O31-01 : 富山県下にあるヤマシタ温泉水中の微生物群集構造の解析

吉田 秀徳1,酒徳 昭宏1,田中 大祐1,高間 俊秀2,中村 省吾1 1富山大・院・理工, 2(株)ヤマシタ 【目的】本研究では, 原始の地球環境を保持し, 有用な微生物源・酵素源と考えられる深部地下環境の微生物生態系を解明する第一歩として, 変性剤濃度勾配ゲル電気泳動 (DGGE) 法を用いて, 富山県下にあるヤマシタ温泉水中の微生物群集構造の解析を行った。【方法】ヤマシタ温泉水 (株式会社ヤマシタ, 富山市上八日町) は, 2011年4月~2012年6月と2013年8月に採水し, その中の微生物を孔径0.2μmのフィルター上に濾過捕集した。その後, 捕集した微
Posted On 20 10月 2014
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O31-02 : Light-driven transmembrane H +, Na+ and Cl- pumping is mediated by three different rhodopsins in a marine flavobacterium

Yoshizawa Susumu 1,2,Kumagai Yohei1,Kim Hana2,Ogura Yoshitoshi3,Hayashi Tetsuya3,Iwasaki Wataru1,DeLong Edward2,Kogure Kazuhiro1 1Atmosphere and Ocean Research Institute, The University of Tokyo, 2Massachusetts Institute of Technology, 3Division of Genomics and Bioenvironmental Scienc
Posted On 20 10月 2014
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O31-03 : Bacterial proteins are rapidly processed in the presence of both bacteria and ciliates

Ngo Vy Thao1,Nozawa Akino1,Obayashi Yumiko2,3,Kitamura Shin-Ichi1,Yokokawa Taichi1,Suzuki Satoru1 1Center for Marine Environmental Studies, Ehime University, Matsuyama, Ehime, Japan, 2Faculty of Engineering, Yokohama National University, Yokohama, Japan, 3Faculty of Life and Environme
Posted On 20 10月 2014
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O31-04 : 微生物の多様性と生態系機能の関係性評価に向けて:データベースと実験生態系を用いた理論的アプローチ

松井 一彰1,三木 健2,横川 太一3 1近畿大・理工, 2国立台湾大・海洋研, 3愛媛大・沿岸研セ 生物多様性の減少が、生態系機能の低下を通じて人間の社会活動に負の影響を及ぼす可能性が示唆されて久しい。生物多様性と生態系機能の関係性については、これまで概念的な説明が多くなされてきた。しかしカルタヘナ議定書など、生物多様性への影響を規制対象とする取り決めでは、科学的根拠に基づいて生物多様性を定量的に評価できる指標が必要となってくる。そこで本研究では、微生物ゲノム比較解析データベース(MBGD)より全ゲノム情報が既知の微生物種を複数種(10~478種)集めて擬似的な
Posted On 20 10月 2014
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O31-05 : 沖縄浅海域におけるミドリイシ属サンゴ共在細菌叢の年変動

伊藤 通浩1,2,大慈彌 みち子2,3,丸山 徹2,4,岡田 直子1,2,モリ テツシ1,2,中野 義勝2,5,須田 彰一郎2,3,竹山 春子1,2,4 1早稲田大学 ナノ理工学研究機構, 2JST-CREST, 3琉球大・理, 4早大院・先進理工, 5琉球大・熱帯セ 【目的】サンゴには多様な微生物が共在している。サンゴ共在細菌叢は環境条件により変動することから、サンゴ共在細菌叢の動態に関する知見は当該海域の環境評価に有用であると考えられる。そこで本研究では、サンゴ共在細菌叢と宿主サンゴの生育環境との関係の解明を目的として、環境の特徴が異なる2定点のサンゴ共在細菌
Posted On 20 10月 2014
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O31-06 : 深海底熱水活動域に生息する無脊椎動物の血リンパ中 レクチンの探索と性状解析

藤吉 奏1,和辻 智郎2,美野 さやか3,澤辺 智雄3,澤山 茂樹1,高井 研2,中川 聡1,2 1京大院・農, 2海洋機構 深海・地殻内生物圏, 3北大院・水産 深海底熱水活動域は、暗黒かつ高圧の極限環境でありながら豊かな生態系を育んでいる。現場に生息するほぼ全ての無脊椎動物は、熱水中の無機物をエネルギー源とする化学合成細菌の中から特定の細菌を選抜し、それらと共生関係を築くことで栄養を獲得している。深海の固有無脊椎動物ゴエモンコシオリエビも、腹部に密生する剛毛に特異な形態・系統の付着共生細菌を有しており、剛毛上で増殖した細菌を摂餌するような行動が観察されている。
Posted On 20 10月 2014
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O31-07 : 環境中におけるラン藻Microcystis aeruginosaのCRISPRに基づく個体群解析

上原 美翔1,中村 銀士1,左子 芳彦1,吉田 天士1 1京大院・農 【目的】有毒ラン藻Microcystis aeruginosaは各地の湖沼でアオコを形成する。本種はゲノム上の耐性機構であるCRISPRに外来因子由来配列(スペーサー)を記録している。環境中において、本種はスペーサー組成が異なる複数の個体群(CRISPR type: CT)で構成されている。先行研究より、出現頻度の高いCTが外来因子と相互作用して新規スペーサーを獲得し、CRISPRを急速に多様化させると推測された。本研究ではこの仮説を検証するために、本種のCRISPRに基づく個体群解析を行った。
Posted On 20 10月 2014
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O29-01 : 根圏微生物がダイズ根粒着生数に与える影響に関して

横山 正,中村 紘之,大津 直子 1農工大 根圏微生物がダイズの根粒着生数に与える影響の実態は不明である。そこで、異なるダイズ品種を日本各地で栽培し、根面と根内から土壌微生物を単離後、コロニーの色や形態等の違いに基づき150株を選抜した。次に、ダイズが元来持っている根粒を過剰に着生させない特性(根粒着生を抑制する機構)が欠損している根粒超多着生変異体ダイズ(Nod1-3)を滅菌培地で発芽させ、上記の株から79株に関して、それら土壌微生物を別々にNod1-3の根圏に先行接種し、1週間後にダイズ根粒菌USDA110株を接種後、約2週間栽培した。その後、各土壌微生物の先
Posted On 20 10月 2014
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O29-02 : Sinorhizobium属根粒菌のゲノム比較と宿主植物との共生に関与する因子の探索

菅原 雅之1,2,Epstein Brendan1,Young Nevin1,Tiffin Peter1,Sadowsky Michael1 1ミネソタ大, 2東北大・院生命科学 根粒菌はマメ科植物に根粒を形成し、共生窒素固定を行う土壌細菌である。この共生相互作用において、根粒菌が分泌するリポキチンオリゴ糖(Nodファクター)の構造の違いにより宿主範囲がある程度決定されているが、根粒菌の分泌タンパク質もまた宿主特異性および共生成立に関与することが明らかとされてきている。しかし、これまでにSinorhizobium(Ensifer)属根粒菌とMedicago属植物の
Posted On 20 10月 2014
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O29-03 : マメ科根粒菌の起源:β-からα-プロテオバクテリアへの根粒形成遺伝子群nodIJの水平伝播

青木 誠志郎1,伊藤 元己1,2,岩崎 渉2 1東大・院・総合文化・広域科学, 2東大院・理・生物科学 共生窒素固定に必須な根粒菌はαおよびβプロテオバクテリアに知られているが、その起源は今まで、農作物のマメ科植物の多くに着生するαプロテオバクテリアと考えられてきた。また根粒形成(nod)遺伝子群は分子遺伝学的に発見されたものの、その起源と共生機能獲得に至る分子進化については、ほどんど解析されて来なかった。我々はまず比較ゲノム解析により、根粒形成起源についての情報をもちうる遺伝子を計算推定したところ、nod遺伝子群と窒素固定遺伝子群の一部が、根粒菌全遺伝子の中から
Posted On 20 10月 2014
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