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P25-48 : 緑膿菌のQuorum Sensingシステムは生息地によって異なる

Posted On 20 10月 2014
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遠矢 正城1,豊福 雅典2,木暮 一啓3,野村 暢彦2
1筑波大・生物資源, 2筑波大・院生命環境, 3東京大・大海研, ,

近年の研究では単純な構造をもつ真正細菌もヒトと同様にコミュニケーションを行うことが明らかとなっている。Quorum sensing(QS)はそのような微生物間コミュニケーションの一つであり、細菌特有のシグナル物質を用いて一定以上の菌体密度に到達したことを感知し、特定の遺伝子の転写活性の促進または抑制を行う機構である。QS研究のモデル細菌である緑膿菌は、2種類のアシルホモセリンラクトン(AHL)とPQSなどのキノロン系のシグナル物質を介してQSが行われ、自らの毒素生産、運動性、バイオフィルム形成などの様々な機能が調節されている。現在までに抗生物質耐性やバイオフィルム形成の制御に重点が置かれ、実験株においてQS研究が盛んに行われてきた。しかし、土壌や淡水域・海洋といった実際の自然環境中に存在する緑膿菌株については知見が乏しい。本研究では河川・沿岸領域・外洋領域より単離された緑膿菌株についてQSに用いられるシグナル物質の生産量を見るとともに、QSにより調節を受けているとされる毒素生産の定量やコロニー形態の観察をし、比較を行った。その結果、実験株PAO1や沿岸領域で単離された株では活発なPQS生産やピオシアニン生産が見られ、つやのあるコロニー形態を示すのに対し、河川や外洋領域で単離された株ではPQS生産やピオシアニン生産は低下し、しわ状のコロニーを示した。さらに単離源が同じ緑膿菌株ではそれらが同様の傾向であることも示唆された。これより緑膿菌におけるQSシステムが、環境に応じて改良されると考えられる。これらの知見はQSの生態学的な役割を考えるうえで重要であると思われる。

keywords:cell-cell communication,Quorum sensing,Pseudomonas aeruginosa,,

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