PG-095:

通性嫌気性鞭毛虫Suigetsumonas clinomigrationisの微細構造と増殖生理

近藤 竜二, 岡村 嵩彦 福井県立大学海洋生物資源学部 【目的】従属栄養性鞭毛虫(HNF)は、水圏の微生物食物網で細菌捕食者として重要な役割を担っている。無酸素水塊や底泥などの嫌気環境でも微生物食物網が認められ、好気環境に生息するHNFと同等以上の細菌捕食活性を潜在的に有することが明らかとなってきた。しかしながら、嫌気性HNFの生理生態は殆ど解明されていない。本研究では、水月湖から分離した嫌気性HNFの分類学的位置を明らかにするとともに、増殖および細菌捕食に関する生理学的な基礎的知見を得ることを目的とした。 【方法】水月湖の嫌気層からHNFを集積培養し、キャピラリ
Posted On 06 10月 2015
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PN-225:

黄砂飛来にともなう真菌群集構造およびAlternaria alternata現存量の変動

山口 進康, 林 俊明, 朴 鐘旭, 一條 知昭, 那須 正夫 阪大院・薬 【目的】日本には毎年約400万トンの黄砂が飛来すると推測されており、これまでに当研究室では、黄砂とともに微生物が長距離移動していることを明らかにしている。しかし、飛来する微生物が下流域のヒトの健康に与える影響について、その詳細は不明である。真菌は、ヒトへの病原性を示すもの、アレルゲンとなりうるものが多数知られており、そのモニタリングは重要である。そこで、黄砂の飛来による生活環境の大気中の真菌群集構造およびAlternaria alternata現存量の変動を明らかにした。 【方法】2013
Posted On 06 10月 2015
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PJ-186:

ヒト腸内微生物叢における窒素固定活性とnifH遺伝子の多様性

猪飼 桂1,2, 板倉 学3, 西嶋 傑4, 鶴丸 博人3, 須田 亙4, 蔦谷 匠4, 冨塚 江利子2, 田所 聖志2, 馬場 淳5, 小谷 真吾6, 夏原 和美7, 森田 彩子2, 米田 穰4, 井上 潤一8, 大熊 盛也8, 本郷 裕一9, 山本 太郎1, Peter Siba10, 服部 正平4, 南澤 究3, 梅崎 昌裕21長崎大院医歯薬, 2東大院医, 3東北大院生命科学, 4東大院新領域, 5東京外語大AA研, 6千葉大文, 7赤十字秋田看大, 8理研BRC JCM , 9東工大院生命理工, 10PNG医学研 シロアリを代表とする一部の無脊椎動物の共
Posted On 06 10月 2015
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PJ-167:

The double symbiotic life: plant-associated Burkholderia are also associated with bordered plant bugs (Heteroptera: Largidae)

Takeshita, Kazutaka1,2, Matsuura, Yu3, Itoh, Hideomi2, Navarro, Ronald2, Hori, Tomoyuki2, Kamagata, Yoichi1,2, Kikuchi, Yoshitomo1,2 1Hokkaido univ. agri., 2AIST, 3Hokkaido univ. env. Diverse animals and plants possess symbiotic microorganisms in their bodies, many of which maintain t
Posted On 06 10月 2015
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PJ-166:

Evolution of verrucomicrobia from ectosymbionts to endonuclear symbionts of protists in the termite gut

Nagura, Yuichi1, Harada, Mami1, Izawa, Kazuki1, Murakami, Takumi1, Ohkuma, Moriya2, Kuwahara, Hirokazu 1, Hongoh, Yuichi 1,2 1Tokyo Institute of Technology, 2RIKEN BRC-JCM Protists in the termite gut harbor symbiotic bacteria on their cell surface, within the cytoplasm, and occasional
Posted On 06 10月 2015
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PJ-165:

Genetic diversity of Methylobacterium spp. on rice in Vietnam

Lai, Trinh Anh Khoa1, Miwa, Hiroki1, Masuda, Sachiko1, Yasuda, Michiko 1, Okazaki, Shin1 1Tokyo University of Agriculture and Technology Rice is the most widely consumed as staple food for the world’s human population, especially in Asia. South Vietnam is one of the largest rice produ
Posted On 06 10月 2015
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PI-140:

Physiological characterization of Nitrosomonas mobilis-like strain isolated from autotrophic nitrifying granule

Soe, Myat Thandar1, Norisuke, Ushiki1, Hirotsugu, Fujitani1, Satoshi, Tsuneda1 1Department of Life Science and Medical Bioscience, Waseda Uni, Nitrification is an important step in biological wastewater treatment system. In bioreactors, nitrifying granules are produced to improve nitr
Posted On 06 10月 2015
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PH-113:

A GenomeNet resource for virus-host interaction network analyses

Mihara, Tomoko1, Nishimura, Yosuke1, Uehara, Hideya2, Hingamp, Pascal1,3, Goto, Susumu1, Ogata, Hiroyuki1 1Institute for Chemical Research, Kyoto University, 2SGI Japan, Ltd., 3Aix Marseille Universit_, CNRS Viruses infect a wide range of cellular organisms from higher animals to tiny
Posted On 06 10月 2015
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PG-104:

硫酸還元細菌が生成に関わるバイオミネラルの特性解析

由井 嵐士1, 久保田 博子1, 餅原 弘樹1, 鈴木 渓1, 越智 章富2, 小暮 敏博3, 田代 陽介1, 二又 裕之1 1静大院・工, 2静大・工, 3東大院・理学系研究所 微生物が鉱物生成に関与していることが明らかになるに伴い、それらバイオミネラルの多様な形態や機能に多くの関心が持たれつつある。本研究室では、汽水湖底泥を接種源とした微生物燃料電池(MFC)負極上から、six-well plate法にて分離した微生物が生成するバイオミネラルが蓄電能を有することを見出している。そこで本研究では、生成微生物および生成物質を特定し、特性を明らかにすることを目的とし
Posted On 06 10月 2015
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PG-103:

花に生息する嫌気性細菌に関する研究

板橋 貴智1, 上野 一輝1, 石毛 太一郎2, 新村 洋一1, 川崎 信治1 1東農大院・バイオ, 2東農大・ゲノム解析センター 【目的】嫌気性細菌であるビフィズス菌の多くは動物腸管内に生息するが、例外としてミツバチの腸管から高いO2耐性を示すビフィズス菌が単離された報告がある。そこで我々はミツバチの腸内細菌が花に由来すると推定した。糖源として蜜が豊富な花には特有の微生物叢の存在も推定されることから、2006年から花に生息する嫌気性細菌の探索を行っている。その結果、花から乳酸など酸を生成する嫌気性細菌のコロニーが多く検出され、花に特有の嫌気微生物叢の存在が強く推
Posted On 06 10月 2015
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