PA-021:長野県、中房温泉バイオマット中生態系形成過程における脂肪酸炭素同位体比解析
長谷川 潤1, 中川 麻悠子2, 森 宙史3, 黒川 顕2, 山田 桂太1, 吉田 尚弘1,2 1東工大・総理工, 2東工大・地球生命研究所, 3東工大・生命理工 水圏環境では微生物による膜状群集構造(バイオマット)が普遍的に形成される。特に温泉は初期地球に類似した環境であると考えられており、生命が誕生して間もない時代の生態系とその進化を推測する手掛かりとして注目されてきている。既往研究では、古環境解析の一手法としてバイオマット中の有機物成分濃度とそれらの同位体比とが分析され、特に脂肪酸とその同位体比は微生物種の代謝を明らかにする手法として用いられている(Osbu
Posted On 06 10月 2015