OA-28 (JTK0036):

Responses of coastal microbial communities to monomeric and polymeric chemical compounds

Haider, Md Nurul, Nishimura, Masahiko, Kogure, Kazuhiro The University of Tokyo Molecular techniques have revealed that the community of marine microbes is usually composed of relatively few “majorities” appear large individuals and huge “minorities” appear few in one sample. But, it
Posted On 06 10月 2015
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JS19-4:

インドネシア産キナ(Cinchona spp.)から分離された内生菌類とその利用の可能性について

岡根 泉 筑波大学生命環境系  Cinchona属植物(キナ; アカネ科)は抗マラリア薬の原材料として利用され、インドネシアでは経済的に重要な樹種の1つである。本研究では、Cinchona属植物における内生菌の種多様性、生態的特徴および抗マラリア作用をもつシンコナアルカロイドの産生能を明らかにするとともに、分離株を保存し応用利用に向けた体制を整えることを目的とした。  西ジャワに位置するチボダス植物園(CBG)と茶・シンコナ研究所(RITC)でCinchona pubescensを採集し、葉身、葉柄、枝および樹皮から表面殺菌法により内生菌の分離・培養を行った。その
Posted On 06 10月 2015
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JS18-4:

深地層研究施設を利用した深部堆積岩および花崗岩における微生物生態学的研究

天野 由記, 佐々木 祥人, 伊勢 孝太郎, 岩月 輝希 日本原子力研究開発機構 日本原子力研究開発機構では、岐阜県瑞浪市と北海道幌延町に深部地下研究施設(瑞浪URLおよび幌延URL)を建設し、高レベル放射性廃棄物の地層処分技術の基盤となる研究開発を実施している。その一環として、我々は花崗岩を対象とした瑞浪URLおよび堆積岩を対象とした幌延URLの様々な深度から地下水試料を採取して、深部地下に生息する微生物群集分布と現存量に関する調査研究を進めてきた。その結果、現存量や微生物サイズ分布の岩層への依存性を確認するとともに、16S rRNA遺伝子のクローンライブラリー
Posted On 06 10月 2015
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JS17-4:

群集生態学のモデルシステムとしての微生物群集

瀧本 岳 東京大学大学院農学生命科学研究科 近年の技術発展により、微生物の群集構成(どの分類群がどれだけいるのか)の記述が現実的になってきた。また、微生物群集は、生態系の様々な機能や人の健康とも密接に関わっており、その構造と機能を管理するための科学体系が求められている。この背景に対応して、微生物を対象とした群集生態学の構築を目指す研究動向が活発化している。本発表ではまず、微生物の群集生態学の近年の展開を、「多様性の空間パターン」、「群集の構造とその機能性」、「微生物生態系の管理」の3つの視点からレビューする。ついで、現在の群集生態学の課題として、群集生態学における
Posted On 06 10月 2015
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JS17-2:

ミクロエコミクス (micro-ecomics) 研究を支える数理

中岡 慎治 東京大学大学院医学系研究科 微生物生態群集では、メタゲノムや COG (Cluster of Orthologous Genes) 解析によって、群集における種構成や群集が有する機能に関する情報を得られるようになってきた。一方、窒素循環など微生物群集によって担われている生態系機能(サービス)は、必ずしもオミックスデータのみから理解できるわけではない。生態学的相互作用によって生み出される群集の維持機構やサービスは、これまでに生態学の分野で発展してきた理論や数理モデルが有効であると期待される。 本講演では、古くから個体群生態学の分野で培われてきた数理モデル
Posted On 06 10月 2015
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JS16-4:

大腸菌における休眠細胞と半休眠細胞

田代 陽介1, 岡部 聡2 1静大院・工, 2北大院・工  多くの細菌では、増殖に適した環境条件においても一細胞から生じたクローン集団内に活発に増殖している細胞と非増殖状態の休眠細胞が混在する。ゲノムに変異が入らず一定の確率で出現する休眠細胞の存在は、分裂のみを増殖手段とする細菌において、表現型の多様性を確保し過酷な環境変化で生残するための一戦略として機能している。特に休眠細胞の中で殺菌性抗生物質から免れる細胞はパーシスターと呼ばれ、致死的ストレスに耐え抜く一手段として幅広い細菌でその現象が確認されている。 細菌の集団形態としてバイオフィルムが知られているが、バイ
Posted On 06 10月 2015
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JS15-4:

ラン藻由来の溶存有機物を起点とする湖沼微生物ループ構造の解明

春日 郁朗, 木戸 佑樹, 栗栖 太, 古米 弘明 東大・院・工  藻類由来の溶存有機物は、溶存有機物を起点とした食物連鎖である「微生物ループ」を支えている。従って、富栄養化湖沼で大発生するラン藻は、湖沼微生物ループにも大きな影響を与えると想定されるが、ラン藻由来の溶存有機物を起点とした微生物ループが、どのような微生物から構成されているのかは不明である。本研究では、ラン藻Microcystis aeruginosaが排出する溶存有機物を同化する湖水中の細菌群を、DNA安定同位体プロービング(DNA Stable Isotope Probing: DNA-SIP)に
Posted On 06 10月 2015
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JS14-4:

メタン生成アーキアと細胞外電子伝達

加藤 創一郎1,2,3 1産業技術総合研究所, 2北海道大学, 3東京大学 「細胞外電子伝達」は微生物の代謝機構の一つであり、微生物細胞と細胞外の固体状物質との電子授受反応を可能にする機構である。近年、微生物の細胞外電子伝達能を利用したエネルギー変換、物質生産、環境浄化に関する研究が盛んにおこなわれている。メタン生成アーキアはメタンを生成することで生育に必要なエネルギーを得るが、そのエネルギー(電子)源としては水素、ギ酸、酢酸、およびメタノール等の単純なメチル化合物といった、ごく限られた基質しか利用できないと考えられていた。しかし近年の研究により、ある種のメタン生
Posted On 06 10月 2015
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JS13-4:

有用細菌の資材化の試み

三星 暢公1, 紀岡 雄三1, 野口 勝憲1, 岡崎 和之2 1片倉チッカリン株式会社, 2北海道農研セ  有用微生物を農業利用するこころみは古くから行われている。堆肥や有機質肥料の利用は栄養成分の供給だけでなく、土壌の理化学性の改善とともに、土壌微生物の働きを高める役割がある。このように土着の微生物が豊かになると、土壌の物理性が改善され、栄養成分の循環が起こり、根圏環境が改善される。また、微生物の分泌物が根の生長促進の刺激になるなど、健全な作物生産に大いに貢献していると考えられる。 有用微生物を資材化し、土壌へ施用することは、土壌の生物性の改善につながる。例えば
Posted On 06 10月 2015
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JS12-4:

高効率dsRNAシークエンシングによる細胞内RNAウイルスワールドの発見

浦山 俊一 海洋研究開発機構 海洋生命理工学研究開発センター 生命機能研究グループ  ウイルスはその複製の場である宿主細胞と密接に関わっており、細胞死や溶菌など、様々な宿主細胞の性状・状態変化を介して生態システムとも相互作用している。このようなウイルスの作用を理解するためには、第一に対象試料中のウイルス組成を明らかにする必要があり、その手段として、宿主細胞の培養やウイルスの単離に依存しないウイルスメタゲノム配列解読手法は大きな役割を果たしている。 近年のシークエンス技術の進歩により、海や土壌、湖沼、河川など、環境中にはこれまで想定されていなかったほど多様なウイルス
Posted On 06 10月 2015
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