P22-31 : 植物共存真菌類の多様性解析におけるLocked Nucleic Acid (LNA)技術を用いた選択的PCR増幅法

田淵 雅和1,池永 誠2,境 雅夫2 1鹿児島大・院・農, 2鹿児島大・農, 3, , 真菌類の一部は、植物の共存者として植物の生育に密接に関わっており、それらを農業利用するには、植物共存真菌類の多様性を把握する事が不可欠である。しかし、分子生物学的手法により、真菌類のバーコード領域であるITS領域をPCR増幅して真菌類の多様性解析を行った場合、抽出時に混入した植物DNAが過剰に増幅される重大な問題が存在する。そのため、真菌類に特異的なプライマーが開発されているが、ごく一部の分類群しか標的にできない、或いは植物DNAの増幅を完全に抑制できないという問題が未だ存在し
Posted On 20 10月 2014
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P22-32 : Analysis of Early Microbial Community in Recent Volcanic Deposits of Mt. Merapi, Indonesia

Lathifah N. Annisa1,2,Guo Yong1,Prijambada Irfan D.2,Ohta Hiroyuki1 1Ibaraki Univ. College of Agri., 2Grad. Sch. of Biotechnol., Universit. Gadjah Mada, Indonesia, 3, , Mt. Merapi is one of the most active volcanoes in Indonesia. Due to the 2010 eruption, the land around the mountain
Posted On 20 10月 2014
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P22-33 : N2O発生スポットであるジャガイモ地上部残渣からの糸状菌の分離

星野(高田) 裕子1,秋山 博子2,中島 泰弘2,山本 i昭範2,3 1農環研・生物生態機能, 2農環研・物質循環, 3東京学芸大・教育, , 【背景・目的】亜酸化窒素(N2O)は強力な温室効果ガスかつオゾン層破壊物質で、その主要な発生源である農耕地におけるN2O発生メカニズムの解明は重要な課題である。筆者らは、圃場における作物の栽培期間を通したN2O連続モニタリングにより、地表に作物残渣がある比較的好気的な状態でN2Oが発生し、糸状菌脱窒の可能性があることを見出した。そこで、ジャガイモ栽培において、作物残渣がある時
Posted On 20 10月 2014
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P22-34 : 東日本大震災の津波浸水による農地土壌微生物群集への影響

浅野 亮樹1,早川 敦1,志村 洋一郎1,稲元 民夫1,福島 淳1 1秋田県大・生物資源, 2, 3, , 東北太平洋沖地震の震央に近い地域で津波浸水した農地において、土壌微生物群集の解析を行い、近くの浸水を免れた土壌との比較を行った。 土壌試料は宮城県東松島市内の浸水を免れた水田(UF)、約2週間浸水した水田(ST)、約2ヶ月間浸水した水田(LT)から採取した。試料は津波浸水の1年後、2年後および3年後に採取した。土壌試料の物理化学的な分析を行うとともに、DNAを抽出し、真正細菌に特異的な8F/518Rプライマーを用いて16S rRNA遺伝子断片をPCR増幅、配
Posted On 20 10月 2014
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P22-35 : 土のミクロ団粒内にみられる異形の細菌細胞群

服部 勉,服部 黎子 1アチックラボ, 2, 3, , 土にはシルト(珪酸鉱物の微小粒子)、粘土、腐植が強固に結合したミクロ団粒が存在し、細菌の重要な棲み場所となっている (T.Hattori and R.Hattori, 1976)。こうしたミクロ団粒の超博切片を透過型電子顕微鏡TEMで観察すると、通常の培養細菌では見られない細菌細胞像が多数存在する。今回のポスター発表では、さまざまの土で見られた種々のTEM像を提示し、土で生きる細菌の生活過程について、あらたな可能性を提起する。 keywords:異形細菌細胞像観察,土のミクロ団粒,,,
Posted On 20 10月 2014
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