JS7-3:

細胞内共生の成立機構の解明と宿主細胞の環境適応力の増強

藤島 政博 山口大・院理工、AMED-NBRPゾウリムシ、山口大・中高温微生研  ミトコンドリアや葉緑体の獲得に貢献した細胞内共生は現在も繰り返して行われ、新たな細胞構造と機能の獲得による真核細胞の進化の原動力となっている。その成立過程を解明するには、宿主と細胞内共生生物とを一時的に分けて維持し、その後,両者を混合して細胞内共生を同調して誘導し、経時的変化を追跡できる実験系が必要になる。しかし、大部分の細胞内共生系では、宿主か細胞内共生生物の一方または両方がパートナーの存在なしでは生存不能なほどに一体化が進行しており、多数の細胞に細胞内共生を同調して誘導可能な材料
Posted On 06 10月 2015
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JS5-4:

バイオ肥料を利用した水稲の増収減肥栽培技術の実用化

横山 正1, 大津 直子1, 岡崎 伸1, 小島 克洋1, 山谷 紘子2, 吉川 正巳3, 寺内 良平4, 高木 宏樹4, 阿部 陽4 1東京農工大学大学院農学研究院, 2日本大学生物資源学部, 3京都府農林水産技術センター農林センター環境部, 4岩手生物工学研究センター   1970年代頃から、土壌微生物学分野の研究において、作物根圏に生息する一群の微生物が様々な養分吸収を促進させ、作物の生産性向上に役立つことが明らかとなってきた。これらの研究は、当初、収量増加を主目的としたものであったが、化学肥料削減による低コスト化や環境負荷軽減に資するものとして近
Posted On 06 10月 2015
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JS6-4:

The development of soil microbial community during vegetation recovery and pedogenesis on the new volcanic deposits of Miyake-jima

GUO, Yong1, HIRANO , Akinori1, FUJIMURA, Reiko1, SATO, Yoshinori2, NISHIZAWA, Tomoyasu1, KAMIJO, Takashi3, NARISAWA, Kazuhiko1, OHTA, Hiroyuki1 1Ibaraki University College of Agriculture, 2National Research Institute for Cultural Properties Tokyo, 3Faculty of Life and Environmental Sc
Posted On 06 10月 2015
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JS7-4:

温暖化に伴う感染症の分布変化

前田 健 山口大学中高温微生物研究センター 温暖化に伴い様々な生態系の変化が起こっている。ウイルス感染症においても地球温暖化の影響は大きく、その一番顕著な例が節足動物媒介感染症である。デング熱と日本脳炎を例に挙げて説明する。 1)デング熱 昨年、国内でデング熱の流行があった。国内での流行は、ヒトスジシマカが媒介していたが、東南アジアではネッタイシマカがデングウイルスを媒介している。国内にネッタイシマカが存在しないことから、国内での定着はないと予測されている。しかし、ネッタイシマカが生息した場合は、このように安心してはいられなかったであろう。ネッタイシマカは、台湾ま
Posted On 06 10月 2015
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PH-110:

Quality control of bacterial single-amplified genome sequences

Maruyama, Toru1,2, Mori, Tetsushi1,2, Yamagishi, Keisuke1,2, Takeyama, Haruko1,2 1Dept. of Life Sci. & Med. Biosci., Waseda Univ., 2CREST, JST Whole genome amplification (WGA) techniques have enabled us to access unexplored genomic information via sequencing of single-amplified g
Posted On 06 10月 2015
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PH-123:

ヒト唾液菌叢の構造と機能の概日変動

高安 伶奈1, 須田 亙1,2, 小鳥遊 景泰1, 服部 正平4 1東大院・新領域, 2慶應・医, 3東大院・新領域, 4早稲田・先進理 ヒト常在細菌はホストのホメオスタシスや生活習慣と大きな関連があることが知られているが、それらが日常生活の中で菌叢の変動にどの程度影響するのかについての知見は少ない。我々は、詳細な経時サプリングが可能な唾液細菌叢における日内変動の解析を行った。6名の健常者から 数時間ごとに3日間採取した唾液検体から細菌叢 DNA を抽出し、16S rDNA V1-2 領域の 454 GS FLX を用いた 16S アンプリコン解析を行うことで、各
Posted On 06 10月 2015
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