JS10-1:

Predator-prey relationship in microbial food web in the deep North Pacific

FUKUDA, Hideki1, UCHIMIYA, Mario1, KANEKO, Ryo1, YANG, Yanhui1, HAMASAKI, Koji1, NAGATA, Toshi1 1Atmosphere and Ocean Research Institute, The University of Tokyo, 2Atmosphere and Ocean Research Institute, The University of Tokyo, 3Atmosphere and Ocean Research Institute, The Universit
Posted On 06 10月 2015
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JS10-2:

アミノ酸の窒素同位体比からみる食物連鎖

大河内 直彦, 力石 嘉人 海洋研究開発機構 生物地球化学研究分野  窒素安定同位体比は,食物連鎖を知るツールとして用いられてきた。これは,15Nが食物連鎖にともなって平均3.4‰ずつ生体中に濃縮していくという経験的な知見を基礎としている(Minagawa and Wada, 1984)。20種類のアミノ酸が生体中に含まれる窒素のおよそ8割を占めることから,食物連鎖にともなう15Nの濃縮とは,代謝の過程でアミノ酸がもつアミノ基に15Nが濃縮することであることは予想される。私たちのグループでは,アミノ酸窒素同位体比の正確かつ迅速な測定法を確立し,様々な生物試料を分析
Posted On 06 10月 2015
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JS10-3:

土壌微生物バイオマスの窒素安定同位体比:ストイキオメトリーと同位体比の接点

木庭 啓介 東京農工大学農学部環境資源科学科 近年,その測定が困難である脱窒について議論するために,土壌の窒素安定同位体自然存在比(以下窒素同位体比)を用いる研究が多くなされてきている。その前提として,土壌の窒素同位体比の上昇は土壌から窒素が失われる(脱窒)際の同位体分別(14Nと15Nの反応速度の比)に依存する,という考え方があるが,土壌窒素循環と窒素同位体比の関係はまだまだ未解明であり,この単純化したスキームの妥当性については検討の余地がある。 これまで,その重要性にもかかわらず,その測定がきわめて困難であることから土壌微生物バイオマスの窒素同位体比はほとんど
Posted On 06 10月 2015
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JS10-4:

インド洋酸素極小層の表層堆積物中の微生物相と有機物消費過程

野牧 秀隆 海洋研究開発機構 インド洋北東部では、水塊中の溶存酸素濃度が0.4_Mを下回るほどの顕著な酸素極小層が発達している。その影響下にある堆積物表層および堆積物中の生物は、底層水の溶存酸素濃度によってその分布や代謝に大きな制約を受けていると考えられる。我々は、酸素極小層内の酸素濃度の勾配と、堆積物中の微生物相・有機物消費過程の関係を探るため、堆積物中の微生物群集構造解析および海底現場での培養実験を行った。試料採取および現場実験は、底層水の酸素濃度の異なる酸素極小層内の3地点で行い、間隙水の栄養塩濃度、有機物濃度、微生物の多様性および定量解析、そしてメタゲノム
Posted On 06 10月 2015
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