P14-12 : 部分循環湖堆積物に由来する新規硫酸還元細菌Pf12B株の特徴付け

渡邊 美穂1,小島 久弥1,福井 学 1北大・低温科学研 Deltaproteobacteria綱Desulfovibrio目には、現在までに4科14属の細菌が分類され、その多くは硫酸還元細菌である。この目の細菌は多様な自然環境中に生息し、嫌気環境における硫黄や炭素の循環に大きく寄与していることが示唆されている。本研究の目的は、Desulfovibrio目に属する新規硫酸還元細菌Pf12B株の系統的・生理生化学的特徴付けを行うことである。Pf12B株は、部分循環湖の堆積物を接種源とする硫酸還元条件下の集積培養系から得られた。菌株の純化作業はアガーシェイク法を用いて
Posted On 20 10月 2014
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P14-13 : ウキクサ科植物の葉状体に生息する微生物群集の解析

田中 靖浩1,立野 由佳1,玉木 秀幸2,牧野 彩花2,遠山 忠1,鎌形 洋一2,森川 正章3,森 一博1 1山梨大・院・医学工学総合, 2産総研・生物プロセス, 3北大・院・環境科学 ウキクサをはじめとするウキクサ科植物の多くは葉状体と根とで構成される浮遊性の水生植物であるが、これまでに我々は、ウキクサの根に生息する微生物が様々な有害化学物質分解を担うことを明らかにしてきた。また、新規微生物資源開拓という観点からも、ウキクサの根からは他の環境試料中では難培養とされる系統的に新規な微生物が容易に分離・培養されるという非常に興味深い知見を得ている。しかしその一方で、
Posted On 20 10月 2014
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P14-03 : ナタマメ根粒から分離された細菌株のDNA-DNA交雑法とMALDI-TOF/MSによる類別

増田 航1,畠中 雄佑2,岡崎 伸3,上村 桂一4,齋藤 明広2 1静岡理工大・院・理工, 2静岡理工大・理工, 3東京農工大・院・農, 中東遠総合医療セ 【目的】ナタマメ(Canavalia gradiata)は福神漬、健康茶、歯磨粉の原料として用いられるマメ科植物であるが、その根粒菌の研究例は殆どない。我々は、ナタマメ根粒から55株の細菌株を分離し、16S rRNA遺伝子(16S rDNA)の塩基配列を決定した。その結果、27株はBradyrhizobium elkaniiと99%以上、6株はRhizobium tropiciと99%以上、4株はR. trop
Posted On 20 10月 2014
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