PK-195:毛髪に付着する細菌のプロファイリングを利用した個人の異同識別
西 英二1,2, 田代 幸寛1, 酒井 謙二1 1九大院・生資環, 2大分県警・科捜研 【目的】 毛髪試料は,犯罪現場から採取される機会が多い試料の1つである。しかし,毛髪試料からのDNA型検出率は低く,実際の犯罪捜査には十分に有効活用できていない。そこで,鑑定困難な毛髪に付着する細菌叢と容疑者から採取した毛髪の細菌叢のプロファイリングを比較することにより,容疑者の絞り込みが可能かどうかについて検討した。 【方法】 被験者16名から採取した頭毛をサンプルとし,最初の採取から3か月後及び6か月後まで追跡調査を行い,頭毛細菌叢の変動を検討した。また,一部の毛髪は
Posted On 06 10月 2015