P25-37 : 改良型バイオアッセイ法による海洋性光合成細菌Rhodovulum sulfidophilumのN-acyl-homoserine lactone (AHL) 生産の検証

寺田 岳史1,沖見 卓哉1,梅影 創2,菊池 洋2 1豊橋技科大・院工・環境生命工, 2豊橋技科大・院工, 3, , グラム陰性菌に属する海洋性光合成細菌Rhodovulum sulfidophilumは、菌体外に自身の核酸を放出し、フロックと呼ばれる菌の凝集体構造を形成する。我々は過去の研究において、グラム陰性菌のクォーラムセンシングに関わる一般的なシグナル分子であるN-アシルホモセリンラクトン(AHL)を包接するα-シクロデキストリンが本菌のフロックの維持を阻害することを見出している。このことから、本菌のAHL生産とフロック維持に相関関係があること
Posted On 20 10月 2014

P25-6 : Phylogeny and Functions of Bacterial Communities Associated with Field-Grown Rice Shoots

大久保 卓1,2,池田 成志1,3,佐々木 和浩1,大島 健志朗4,服部 正平4,佐藤 雅志1,南澤 究1 1東北大・院生命科学, 2農環研, 3北海道農業研究センター, 東京大・院新領域, Metagenomic analysis was applied to bacterial communities associated with shoots of two field-grown rice cultivars, Nipponbare and Kasalath. In both cultivars, shoot microbiomes were domina
Posted On 20 10月 2014

P25-38 : 緑膿菌のQuorum sensingが口腔バイオフィルムを制御する?

森永 花菜,稲葉 知大,大浦 啓,豊福 雅典,内山 裕夫,野村 暢彦 1筑波大・院生命環境, 2, 3, , 【背景と目的】環境常在菌である緑膿菌は、口腔内にも存在することが知られている。口腔における緑膿菌は非常に数の少ないマイナーな細菌だが、口腔ケアが不十分な高齢者では高頻度に検出され、敗血症や感染性心内膜炎、誤嚥性肺炎と言った重篤な疾患の原因となる。通常、口腔内には数百種の細菌が存在し、それらがバイオフィルム(BF)を形成することで恒常性が保たれている。こうした中で、緑膿菌が病原性を発揮するためには、常在菌を抑え、口腔で優占化する必要があるが、その機構について
Posted On 20 10月 2014

P25-7 : 水生植物-微生物共生系を構成する新規植物成長促進根圏微生物

牧野 彩花1,玉木 秀幸1,遠山 忠2,田中 靖浩2,森 一博2,池 道彦4,森川 正章3,鎌形 洋一1 1産総研・生物プロセス研究部門, 2山梨大・院医学工学総合研究部, 3北海道大・院地球環境科学, 大阪大・院工, 【目的】近年、陸生植物と同様に水生植物にもその成長を促進する根圏微生物(PGPR:Plant Growth Promoting Rhizobacteria)が発見された。しかしながら、水生植物のPGPRは1種しか報告がなく、水生植物と根圏微生物の共生系に関する知見は非常に少ない。そこで、本研究では、水生植物のPGPRを広範に探索し、その植物成長促進
Posted On 20 10月 2014

P25-8 : 根コロニー形成に関わる走化性の「個性」 -植物有益細菌と植物病原菌の比較から-

奥 正太1,緋田 安希子1,Tunchai Mattana1,三谷 公美惠1,末松 真樹子1,田島 誉久1,中島田 豊1,加藤 純一1 1広島大・院先端物質科学・分子生命機能科学, 2, 3, , 【目的】走化性とは、化合物の濃度勾配を感知して誘引または忌避応答を示す行動である。運動性をもつ土壌細菌は、植物根滲出液などを目標にした走化性により根圏へと接近し、植物根にコロニーを形成すると考えられている。そのため、植物-微生物相互作用において走化性は重要である。しかし、多様な土壌細菌において根コロニー形成に関わる走化性機構が同一であるか不明である。本研究では、植物有益
Posted On 20 10月 2014

P25-9 : 青枯病菌Ralstonia solanacearumの植物感染に重要な走化性物質の探索

緋田 安希子1,奥 正太1,田島 誉久1,中島田 豊1,加藤 純一1 1広島大・院先端物質科学・分子生命機能科学, 2, 3, , 【目的】青枯病菌Ralstonia solanacearumは土壌伝染性植物病原菌である。青枯病菌の植物感染には走化性が関与すると報告されている。青枯病菌は根滲出液成分に誘引され感染に至ると考えられるが、いずれの物質が感染に重要であるかは未だ不明である。そこで本研究では、青枯病菌の植物感染に重要な走化性物質の探索を試みた。 【方法・結果】青枯病菌の植物関連物質に対する走化性を測定したところ、根滲出液主要成分とされるアミノ酸、L-リンゴ
Posted On 20 10月 2014

P25-11 : 植物根部エンドファイトVeranoeaopsis simplex とその菌糸圏から分離されたバクテリアの相互作用

松岡 勇人,Khastini Rida2,成澤 才彦3 1茨城大・院農, 2東京農工大・院連合農学, 3茨城大・農, , 根部エンドファイトDSE(Dark-septate endophytic fungi)は様々な植物種の根部に定着し、その生育促進、病害抑制、あるいは環境ストレス耐性などの効果を付与する。これらの効果は、根部エンドファイトが単独で宿主植物に付与していると考えられてきた。しかし、近年、これらDSEと相互関係にあるバクテリアの存在が確認され、これらの効果への関与の可能性が示唆された。その中でも、屋久島で分離されたVeranoeaopsis simpl
Posted On 20 10月 2014

P25-33 : RNA干渉法によるアブラムシ共生関連遺伝子の機能解析

尾西 桂1,中鉢 淳1 1豊橋技科大, 2, 3, , 世界で約4400種が知られているアブラムシは、腹部体腔内に「菌細胞(bacteriocyte)」と呼ばれる特殊な細胞群を持ち、その細胞質中に共生細菌ブフネラ(Candidatus Buchnera aphidicola, Gammaproteobacteria)を収納している。ブフネラは、虫の親から子へと1億年以上にわたって垂直感染のみにより受継がれており、その過程で多くの遺伝子を失っているため、菌細胞の外では増殖できない。一方アブラムシは、餌である植物師管液に乏しい栄養分の供給をブフネラに依存しており、ブフ
Posted On 20 10月 2014

P25-12 : 圃場条件下におけるサツマイモへの窒素固定エンドファイトの接種効果

塔野岡(寺門) 純子1,鈴木 章弘1,田中 福代2,大脇 良成2 1佐賀大・農・作物生態生理学, 2農研機構・中央農業総合研究センター, 3, , 私達はこれまでに、サツマイモより分離した窒素固定エンドファイト(Bradyrhizobium sp. AT1)を無菌サツマイモ(ベニアズマ)に接種すると、生育が促進され、根および地上部で窒素固定を行うことを示してきた。本研究では、サツマイモを圃場栽培し、Bradyrhizobium sp. AT1接種による生育ならびに窒素吸収量への影響を調査した。サツマイモ(ベニアズマ、アヤムラサキ、高系14号)の栽培は、中央農業総合
Posted On 20 10月 2014

P25-13 : 好気従属栄養性窒素固定細菌と緑藻の栄養共生系の探索

西原 亜理沙1,松浦 克美1,春田 伸1 1首都大学東京・理工・生命科学, 2, 3, , 【目的】河床礫上では、窒素源の供給が限られているにもかかわらず緑藻が繁茂している様子が観察される。緑藻が優占する河床礫バイオフィルムでは、窒素固定細菌が窒素化合物の供給を担っていると予想される。本研究では、好気条件下で窒素固定する従属栄養細菌に注目し、炭酸固定産物と窒素固定産物を相互に授受する緑藻と細菌の栄養共生系を自然界から見出すことを目的とした。【方法】多摩川上流において、緑藻が優占する河川礫バイオフィルムを採取し、窒素化合物および有機炭素源を含まない寒天平板培地に塗布
Posted On 20 10月 2014