S14-05 : 細胞外電子伝達の生態学的意義とは? -導電性鉱物と電子をやりとりする微生物-
加藤 創一郎1,2,3 1産業技術総合研究所 生物プロセス研究部門, 2東京大学 先端科学技術センター, 3北海道大学 農学研究院 細胞外電子伝達は呼吸の電子受容体・供与体として固体物質を利用可能な微生物がもつ分子機構である。近年、微生物の細胞外電子伝達を利用したエネルギー変換、物質生産、環境浄化に関する研究が盛んにおこなわれている。ではこれらの微生物は自然界ではどのように生きているのであろう? 細胞外電子伝達の生態学的意義とは何なのであろうか? その答えの一つとなるのが、自然界に豊富に存在する導電性物質である鉄鉱物と微生物との電子授受反応である。我々のグループは
Posted On 20 10月 2014