S14-02 : 電気産生微生物群集の電極電位に対する遺伝子発現応答

石井 俊一1,鈴木 志野1,Kenneth H Nealson2,Orianna Bretschger1 1J. Craig Venter Institute, Microbial & Environmental Genomics, 2Univ. Sourthern California, Dept. Earth Science Microbial respiration via extracellular electron transfer (EET) is a ubiquitous reaction that occurs throughout ana
Posted On 20 10月 2014
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S13-02 : メタゲノムアプローチによるバイオレメディエーション普及に向けた生態系評価技術の開発

木村 信忠1 産業技術総合研究所生物プロセス研究部門 日本国内には土壌汚染の対策費が多額となるため土地売却が困難と考えられる土地(ブラウンフィールド)が存在し、円滑な土地取引や土地利用など経済活動を阻害している。バイオレメディエーション(Bioremediation)は生物の代謝能を利用して汚染物質を分解することで土壌や地下水等の環境汚染の浄化を図る技術で、中でも、微生物によるバイオレメディエーションは低コストかつ投入エネルギーも少ない環境に優しい技術として利用拡大が期待されている。バイオレメディエーションには、栄養源や酸素を加えて浄化現場の土着微生物の浄化能力を
Posted On 20 10月 2014
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S12-02 : 植物-微生物共生における共通性と多様性:根粒菌と菌根菌

坂本 一憲 1千葉大学・大学院園芸学研究科 マメ科植物には根粒菌とアーバスキュラー菌根菌(AM菌)が二重に共生している。両共生菌は宿主から光合成炭素の供給を受けながら、根粒菌は固定した窒素を宿主へ供給し、AM菌はリン酸等の供給と宿主の環境ストレス耐性や病害抵抗性を高める働きをしている。菌根共生系は約4億年前に始まり、根粒共生系は約6,500万年前に菌根共生系を基礎にして構築されたと考えられている。これまでにマメ科モデル植物を用いた解析によって、共生菌からのシグナルを宿主が受容する初期伝達経路(CSP)に両共生系の共通基盤があることが知られている。しかしマメ科植物に
Posted On 20 10月 2014
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S11-02 : 電子線励起顕微鏡による超解像観察

居波 渉1,2,名和 靖矩3,福田 真大4,古川 太一2,3,川田 善正2,3 1静岡大学大学院工学研究科, 2CREST, 3静岡大学電子工学研究所, 4静岡大学創造技術大学院, 我々は、走査型電子顕微鏡と光学顕微鏡を組み合わせた超解像顕微鏡を開発している。近年、非常に微細な構造をもつ物質や数百ナノメートル以下の微粒子の開発が盛んに行われている。それらは、ウェットな環境で使用されることもある。そのため、液体中などの環境下の細胞、細菌やナノマテリアルの状態や動きを観察することは非常に重要である。液中の試料は、光学顕微鏡で観察することができる。しかし、その空間分解能
Posted On 20 10月 2014
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S33-05 : The secret life of ICE in bacterial genome evolution and adaptation

Jan Roelof van der Meer1,François Delavat1,Ryo Miyazaki1,Nicolas Pradervand1,Friedrich Reinhard1,Sandra Sulser1,Noëmie Matthey1 1Department of Fundamental Microbiology, University of Lausanne Integrative and conjugative elements (or ICE) form an important new class of mobile DNA that
Posted On 20 10月 2014
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S33-04 : Bacterial Evolution in Environment via Plasmid Conjugation

Nojiri Hideaki1 1Biotechnology Research Center, The University of Tokyo It is well-known that conjugative plasmid is an important agent in rapid adaptation of bacterial strains to some kind of environmental condition. In such evolutional process, the modification of host cell physiolo
Posted On 20 10月 2014
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S32-05 : バイオフィルムの形成抑制を目指した水処理用バイオインターフェイスの機能化

寺田 昭彦1,高橋 恵理加1,片山 美怜1,鈴木 香里1,細見 正明1  1東京農工大学 大学院工学研究院 応用化学部門 バイオフィルムは水処理リアクターの高速化に利用される一方、バイオフィルム由来のろ過膜の目詰まり(バイオファウリング)を引き起こす。淡水の確保が喫緊の課題である今日において、バイオファウリングを抑制可能な材料の開発が重要である。本研究では、バイオファウリング抑制のキーとなるバイオフィルムの生理的機能を抑える水処理用バイオインターフェイスの開発に取り組んだ。材料表面の修飾法としてグラフト重合法を用い、ポリエチレン(PE)製材料(シートおよびろ過膜)
Posted On 20 10月 2014
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S32-04 : 微生物細胞間シグナルの利用による革新的水処理技術への挑戦

豊福 雅典1,稲葉 知大1,尾花 望1,野村 暢彦1  1筑波大学 生命環境系 生物学的水処理は複合微生物系を用いた環境バイオテクノロジーの中で最も成功し,世界中で汎用されている技術の一つである.そこには,複合系特有の課題を含んでおり,その解決は水処理技術の安定化,効率化や汚泥の減容化に繋がるだけでなく,複合微生物系制御の指針となることが期待される.我々は複合微生物系制御の中で,いかにして特定の微生物群のみを制御するかについて研究を行ってきた.そこで注目しているのが,微生物間コミュニケーションである.細菌は,低分子化合物(シグナル物質)を用いてお互いにコミュ二ケー
Posted On 20 10月 2014
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S31-05 : 地球温暖化と土壌微生物

妹尾 啓史  東京大学大学院農学生命科学研究科 農耕地土壌は、温室効果ガスの一つでありオゾン層破壊作用も有する一酸化二窒素(N2O)ガスの大きな発生源である。肥料に含まれる窒素が土壌微生物による形態変化を受けてN2Oが生成する。土壌においてN2O生成や消去に関わる鍵微生物を特定・分離・解析することはN2O発生削減技術の基盤として重要である。 農耕地土壌のうち畑土壌からのN2O発生が著しい。有機質粒状肥料を土壌に施用した際のN2O発生原因微生物の特定を試みた。肥料を土壌に混合施用した際のN2O発生は主に細菌脱窒に由来していた。土壌のメタゲノム情報を参考に、菌株ゲノム
Posted On 20 10月 2014
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S31-04 : 土壌真菌群集と植物のネットワーク解析: 土壌管理への展望

東樹 宏和 京都大学 人間・環境学研究科 一握りの中にも数千・数万の細菌と真菌が息づく土壌は、科学が対象とするシステムの中でも最も複雑なものの一つである。一方で、地球レベルで喫緊の課題となっている温暖化、土壌流失、土壌汚染、食糧不足等の問題に対処するために、土壌圏の動態を包括的に理解する枠組みが求められている。本講演では、土壌真菌と宿主植物の共生ネットワークに関する次世代シーケンシング解析の成果を紹介しつつ、生態学の基礎的知見がもたらす土壌管理上の方向性について議論したい。農地であれ、森林であれ、ある植物種のバイオマスが増加すると、その相利共生(もしくは寄生)菌が
Posted On 20 10月 2014
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