P25-32 : ゴエモンコシオリエビのエサは胸毛で飼うバクテリアである

和辻 智郎2,山本 麻未1,2,元木 香織1,2,羽田 枝美2,上田 賢志1,高木 善弘2,川口 慎介2,高井 研2 1日大・生物資源・応用生物, 2(独)海洋研究開発機構 基幹研究領域 深海・地殻内生物圏研究分野, 3, , 世界の深海熱水域には体に微生物を付着させて共生(外部共生)するエビやカニやゴカイが存在し、現在その外部共生菌の役割に高い関心が寄せられている。これまでに、我々は沖縄の深海熱水域に生息するゴエモンコシオリエビを用いて外部共生菌相に独立栄養性化学合成細菌やメタン酸化細菌が含まれることを明らかにしている。また、深海外部共生研究に生きた宿主を用いた
Posted On 20 10月 2014

P25-11 : 植物根部エンドファイトVeranoeaopsis simplex とその菌糸圏から分離されたバクテリアの相互作用

松岡 勇人,Khastini Rida2,成澤 才彦3 1茨城大・院農, 2東京農工大・院連合農学, 3茨城大・農, , 根部エンドファイトDSE(Dark-septate endophytic fungi)は様々な植物種の根部に定着し、その生育促進、病害抑制、あるいは環境ストレス耐性などの効果を付与する。これらの効果は、根部エンドファイトが単独で宿主植物に付与していると考えられてきた。しかし、近年、これらDSEと相互関係にあるバクテリアの存在が確認され、これらの効果への関与の可能性が示唆された。その中でも、屋久島で分離されたVeranoeaopsis simpl
Posted On 20 10月 2014

P25-33 : RNA干渉法によるアブラムシ共生関連遺伝子の機能解析

尾西 桂1,中鉢 淳1 1豊橋技科大, 2, 3, , 世界で約4400種が知られているアブラムシは、腹部体腔内に「菌細胞(bacteriocyte)」と呼ばれる特殊な細胞群を持ち、その細胞質中に共生細菌ブフネラ(Candidatus Buchnera aphidicola, Gammaproteobacteria)を収納している。ブフネラは、虫の親から子へと1億年以上にわたって垂直感染のみにより受継がれており、その過程で多くの遺伝子を失っているため、菌細胞の外では増殖できない。一方アブラムシは、餌である植物師管液に乏しい栄養分の供給をブフネラに依存しており、ブフ
Posted On 20 10月 2014

P25-12 : 圃場条件下におけるサツマイモへの窒素固定エンドファイトの接種効果

塔野岡(寺門) 純子1,鈴木 章弘1,田中 福代2,大脇 良成2 1佐賀大・農・作物生態生理学, 2農研機構・中央農業総合研究センター, 3, , 私達はこれまでに、サツマイモより分離した窒素固定エンドファイト(Bradyrhizobium sp. AT1)を無菌サツマイモ(ベニアズマ)に接種すると、生育が促進され、根および地上部で窒素固定を行うことを示してきた。本研究では、サツマイモを圃場栽培し、Bradyrhizobium sp. AT1接種による生育ならびに窒素吸収量への影響を調査した。サツマイモ(ベニアズマ、アヤムラサキ、高系14号)の栽培は、中央農業総合
Posted On 20 10月 2014

P25-13 : 好気従属栄養性窒素固定細菌と緑藻の栄養共生系の探索

西原 亜理沙1,松浦 克美1,春田 伸1 1首都大学東京・理工・生命科学, 2, 3, , 【目的】河床礫上では、窒素源の供給が限られているにもかかわらず緑藻が繁茂している様子が観察される。緑藻が優占する河床礫バイオフィルムでは、窒素固定細菌が窒素化合物の供給を担っていると予想される。本研究では、好気条件下で窒素固定する従属栄養細菌に注目し、炭酸固定産物と窒素固定産物を相互に授受する緑藻と細菌の栄養共生系を自然界から見出すことを目的とした。【方法】多摩川上流において、緑藻が優占する河川礫バイオフィルムを採取し、窒素化合物および有機炭素源を含まない寒天平板培地に塗布
Posted On 20 10月 2014

P25-14 : クロストリジウム属細菌が産生するメンブランベシクルは宿主細胞と相互作用する

永山 恭子1,尾花 望2,中尾 龍馬3,泉福 英信3,中村 幸治2,野村 暢彦2 1筑波大・生物資源, 2筑波大・院生命環境, 3国立感染研・細菌第一, , 多くの微生物は10~300 nmのメンブランベシクル(MV)を生産し、分泌する。MVは核酸やタンパク質などを含有することから、遺伝子の水平伝播や毒素等の輸送に関与していることが示唆されている。MVはグラム陰性細菌でその生産が多く報告されている一方、外膜が存在しないグラム陽性菌における報告は少ない。グラム陽性偏性嫌気性細菌であるウェルシュ菌(Clostridium perfringens)は土壌などの自然環境中
Posted On 20 10月 2014

P25-15 : AMF共生シクラメンにおけるHeat Stress及び炭疽病の交差防御と抗酸化機能変動並びにプロテオーム解析

松原 陽一1,渡邉 悟2,鷹見 直美3 1岐阜大・応用生物, 2岐阜大・院応用生物, 3 (有) 泉農園, , シクラメンでは夏期養成期に生育不良を伴う高温障害や病害が発生し、主要産地では夏越えが課題となっている。本研究では、2タイプのHeat Stressに対するAMF(arbuscular mycorrhizal fungus)共生シクラメンの生育反応、炭疽病耐性及び抗酸化機能変動を調査するとともに、Heat Stress及び病害応答性タンパク質のプロテオーム解析を行った。SHS(Shock Heat Stress:35℃恒温)・GHS  (Grad
Posted On 20 10月 2014

P25-16 : 植物由来Pseudomonas属細菌による抗菌物質2,4-ジアセチルフロログルシノール生産機構の解析

横塚 隆宏1,奈良 和樹1,染谷 信孝2,池田 宰1,諸星 知広1 1宇都宮大・院工・物質環境化学, 2農研機構・本部, 3, , ある種のPseudomonas属細菌は、抗菌物質である2,4-ジアセチルフロログルシノール(DAPG)を生産する。DAPGは植物病原性真菌に対して増殖阻害効果を示すが、Fusarium属真菌の菌体外代謝物であるフザリン酸によってDAPG生産が阻害される。本研究では、フザリン酸によりDAPG生産阻害を受けるPseudomonas属細菌の系統解析を行うとともに、フザリン酸によるDAPG生産阻害機構の解析を行った。様々な植物より単離したDA
Posted On 20 10月 2014

P25-17 : 子実体起源Pleosporales sp.およびMortierella sp.に内生するバクテリアについて

中西 布実子1,高島 勇介2,太田 寛行1,成澤 才彦1 1茨城大・農, 2東京農工大・院連合農学, 3, , 近年、菌類に内生するバクテリアが宿主菌類の形態や植物への病原性に関与していることが報告されている。このような内生バクテリア-菌類-植物間の相互関係に関する知見を得ることは、微生物の農業利用において重要である。そこで本研究では、内生バクテリア-菌類-植物間相互作用の解明のため、子実体や植物から分離した菌類における内生バクテリアの検出を試みた。茨城県内で採集した植物根部および外生菌根種の子実体から菌類を分離した接合菌類1菌株、子嚢菌類32菌株、担子菌類14菌
Posted On 20 10月 2014

P25-18 : 糸状菌Mortierella elongataに内生する新属新種細菌の性状解析

大島 翔子1,佐藤 嘉則2,藤村 玲子3,西村 歩1,西澤 智康4,成澤 才彦4,太田 寛行4 1茨城大・院農, 2東京文化財研究所, 3東京大・大気海洋研究所, 茨城大・農, 先に、演者らは畑地土壌からの糸状菌分離株Mortierella elongata FMR23-6 I-B1は菌糸内にBurkholderiaceae科細菌を保持していることを報告した。これまで、この内生細菌の分離培養には成功していなかったが、糸状菌の内生細菌画分をゲノム解析した結果、システイン要求性が明らかになり、この要求性を満たす培地条件で内生細菌の分離培養に成功した。本発表では、この内
Posted On 20 10月 2014