OA-32:

好冷・好気・貧栄養性Chloroflexi門の優占 〜 大型湖の有酸素深水層をニッチとするユニークな細菌群集

岡崎 友輔1, 程木 義邦1, 田中 敦2, 中野 伸一1 1京都大学 生態学研究センター, 2国立環境研究所 大水深の大型湖沼において有酸素深水層は、貯水量の大半を占め、生態系や物質循環の中で重要な役割を担っている。しかしそこに生息する細菌群集に関する知見は、深海以上に少ないのが現状である。 本発表では、琵琶湖全域の深水層で優占が見つかった細菌系統CL500-11を対象とした研究を中心に紹介する。CL500-11はChloroflexi門Anaerolineae綱に属し、16S rRNA遺伝子塩基配列で97%以上の相同性を示すクラスターを形成する、難培養系統であ
Posted On 06 10月 2015

PD-054:

淡水・海水・汽水域 Accumulibacterが好む環境は?

小寺 博也1, 金田一 智規1, 大橋 晶良1 1広島大学大学院 工学研究院  多くの下水処理場で実施されている生物学的リン除去(EBPR)においてリン除去を担う微生物としてCandidatus “Accumulibacter phosphatis” (Accumulibacter)が知られている。Accumulibacterは現在分離培養出来ておらず、特異的性質などその大半が未解明のままである。一方で分子生物学的解析手法の発達により、Accumulibacterの遺伝子学的、形状形質的特徴が少しずつ明らかになっている。その例としてポリリン酸キナーゼ(ppk 1)
Posted On 06 10月 2015

PA-005:

Metagenomic analysis of viral communities in Osaka bay, Japan

Watai, Hiroyasu1, Nishimura, Yosuke2, Mihara, Tomoko2, Omae, Kimiho1, Honda, Takashi1, Yamamoto, Keigo3, Hingamp, Pascal4, Goto, Susumu2, Ogata, Hiroyuki2, Sako, Yoshihiko1, Yoshida, Takashi11Kyoto univ. agri., 2Kyoto univ. chem. res., 3Osaka pref. EAF., 4Aix-Marseille univ. [Introduc
Posted On 06 10月 2015

PL-202:

バイオフィルム間隙水中の有機物は微生物の栄養基質となりうるか?

浅田 智也1, 土屋 雄揮2, 江田 志磨2, 森崎 久雄1,2 1立命大 院 生命, 2立命大 生命  バイオフィルムは、様々なものの表面に形成され、主に微生物と微生物が生産する細胞外ポリマー(以下、EPS)、その隙を満たす間隙水で構成されている。これまで本研究室では、1)間隙水中に周辺水中より非常に高濃度(数百倍以上)で有機物や無機イオンが存在すること、2)間隙水中の主な有機物は、低分子量の糖(グルコースやマルトースなど)であることを明らかにしてきた。しかし、これらの糖がバイオフィルム内の微生物に利用されるのか、されるのであればどのように利用されるのかはまだ調
Posted On 06 10月 2015

PA-019:

N2O production by ammonia-oxidizing bacteria from mesotrophic sediments in coastal environments

Imaizumi, Daisuke1, Soo, Kentaro2, Takahashi, Reiji1, Ueda, Shingo1, Fukui, Manabu3, Nakagawa, Tatsunori1 1College of Bioresource Sciences, Nihon University, 2Graduate School of Bioresource Sciences, Nihon University, 3The Institute of Low Temperature Science, Hokkaido University 【目的】
Posted On 06 10月 2015

OA-33:

下水処理UASB汚泥から高頻度に検出される未培養微生物の基質利用推定と分離培養の試み

千葉 有紀1, 佐藤 江美1, 林 真由美1, 井口 晃徳1, 山口 隆司2, 原田 秀樹3, 重松 亨1 1新潟薬大・応生, 2長岡技大・環, 3東北大・NICHe 【背景】Caldiserica門は2009年に提唱された比較的新規のバクテリア門で、現在報告されている分離株はCaldisericum exile AZM16c01Tのみの難培養グループである。既往研究よりCaldiserica門に属する未培養phylotypeが下水処理UASB汚泥から高頻度に検出され、重要な機能を担う事が示唆された。本研究は、未培養phylotype (OP5) の機能・生態の解
Posted On 06 10月 2015

PE-068:

n-アルカン分解メタン生成培養系の群集構造解析

山田 大之1, 藤岡 大地1, 新里 尚也2, 齋藤 星耕2, 青山 洋昭2, 高見澤 一裕3, 中村 浩平3 1岐阜大学大学院応用生物科学研究科, 2琉球大学熱帯生物圏研究センター, 3岐阜大学大学院応用生物科学部 現在、最も利用比率の高いエネルギー資源である石油(原油)は、中国やインドなどの振興国における需要の増加により枯渇が懸念されている。一方で、地下には60%近くの原油が残存しており、採掘コストの問題から回収が困難となっている。この問題に対し、微生物によって原油を分解し、よりエネルギー効率の高いメタンに変換して回収する方法が提唱されている。Zenglerら
Posted On 06 10月 2015

PA-007:

Occurrence and fate of Synechococcus in the dark hypolimnion in deep freshwater Lake Biwa

Takasu, Hiroyuki1, Nakano, Shin-ichi2 1AORI, Tokyo Univ., 2CER, Kyoto Univ. The Cyanobacteria of the genus Synechococcus (Syn) is widely distributed freshwater lake world wide. They are one of the groups with the smallest size in phytoplankton communities, and are vulnerable to microz
Posted On 06 10月 2015

PA-020:

低濃度アンモニウム供給Down-flow Hanging Spongeリアクターにおける硝化特性の解析

杉山 和哉1, 内野 匠2, 坂矢 すみれ2, 田代 陽介1, 二又 裕之1 1静大院・工, 2静大・工 富栄養化汽水湖の水質浄化を図る一環として、生態系の活用による浄化能力の強化は有効な手立ての一つと考えられる。静岡県浜松市に位置する佐鳴湖は全国でも有数の富栄養化汽水湖であり、これまで窒素循環に関わる微生物生態系の解析を実施してきた。その結果、底泥表層において脱窒および硝化微生物群が最も高密度で生息していることが示されまた興味深いことに佐鳴湖では硝化アーキア(AOA)が優占していた。そこで本研究では佐鳴湖における硝化を把握する一環として、硝化微生物の分離に向けた
Posted On 06 10月 2015

OA-34:

海洋細菌単離株を用いた増殖期と溶存有機物生成の評価

後藤 周史1, 多田 雄哉2, 鈴木 光次1,2, 山下 洋平1,2 1北大院環境, 2北大院地球環境 海洋細菌は、溶存有機物(Dissolved organic matter; DOM, 0.2—0.7 _m以下のサイズ)の消費者であると同時に生成者である。巨大な有機炭素プールを構成する海洋DOMの90%以上は生物学的に難分解性のDOM(Refractory DOM; RDOM)であり、近年RDOM生成における海洋細菌の重要性が指摘された。これまでに天然細菌群集培養を用いたRDOM生成実験が行われてきた。しかし、種々の細菌が存在する細菌群集培養では、細菌種により
Posted On 06 10月 2015