O22-08 : 時系列メタゲノミクスでみる西部北太平洋の微生物群集代謝機能

浜崎 恒二1,金子 亮1,荒井 渉2,豊田 敦3,藤山 秋佐夫3,本多 牧生2,高見 英人2 1東大・大気海洋研, 2JAMSTEC, 3国立遺伝研 西部北太平洋海域は,世界でも有数の漁場であり,活発な生物ポンプ作用による二酸化炭素吸収海域でもある.本研究では,西部北太平洋の亜寒帯(K2:47N, 160E)及び亜熱帯(S1:30N, 145E)海域に設置された時系列観測点において,微生物群集代謝機能の網羅的解析を行い,この海域の物質循環と生態系を理解するための最も基本的かつ重要な情報を得ることを目的とした.2010~2011年4回の「みらい」航海にて表層海水を採
Posted On 20 10月 2014

O22-07 : 海底下生命圏の地球横断的解析 –存在量・多様性を規定する因子の解明―

星野 辰彦1,2,諸野 祐樹1,2,寺田 武志3,稲垣 史生1,2 1JAMSTEC・高知コア研, 2JAMSTEC・海底資源研究開発セ, 3マリンワークジャパン 地球表層の7割を占める海底下環境は、2.9 x 1029もの微生物細胞が存在すると試算される地球上最大の生物圏である。しかし、それらの微生物の生態や機能については未知な点が多い。現在、高知コア研究所には科学海洋掘削により世界各地で採取された300以上の凍結掘削試料が保管されている。本研究では、これらの試料を海底下堆積物をターゲットに開発した最新の手法で分析し、海底下生命圏の量、多様性、機能の空間的分布を
Posted On 20 10月 2014

O22-06 : 南海トラフメタンハイドレート含有堆積物における生物的メタン生成

片山 泰樹1,吉岡 秀佳1,坂田 将1,天羽 美紀2 1産総研・地圏資源環境, 2資源機構 海底堆積物に賦存するメタンハイドレート(MH)は地球上における生物起源メタンの最大の貯蔵庫と言われている。資源量を推定する上での重要性にも関わらず、その詳細な生成機序は明らかにされていない。 我々は、南海トラフでのMH産出試験の一環で採取されたMH含有堆積物コア試料を用い、メタン生成活性及びメタン生成古細菌関連遺伝子の分布を調べた。 ラジオトレーサーを用いたメタン生成活性測定の結果、どの深度でも水素資化性の方が酢酸分解性メタン生成活性よりも高かった。454パイロシーケンシン
Posted On 20 10月 2014

O22-05 : 水圏環境からの薬剤耐性遺伝子伝播におけるハエの役割

臼井 優1,大久保 寅彦1,福田 昭1,高田 秀重2,鈴木 聡3,田村 豊1 1酪農学園大・獣医, 2東農工大・農, 3愛媛大・沿岸研セ 【目的】水圏環境における薬剤耐性菌の存在及び伝播は人の健康に影響を及ぼす懸念があるが、水圏から人間環境への伝播経路は不明である。東南アジアに位置するタイは、人間生活と河川が密接な関係にある。しかし、河川から人への耐性菌ベクターの存在は明らかでない。近年、農場からの耐性菌ベクターとしてのハエの重要性が明らかになった。そこで、水圏環境からの耐性菌ベクターとしてもハエが機能するのではないか、という仮説のもと、医療及び獣医療で問題となっ
Posted On 20 10月 2014

O22-04 : バンコク周辺の水圏環境における薬剤耐性菌とその耐性遺伝子の解析

大久保 寅彦1,臼井 優1,鈴木 聡2,高田 秀重3,田村 豊1 1酪農学園大・院・獣医, 2愛媛大・沿岸研セ, 3東農工大・院・農 環境資源 【緒論】河川等の水圏環境は抗菌性物質を含む排水に曝露されており、薬剤耐性菌や耐性遺伝子が選択・維持されやすい条件にある。また、熱帯アジアでは洪水等による水圏環境の撹乱も生じやすく、水系細菌と病原性細菌との接触の機会が多いことが予想される。そこで、異なる水圏環境における細菌の薬剤耐性状況を明らかにするとともに、水圏環境の耐性菌の存在が医療上のリスクになるかを評価するため、複数の河川から細菌を分離し、その性状を調査した。【方法
Posted On 20 10月 2014

O22-03 : 養殖場由来Vibrio sp.が保有する伝達性多剤耐性プラスミドの受容菌染色体への組み込み機構

野中 里佐1,丸山 史人2,矢野 大和3,大西 勇輝4,広瀬 侑5,鈴木 聡4,増田 道明1 1獨協医大・医 , 2京大・医, 3東大・新領域, 4愛媛大・沿岸研セ, 5豊橋技科大・環境・生命工学・エレクトロニクス先端融合研 【背景・目的】 細菌間における耐性遺伝子伝達機構の解明は、抗菌薬を使用する様々な現場における耐性菌出現・拡大の機構を理解する上で必要不可欠である。本研究では養殖場から分離された多剤耐性菌が保有する伝達性プラスミドのうち、受容菌の染色体に組み込まれるタイプに着目し、その詳細な機構を明らかにすることを目的とした。   【方法】  養殖場底泥より分
Posted On 20 10月 2014

O22-02 : 生物活性阻害剤を用いて海水中のタンパク質分解酵素活性の起源を探る

大林 由美子1,2,横川 太一3,鈴木 聡3 1横浜国大・院・工, 2筑波大・生命環境, 3愛媛大・沿岸研セ 海水中の有機物分解酵素活性は原核生物の細胞外酵素によるものとみなされるが、必ずしも細菌由来であるかどうかはわかっていない。本研究では、天然海水に、エリスロマイシン(細菌を阻害)を添加(E)、ジフテリアトキシン(真核生物とアーキアを阻害)を添加(D)、その両方を添加(ED)、どちらも添加なし(C)の各系を作成し、各系内のプロテアーゼ(アミノペプチダーゼ、トリプシン型、キモトリプシン型)活性の変化を追跡することで、海水中のプロテアーゼの起源生物を探ることを試み
Posted On 20 10月 2014

O22-01 : Biologプレートを用いたアサリ漁場の特性評価

内田 基晴1,辻野 睦1,手塚 尚明1,高田 宣武2,阿部 信一郎2,澁野 拓郎3,丹羽 健太郎3,安信 秀樹4,宮脇 大5 1水研セ・瀬水研, 2水研セ・日水研, 3水研セ・増養殖研, 4兵庫農水技総セ, 5愛知水試 【目的】アサリ漁場の土壌微生物群集について炭素源利用能を調査し,得られた情報から漁場の特性(生産性と生物多様性等)を評価することを検討した。【方法】2013年夏期に国内5カ所(海の公園,一色,赤穂,廿日市,中津)のアサリ漁場においてBiologプレート(Biolog社GN2)を用いて,干潟土壌中の細菌群集の炭素源利用能を調べた。調査は,1漁場内3定
Posted On 20 10月 2014