P23-11 : 宮崎県鵜戸湾に於ける栄養塩・有機物の分布と微生物叢の解析

早﨑 有紀1,坂本 和貴1,田岡 洋介1 1宮崎大学 農学部 海洋生物環境学科, 2, 3, , 宮崎県日南市の沿岸海域は地場産業としてイセエビなどの水産資源が豊富にある。このような水産資源を持続的に利用するには、周辺海域の環境状況の把握が重要であるが、当該地域における水質や底質、その物質循環に介在する微生物群集に関する知見は殆ど無いのが現状である。そこで本研究では、水質・底質の分布に関連する基礎的知見を得るため、日南市に位置する鵜戸湾の栄養塩・有機物の分布調査を実施した。鵜戸湾全体並びに鵜戸港内に定点を設け、2013年12月に調査を実施した。採水器を用いて、表層
Posted On 20 10月 2014
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P23-12 : 嫌気性共発酵による廃グリセリンと下水汚泥の資源化

倉橋 健介1,木村 知恵2,徳本 勇人2 1大阪府立大学工業高等専門学校 総合工学システム学科 環境物質化学コース, 2大阪府立大学大学院 工学研究科 物質・化学系専攻 化学工学分野, 3, , 【背景と目的】廃グリセリンは天然油脂をバイオディーゼル燃料(BDF)に加工する際に副生するが、触媒である強アルカリを含むなどの問題から有効な用途がなく、その処理が問題となっている。一方、下水汚泥は下水道の普及などに伴って増加しているが、そのほとんどは化石燃料を用いて焼却、埋め立て処分されている。そこで本研究では、廃グリセリン中のアルカリによって下水汚泥を可溶化するとともに
Posted On 20 10月 2014
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P23-13 : 牛ルーメン液を用いた古紙分解に関わる微生物群の解明

李 哲揆1,浅野 亮樹2,稲元 民夫2,馬場 保徳3,多田 千佳3,福田 康弘3,中井 裕3 1東京大学大学院農学生命科学研究科, 2秋田県立大学生物資源学部, 3東北大学大学院農学研究科, , (背景)  我々は東北復興次世代エネルギー研究開発プロジェクトの一環として、これまで未利用であった草本木質系バイオマスからの効率的なエネルギー生産を目指している。過去の研究から牛ルーメン液を用いて古紙の前処理を行うことにより、古紙が分解されその後のメタン発酵効率が上昇することが示された。この前処理系内では、有機酸の蓄積によりpHが著しく低下するなど、牛のルーメン内とは異な
Posted On 20 10月 2014
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