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JS19-4:

インドネシア産キナ(Cinchona spp.)から分離された内生菌類とその利用の可能性について

Posted On 06 10月 2015
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Comment: Off
Tag: MSf: シンポジウム19-22 (symposium 19-22)

岡根 泉
筑波大学生命環境系

 Cinchona属植物(キナ; アカネ科)は抗マラリア薬の原材料として利用され、インドネシアでは経済的に重要な樹種の1つである。本研究では、Cinchona属植物における内生菌の種多様性、生態的特徴および抗マラリア作用をもつシンコナアルカロイドの産生能を明らかにするとともに、分離株を保存し応用利用に向けた体制を整えることを目的とした。
 西ジャワに位置するチボダス植物園(CBG)と茶・シンコナ研究所(RITC)でCinchona pubescensを採集し、葉身、葉柄、枝および樹皮から表面殺菌法により内生菌の分離・培養を行った。その結果、計521 菌株を分離し、形態およびrDNA ITS領域塩基配列に基づいた種同定によりCBGからは25種、RITCからは22種を認めた。菌が高頻度で分離されたのは葉身および葉柄であり、30%超の分離頻度を示したのはGlomerella (Colletotrichum)とDiaporthe (Phomopsis)属菌であった。特にColletotrichum boninenseとPhomopsis sp.が高頻度で分離された。さらにRITCにおいてはC. calisayaも採集し、上記組織に加えて根、花および果実を供試し、計687菌株を分離した。それらを96形態種に類別した後、分子情報に基づき42種に同定した。本植物においては枝からの分離頻度が高い点でC. pubescensとは菌の分離傾向が異なったが、高頻度で分離されたのはGlomerella (Colletotrichum)および未記載種を含むDiaporthe (Phomopsis)属菌であった。さらにC. calisayaから分離された96形態種についてシンコナアルカロイドの産生能を調査した結果、40形態種においてキニン産生能が、また37形態種でキニジン産生能が認められ、特にDiaporthe (Phomopsis)属菌が高産生能を示した。
 今後、異なる植物に由来する分離株間の分類学的比較およびシンコナアルカロイド産生能の比較解析により菌株の特性評価を行う必要がある。なお、本研究で得られた代表的菌株は、インドネシアのInaCC、日本のNBRCに寄託・登録し、提供可能とする予定である。

keywords:シンコナアルカロイド,*Cinchona calisaya*,*Cinchona pubescens*,内生菌,マラリア

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