PL-201:

バイオフィルムの形成に抗菌材が与える影響の解析

安田 怜子1, 宮崎 真秀2, 土屋 雄揮2, 江田 志磨2, 森崎 久雄1,2 1立命大 院 生命, 2立命大 生命  抗菌材とは細菌の増殖を抑制する効果(抗菌効果)を持つ材料のことである。抗菌効果は、実験室レベルで単一菌株を用いた短期間の実験により評価されてきており、様々な菌が存在する環境(例えば屋外)で長期間の実験はまだ行われていない。これまでの研究で、抗菌材を屋外に約1ヶ月間設置すると、その表面に微生物がバイオフィルムを形成することが解ってきた。また、屋外ではバイオフィルム内の環境や微生物に光が影響を与えることも解ってきている。そこで本研究では、光の影響を
Posted On 06 10月 2015

PL-212:

運動性非依存的な付着をするグラム陰性細菌Paracoccus denitrificansのバイオフィルム形成因子の解析

吉田 圭太朗1, 豊福 雅典1, 野村 暢彦1 1筑波大・院生命環境 バイオフィルム(BF)は固体表面に付着した微生物の集合体であり、環境中の細菌の主要な存在形態であると考えられている。グラム陰性細菌によるBF形成機構は運動性を有するモデル細菌を用いてこれまでに詳細な解析が行われており、固体表面への菌体の可逆的付着、不可逆的付着、マイクロコロニー形成、BFの成熟化、菌体の脱離、という形成サイクルが知られる。細菌の運動性は、このBF形成過程における菌体の初期付着やBF立体的構造、菌体がBFから脱離する際に重要である。一方、非運動性細菌も環境中に存在し、BFを形成して
Posted On 06 10月 2015

PL-202:

バイオフィルム間隙水中の有機物は微生物の栄養基質となりうるか?

浅田 智也1, 土屋 雄揮2, 江田 志磨2, 森崎 久雄1,2 1立命大 院 生命, 2立命大 生命  バイオフィルムは、様々なものの表面に形成され、主に微生物と微生物が生産する細胞外ポリマー(以下、EPS)、その隙を満たす間隙水で構成されている。これまで本研究室では、1)間隙水中に周辺水中より非常に高濃度(数百倍以上)で有機物や無機イオンが存在すること、2)間隙水中の主な有機物は、低分子量の糖(グルコースやマルトースなど)であることを明らかにしてきた。しかし、これらの糖がバイオフィルム内の微生物に利用されるのか、されるのであればどのように利用されるのかはまだ調
Posted On 06 10月 2015

PL-213:

緑膿菌の細胞間コミュニケーションはアルギン酸生産によって選択的に阻害される

楊 佳約1, 豊福 雅典1, 酒井 亮祐1, 舘田 一博2, 野村 暢彦1 1筑波大学大学院生命環境科学研究科, 2東邦大学医学部微生物・感染症学講座 多くの微生物は環境中でバイオフィルムのような集団で存在しており、互いにコミュニケーションをとり合っている。微生物は集団においてシグナル物質を使った細胞間コミュニケーションを行い、バイオフィルム形成、毒素生産、呼吸といった集団行動制御することが知られているが、細胞間コミュニケーションが成り立つためにはシグナル物質が細胞に届き、受容体と結合することが重要である。環境常在菌で日和見感染菌である緑膿菌(Pseudomona
Posted On 06 10月 2015

PL-203:

抗菌材表面に形成されたバイオフィルム内の細菌群集構造解析

花田 芽衣1, 安田 怜子1, 土屋 雄揮2, 江田 志磨2, 森崎 久雄1,2 1立命館大学大学院 生命科学研究科, 2立命館大学 生命科学部 抗菌材は細菌の増殖速度を低下させ、増殖の停止を早めることが解っている。ところが抗菌材を自然環境や生活環境で使用した場合、その表面にはバイオフィルムが形成される。これまで本研究室では、シンクに長期間(約5年間)設置した抗菌材の表面に形成されたバイオフィルムを解析してきた。その結果、バイオフィルム内には、非抗菌材表面のバイオフィルムと同程度の密度で細菌が存在し、非常によく似た群集構造になっていることが解ってきた。抗菌材を長期
Posted On 06 10月 2015

PL-214 (JTK):

反射顕微鏡法により見えてくる微生物腐食とバイオフィルムの関係性

渡辺 宏紀1, 稲葉 知大2,3, 豊福 雅典5, 宮野 泰征4, 野村 暢彦5 1筑波大・生命環境, 2筑波大院・生命環境, 3産総研・環境管理, 4秋田大院・工学資源学研究科, 5筑波大・生命環境系 微生物腐食(MIC)は微生物の活動が主要な因子とされる金属腐食であり、常温・中性環境下においても金属材料が大きな腐食損傷を受ける場合がある。よって、その理解と防止が求められている。MICの発生した金属表面には微生物によるバイオフィルム(BF)の形成が観察されており、BF形成がMICの進行に大きな影響を与えていることが考えられていた。しかし、技術的な問題からBF形成
Posted On 06 10月 2015

PL-204:

洗濯槽常在菌と発生臭気との関連性解析結果

海老 敬行1, 城 隆太郎1, 瀧本 悠菜2, 埴原 鉱行1, 須田 亙3,4, 服部 正平3,5, 岩崎 英明1 1ライオン株式会社分析技術センター, 2ライオン株式会社オーラルケア研究所, 3東京大学大学院新領域創成科学研究科, 4慶應義塾大学医学部微生物学免疫学教室, 5早稲田大学理工学術院大学院先進理工学研究科 【背景】当社先行研究により、洗濯槽内から発生する不快臭の主成分はジメチルスルフィド等の硫黄系化合物であることが明らかとなった。実家庭で長期間使用した洗濯槽には、菌や多糖などで構成されたバイオフィルム様の汚れが付着することが知られており、硫黄系化合物
Posted On 06 10月 2015

PL-205:

環境に応じて形を変える微生物集団

清川 達則1, 豊福 雅典2, 八幡 穣3, 野村 暢彦2 1筑波大・院・生命環境, 2筑波大・生命環境系, 3MIT・Dept. Civil Environ. Eng,  バイオフィルム(BF)は環境中に偏在する微生物の集合体である。BFは単純な微生物の塊ではなく、栄養源の代謝などに最適化された秩序だった構造を有している。このBFは細胞外多糖や細胞外DNAなどから構成される細胞外マトリクス(EPS)に覆われている。EPSは物質表面との付着や菌体同士の結合、BF構造の維持、物質の拡散阻害、高いストレス耐性など様々な機能をBFに付与することが知られている。我々の先行
Posted On 06 10月 2015

PL-206:

Paenibacillus属細菌のバイオフィルム中に形成される芽胞の特性

横山 佳奈1, 尾花 望1, 久保田 浩美2, 富山 大輔2, 蓮見 基充2, 野村 暢彦1 1筑波大院・生命環境, 2花王・安全性科学研 グラム陽性菌のPaenibacillus属細菌は、バイオフィルム及び芽胞形成能を持つ。さらに本属菌が形成する芽胞は強力な殺菌剤に対しても耐性を持つことから、完全に除去することが困難であり、食品腐敗や製品劣化の原因となる。しかしPaenibacillus属細菌のバイオフィルムや芽胞形成に関する知見は少なく、それらの制御につながる新規知見が求められている。そこで、本研究では環境中から単離されたPaenibacillus属細菌におけ
Posted On 06 10月 2015

PL-207:

ロドコッカス属細菌の凝集体ライフサイクルにはNonribosomal peptide synthetaseが関与する

茂木 亮介1, 長田 啓司1, 菊子 拓真1, 稲葉 知大2, 尾花 望3, 豊福 雅典3, 野村 暢彦3 1筑波大院・生命環境, 2産総研・環境管理, 3筑波大・生命環境系 微生物の中には、自己凝集による集団構造体である凝集体を形成するものがいる。凝集体を形成した微生物は、微生物の産業利用における固液分離の容易化や酵素の固定化担体としての働きが期待される。したがって、微生物の凝集形態をコントロールすることは産業面において便益をもたらすため、凝集体の形成メカニズムやその制御に関する知見を得ることは重要である。  Rhodococcus sp. SD-74は当研究室
Posted On 06 10月 2015
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