JS4-2:

マイクロ流体デバイスを用いた分裂酵母の一細胞計測システム

中岡 秀憲, 若本 祐一 東京大学大学院総合文化研究科 同一遺伝型の細胞であっても遺伝子発現量や成長率などの表現型は個々の細胞によってばらついていることが広く認識されるようになり、一細胞レベルでの表現型の不均一性と集団レベルでの表現型がどのように関係しているのかを明らかにすることが次の課題となっている。ある外部環境における一細胞レベルでの表現型分布を調べるにあたって、典型的なBatch cultureでは細胞の増殖とともに細胞密度や培地成分の変動が生じてしまうという問題がある。また、実測される集団内の表現型分布は集団ダイナミクスによるバイアス(増殖に有利な表現型の
Posted On 06 10月 2015

JS7-2:

Zymomonas mobilis の耐熱性と耐熱化

高坂 智之1,3, 櫻田 朋子2, 加藤 舜1, 白丸 優希1, 吉田 咲紀2, 山下 舞子2, 中島 康之2, 松谷 峰之介1, 村田 正之2, 山田 守2,3 1山口大学農学部, 2山口大学大学院医学系研究科, 3山口大学中高温微生物研究センター 山口大学中高温微生物研究センターは、東南アジア各国との長期にわたる共同研究の成果として、中温微生物より比較的高い温度で生育可能な微生物群が亜熱帯から熱帯地域に生育していることを明らかとし、これらを「中高温微生物」と名付けた。我々は、この「中高温微生物」を利用して、次世代発酵技術である高温発酵の開発や耐熱性の原理の理解
Posted On 06 10月 2015

JS10-1:

Predator-prey relationship in microbial food web in the deep North Pacific

FUKUDA, Hideki1, UCHIMIYA, Mario1, KANEKO, Ryo1, YANG, Yanhui1, HAMASAKI, Koji1, NAGATA, Toshi1 1Atmosphere and Ocean Research Institute, The University of Tokyo, 2Atmosphere and Ocean Research Institute, The University of Tokyo, 3Atmosphere and Ocean Research Institute, The Universit
Posted On 06 10月 2015

JS18-1:

地下環境におけるCO2の再利用を目指した電気化学的微生物メタン変換システムの構築

前田 治男1, 五十嵐 雅之1, 福島 直哉2, 小林 肇2, 佐藤 光三2 1国際石油開発帝石(株), 2東京大学 本研究においては、CO2排出が主因と考えられる地球温暖化問題、さらには化石燃料をベースとしたエネルギー資源枯渇問題を解決する手段としてCCSにより地下に隔離されたCO2を微生物反応によりメタンに変換し、有用資源である天然ガスとして再利用する技術の構築を目指している。 電気化学的微生物メタン生成の反応プロセスにおいては、地下に常在している水素資化性メタン生成菌がCO2をメタンに変換する際に、水素分子を直接利用する代わりに油層水等をソースとするプロトン
Posted On 06 10月 2015

JS21-2:

環境を汚染する難分解性農薬分解遺伝子群の水平伝播

永田 裕二, 大坪 嘉行, 津田 雅孝 東北大学・大学院生命科学研究科  人類の活動によって環境に放出された様々な環境汚染物質を分解・資化する細菌が存在する。難分解性芳香族化合物分解細菌では、一連の代謝酵素遺伝子群が共通の発現制御を受けるクラスターとしてプラスミド、トランスポゾン、ICE (integrative and conjugative element) などの可動性遺伝因子上に存在し、水平伝播することが明らかになっている。可動性遺伝因子と担う形質の組み合わせは多様であり、基本的な機構は薬剤耐性や病原性に関わる遺伝子の水平伝播と同じであると考えられる。一方
Posted On 06 10月 2015

JS13-1:

共生微生物の多様性情報を活用したテンサイからの有用細菌の効率的な選抜

岡崎 和之1, 鶴丸 博人2, 大和田 琢二3, 高橋 宙之1, 南澤 究2, 池田 成志1 1農研機構・北農研, 2東北大院生命, 3帯広畜産大  植物の根圏に生息し、作物の生育促進をもたらす細菌(PGPR: Plant Growth-Promoting Rhizobacteria)の研究およびそれらを活用した微生物資材の開発は、化学肥料削減を目的に古くから取り組まれてきたが、多くの微生物資材は圃場における施用効果が不安定であることが問題とされてきた。 我々の研究グループは、接種したPGPRが多様な農業環境で安定した効果を得るには、対象作物に定着しやすいこと(親
Posted On 06 10月 2015

JS2-2:

Links between structure and function of aquatic bacterial communities

Yokokawa, Taichi1, Matsui, Kazuaki2, Miki, Takeshi3 1JAMSTEC, 2Kinki University, 3National Taiwan University Bacterial community in aquatic environments plays important roles in processes of organic matter degradation and remineralization. Concern that the relationship between bacteri
Posted On 06 10月 2015

JS5-2:

水田生態系に生息する新規typeIメタン酸化細菌の分離と同定

浅川 晋 名古屋大学大学院生命農学研究科  好気性のメタン酸化細菌は主としてγ(typeⅠ)およびα(typeⅡ)プロテオバクテリアに属する。水田には、これまで分離されてきたtypeⅡだけでなく培養可能なtypeⅠも生息することが培養法とFISH法により示されている。田面水および水稲根圏より得られた新規typeⅠ菌株の分類学的検討結果を紹介する。 田面水より分離したFw12E-Y株は0.9×1.7μmの短桿菌で運動性を有し、中温性・好中性、最適NaCl濃度は0〜0.1%であった。DNAのG+C含量は57.1 mol%、主要な脂肪酸、キノンはC16:1とC14:1、
Posted On 06 10月 2015

JS16-1:

細菌の飢餓生残におけるエネルギーの役割:嫌気性光合成細菌の非増殖期での光エネルギー利用

菅野 菜々子, 松浦 克美, 春田 伸 首都大院・生命 自然環境中での栄養源供給は不安定であり、多くの細菌は飢餓状態であるとされる。一部の細菌では芽胞や休眠形態形成により飢餓環境を生き延びるが、芽胞を形成しない大部分の細菌が飢餓環境でどのように生残しているのかは不明な点が多い。非胞子形成菌が飢餓条件で細胞を維持し生残するためにもエネルギーが必要と考えられている。しかし従属栄養細菌にとって栄養源飢餓はエネルギー源飢餓も引き起こすため、生残とエネルギーの関係は十分解析されてこなかった。そこで本研究では嫌気性光合成細菌である紅色非硫黄光合成細菌を使用した。紅色光合成細菌
Posted On 06 10月 2015

JS22-2:

原始的な陸上植物と共生する菌類,アツギケカビ目: その分類と菌根共生について

山本 航平1,2 1信州大学大学院総合工学系研究科, 2学振特別研究員(DC) コケ植物から種子植物に至る陸上植物の約9割は,生育に必須な土壌無機塩類や水分の効率的な吸収を菌根菌に依存している.そのため,陸上植物の祖先が過酷な陸上環境に進出し,その後に繁栄を遂げた際にも,菌根共生が重要な役割を果たしたと考えられている.特に,グロムス門(Glomeromycota)のアーバスキュラー菌根菌は多様な植物を宿主とし,この中には最も祖先的な陸上植物である苔類も含まれる.加えて,植物が初めて陸上進出を果たしたとされる約4億年前には,グロムス門が植物と共生していたことが化石か
Posted On 06 10月 2015