反応を担う微生物 (例えば、メタン生成や嫌気的メタン酸化等)や16S rRNA遺伝子に基づいた解析で示される優占種の培養は、試験管等を使う従来のバッチ式培養法では難しいことが知られてい
Posted On 20 10月 2014
, By

P14-05 : 徳島・和歌山の鉱山土壌に生育する環境適応微生物の探索

濵地 由衣1,原 将希1,井上 翔太1,高橋 昇汰1,中山 美咲1,瀬部 直之1,牧野 祐未子1,坂口 雅俊2,大岩 由利恵2,西山 賢一3 1徳島大・総合科学, 2徳島大・院・総合科学, 3徳島大・院・ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス これまで我々は、四国の吉野川流域に存在した黄銅鉱、硫化鉄鉱の鉱山跡採掘滓に存在する重金属耐性微生物について調査・報告した(佐藤ら、阿波学会紀要, 58, 187-196,2012)。徳島・和歌山地域の中央構造線南側(西南日本外帯)の四国山地には石灰岩鉱山、紀伊山地には黄銅鉱などを産出した妙法鉱山跡が存在する。そこで本研究では、こ
Posted On 20 10月 2014
, By

P14-06 : ヒトおよびウシ由来腸管出血性大腸菌O26のファイロゲノミクス解析

小椋 義俊1 1宮崎大・フロンティア科学実験総合セ 腸管出血性大腸菌(EHEC)感染症では、O157による症例が最も多いが、O157以外の血清型を示す菌株(non-O157 EHEC)による集団感染事例も世界中で頻発している。国内のnon-O157 EHEC感染症では、O26による事例が最も多く、近年増加傾向にある。また、ヨーロッパでは、ST29と呼ばれる新型の高病原性O26クローンが問題となっており、世界各地への伝播が警戒されている。しかしながら、国内でのO26クローンの分布状況やそのゲノムの特徴などはほとんど明らかとなっていない。 本研究では、O26ヒト由来臨
Posted On 20 10月 2014
, By

P14-07 : 耐アルカリ性を有するPHA合成新規細菌の探索

伊藤 駿1,柘植 丈治2,水野 康平1 1北九州高専・物質化学, 2東工大・院・総合理工 【目的】PHA(ポリヒドロキシアルカン酸)の微生物生産では、分子量や共重合体の組成が菌種と炭素源によって変化するので、新規PHA合成細菌の探索は重要である。そこで、本研究では、研究例の少ない耐アルカリ性Bacillus属に着目し、新規PHA合成菌の分離を試みた。 【方法・結果】鍾乳洞由来試料(pH8.5)からアルカリ耐性菌Bacillus sp. CR-4を分離した。CR-4は、1H-NMR測定によりPHA合成を確認したため、菌種同定を行った。その結果、16S rRNA遺伝子
Posted On 20 10月 2014
, By