OH-04:

比較ゲノム解析が明らかにする亜硝酸酸化細菌Nitrospiraの生態学的ニッチ

牛木 章友1, 藤谷 拓嗣1, 関口 勇地2, 常田 聡1 1早大院・生医, 2産総研 【背景】亜硝酸酸化は排水処理場における生物学的窒素除去プロセスの重要な反応であり、主にNitrospira属に属する細菌群が担っている。排水処理槽内には系統学的に異なる2種類のNitrospira群が生息しており、生理学的性質の違いを基に棲み分けしていることが報告されている。しかしながら、Nitrospiraは分離培養が困難な微生物であるため、その性質の多くは調査できず、Nitrospira群の棲み分けは謎に包まれている。本研究では、排水処理槽内から分離培養した2系統のNitr
Posted On 06 10月 2015

PH-126:

嫌気環境下で見出される未培養門細菌のゲノム再構成とその機能解明

関口 勇地1, Hugenholtz Philip2, 大橋 明子1, 山内 敏弘3 1産業技術総合研究所バイオメディカル研究部門, 2Australian Centre for Ecogenomics, The University of Queensland, 3クボタ化水株式会社 環境中には未培養微生物により構成される高次分類群(未培養細菌門、綱など)が多数存在する。未培養細菌門は少なくても50門以上存在することが示されており、その機能解明は微生物学の重要なフロンティアの一つである。それら未培養細菌門の多くは嫌気環境下で見出されることが多いが、その培養は困難
Posted On 06 10月 2015

PD-051:

嫌気性アンモニウム酸化細菌由来ヒドラジン合成酵素の精製

押木 守1, 荒木 信夫1, 岡部 聡3 1長岡工業高等専門学校, 2長岡工業高等専門学校, 3北海道大学 嫌気性アンモニウム酸化(anammox)反応とは嫌気的にアンモニウムを窒素ガスまで酸化する反応であり、亜硝酸が電子受容体として用いられる。Anammox反応においてヒドラジンは中間代謝物であり、ヒドラジン合成酵素がアンモニウムおよび一酸化窒素からヒドラジンを合成する。ヒドラジン(N2H4)は分子内に窒素原子の二重結合をもつ化合物であり、窒素の二重結合を有する化合物を合成する酵素は一酸化窒素還元酵素(Nor)とヒドラジン合成酵素のみが知られている。ヒドラジンは
Posted On 06 10月 2015

PI-143:

Growth-promoting, dormancy and awakening of previously uncultured microorganisms Nitrospira

MURAKAMI, Chiho1, KINDAICHI, Tomonori1, OHASHI, Akiyoshi1, AOI, Yoshiteru2 1Hiroshima Univ. eng., 2Hiroshima Univ. ISSD It is well known that the majority of environmental microorganisms resist from cultivation, especially in pure culture. Although this phenomenon is an essentially im
Posted On 06 10月 2015

PD-052:

Gemmatimonas aurantiacaによる亜酸化窒素(N2O)の還元

外山 結加1, 押木 守1, 荒木 信夫1 1長岡工業高等専門学校, 2長岡工業高等専門学校, 3長岡工業高等専門学校 【背景・目的】亜酸化窒素(N2O)ガスが地球温暖化に与える効果は二酸化炭素ガスの300倍であり,オゾン層破壊に強く寄与することも明らかとなってきた。こうした背景からN2Oを消費し、無害化する微生物に注目が集まっている。Gemmatimonas aurantiacaは2003年に下水処理場活性汚泥から分離された細菌であり、Gemmatimonadetes門を代表する細菌である。環境試料に対する16S rRNA遺伝子解析から、本細菌は土壌環境に数%程
Posted On 06 10月 2015

PI-155:

亜酸化窒素還元細菌をターゲットとする集積培養装置から単離されたDechloromonas sp.Azospira sp.の亜酸化窒素還元活性

末永 俊和1, 堀 知行2, 中川 洋佑1, 利谷 翔平1, 細見 正明1, 寺田 昭彦1 1東京農工大学大学院 工学府, 2産業技術総合研究所 N2OをN2に還元する経路は脱窒反応の最終段階であるN2O還元反応のみと言われており、この反応を担うN2O還元細菌を利用したN2O放出抑制技術への応用が期待される。本研究では高活性なN2O還元細菌の獲得を目指し、集積培養装置(Gas-Permeable Membrane Device (GPMD))を開発し、活性汚泥に生息するN2O還元細菌の集積、単離を試みた。GPMDは中空糸ガス透過膜が内封されておりN2Oをバブルレス
Posted On 06 10月 2015

PD-053:

EGSBリアクターの立ち上げ時に発生した嫌気性バルキング現象に関わる糸状性微生物の解析

山田 剛史1, 関谷 努力2, 中野 淳2 1豊橋技術科学大学 環境・生命工学系, 2住友重機械エンバイロメント株式会社 EGSBリアクターは、UASBリアクターよりも高速・高負荷運転に適しており、中・高濃度有機性廃水の中核的な処理技術として認知されている。EGSBリアクターの安定的な運転にとって、リアクター内部における高濃度グラニュール汚泥の形成と廃水との良好な固液分離は、リアクターの成否に関わる重要な機構の一つであるといえる。我々は、廃水性状の異なる飲料系有機性廃水を処理する実規模のEGSBリアクター2基(EGSB-AおよびEGSB-B)の立ち上げ期間において
Posted On 06 10月 2015

PO-235:

複合汚染の微生物分解におけるジクロロメタン、ベンゼン及びトルエンの相互作用

吉川 美穂1, 張 銘1, 豊田 剛己2 1産総研, 2東京農工大学BASE 地下水・土壌汚染の浄化対策にバイオレメディエーションが適応されているが、複数の汚染物質の共存下では分解の促進や阻害などの相互作用が生じることが知られている。ジクロロメタン(DCM)、ベンゼン、トルエンの3種の揮発性有機化合物(VOCs)は単独存在下での好気的微生物分解が速く、バイオレメディエーションによる浄化が可能である。これらの共存下で生じる相互作用を微生物叢の変化に基づき解明することを目的に、本研究を行った。DCM、ベンゼン、トルエンによる複合汚染サイトから採取した土壌を微生物源とし
Posted On 06 10月 2015

PD-054:

淡水・海水・汽水域 Accumulibacterが好む環境は?

小寺 博也1, 金田一 智規1, 大橋 晶良1 1広島大学大学院 工学研究院  多くの下水処理場で実施されている生物学的リン除去(EBPR)においてリン除去を担う微生物としてCandidatus “Accumulibacter phosphatis” (Accumulibacter)が知られている。Accumulibacterは現在分離培養出来ておらず、特異的性質などその大半が未解明のままである。一方で分子生物学的解析手法の発達により、Accumulibacterの遺伝子学的、形状形質的特徴が少しずつ明らかになっている。その例としてポリリン酸キナーゼ(ppk 1)
Posted On 06 10月 2015

PO-236:

食用油分解菌Pseudomonas sp. NP-2株の単離とキャラクタリゼーション

傳田 あゆ美, 酒徳 昭宏, 田中 大祐, 中村 省吾富山大・院・理工 【目 的】一般家庭から,年間約10万トンも排出されている廃食用油を処理する手段として,食用油分解菌とその産生リパーゼの利用が検討されている。また,分解菌の産生リパーゼは,食品加工や化粧品,洗剤などで幅広く利用されているが,さらに高機能なリパーゼとその産生菌が求められている。そこで,我々は,新たな食用油分解菌の単離を試み,計43株の分解菌を得ることに成功した。今回は,その中で最も分解能が高かったNP-2株について報告する。 【方 法】まず,海水や土壌などの試料から,1%(w/v)キャノーラ油を含
Posted On 06 10月 2015
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