JS17-2:ミクロエコミクス (micro-ecomics) 研究を支える数理
中岡 慎治 東京大学大学院医学系研究科 微生物生態群集では、メタゲノムや COG (Cluster of Orthologous Genes) 解析によって、群集における種構成や群集が有する機能に関する情報を得られるようになってきた。一方、窒素循環など微生物群集によって担われている生態系機能(サービス)は、必ずしもオミックスデータのみから理解できるわけではない。生態学的相互作用によって生み出される群集の維持機構やサービスは、これまでに生態学の分野で発展してきた理論や数理モデルが有効であると期待される。 本講演では、古くから個体群生態学の分野で培われてきた数理モデル
Posted On 06 10月 2015