JS12-4:

高効率dsRNAシークエンシングによる細胞内RNAウイルスワールドの発見

浦山 俊一 海洋研究開発機構 海洋生命理工学研究開発センター 生命機能研究グループ  ウイルスはその複製の場である宿主細胞と密接に関わっており、細胞死や溶菌など、様々な宿主細胞の性状・状態変化を介して生態システムとも相互作用している。このようなウイルスの作用を理解するためには、第一に対象試料中のウイルス組成を明らかにする必要があり、その手段として、宿主細胞の培養やウイルスの単離に依存しないウイルスメタゲノム配列解読手法は大きな役割を果たしている。 近年のシークエンス技術の進歩により、海や土壌、湖沼、河川など、環境中にはこれまで想定されていなかったほど多様なウイルス
Posted On 06 10月 2015

JS15-4:

ラン藻由来の溶存有機物を起点とする湖沼微生物ループ構造の解明

春日 郁朗, 木戸 佑樹, 栗栖 太, 古米 弘明 東大・院・工  藻類由来の溶存有機物は、溶存有機物を起点とした食物連鎖である「微生物ループ」を支えている。従って、富栄養化湖沼で大発生するラン藻は、湖沼微生物ループにも大きな影響を与えると想定されるが、ラン藻由来の溶存有機物を起点とした微生物ループが、どのような微生物から構成されているのかは不明である。本研究では、ラン藻Microcystis aeruginosaが排出する溶存有機物を同化する湖水中の細菌群を、DNA安定同位体プロービング(DNA Stable Isotope Probing: DNA-SIP)に
Posted On 06 10月 2015

JS10-4:

インド洋酸素極小層の表層堆積物中の微生物相と有機物消費過程

野牧 秀隆 海洋研究開発機構 インド洋北東部では、水塊中の溶存酸素濃度が0.4_Mを下回るほどの顕著な酸素極小層が発達している。その影響下にある堆積物表層および堆積物中の生物は、底層水の溶存酸素濃度によってその分布や代謝に大きな制約を受けていると考えられる。我々は、酸素極小層内の酸素濃度の勾配と、堆積物中の微生物相・有機物消費過程の関係を探るため、堆積物中の微生物群集構造解析および海底現場での培養実験を行った。試料採取および現場実験は、底層水の酸素濃度の異なる酸素極小層内の3地点で行い、間隙水の栄養塩濃度、有機物濃度、微生物の多様性および定量解析、そしてメタゲノム
Posted On 06 10月 2015

JS18-4:

深地層研究施設を利用した深部堆積岩および花崗岩における微生物生態学的研究

天野 由記, 佐々木 祥人, 伊勢 孝太郎, 岩月 輝希 日本原子力研究開発機構 日本原子力研究開発機構では、岐阜県瑞浪市と北海道幌延町に深部地下研究施設(瑞浪URLおよび幌延URL)を建設し、高レベル放射性廃棄物の地層処分技術の基盤となる研究開発を実施している。その一環として、我々は花崗岩を対象とした瑞浪URLおよび堆積岩を対象とした幌延URLの様々な深度から地下水試料を採取して、深部地下に生息する微生物群集分布と現存量に関する調査研究を進めてきた。その結果、現存量や微生物サイズ分布の岩層への依存性を確認するとともに、16S rRNA遺伝子のクローンライブラリー
Posted On 06 10月 2015