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共生微生物の多様性情報を活用したテンサイからの有用細菌の効率的な選抜

岡崎 和之1, 鶴丸 博人2, 大和田 琢二3, 高橋 宙之1, 南澤 究2, 池田 成志1 1農研機構・北農研, 2東北大院生命, 3帯広畜産大  植物の根圏に生息し、作物の生育促進をもたらす細菌(PGPR: Plant Growth-Promoting Rhizobacteria)の研究およびそれらを活用した微生物資材の開発は、化学肥料削減を目的に古くから取り組まれてきたが、多くの微生物資材は圃場における施用効果が不安定であることが問題とされてきた。 我々の研究グループは、接種したPGPRが多様な農業環境で安定した効果を得るには、対象作物に定着しやすいこと(親
Posted On 06 10月 2015

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有用細菌の植物組織局在性から見た接種法の提案

大和田 琢二 帯畜大・食品科学  有用な微生物群が植物を健康に育むという視点は、安全安心で持続的な農作物生産を考える上で重要である。しかし、接種菌が植物に定着せず期待する効果が得られない問題があった。そこで、十勝の代表作物(バレイショ、テンサイ)から菌叢解析による定着性の情報と植物接種試験の結果から選抜した有用細菌を標識・可視化し、植物組織局在性と生理・生化学的特性に基づいて効果的・安定的な接種法を検討した。 レポーター遺伝子の導入や細胞染色法の最適化により、バレイショ有用細菌4株(Alphaproteobacteria T168株、Betaproteobacte
Posted On 06 10月 2015

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バレイショ・テンサイ有用細菌の野菜類に対する接種効果

野見山 孝司1, 関口 博之1, 岡崎 和之2, 森 一幸3, 富濱 毅41農研機構近中四農研, 2農研機構北農研, 3長崎農林技開セ, 4鹿児島農総セ 【背景・目的】 2011年~2013年度にかけて実施した気候変動プロB6系において、バレイショ、テンサイに生育促進効果を有する複数種の有用細菌を選抜した。2014年度から実施している農食事業(26065B)では、有用細菌の接種効果の向上を図るとともに、他の野菜類への適用範囲の拡大を試みている。 【方法および結果】 (1) バレイショに対するバレイショ有用細菌の接種効果(長崎県)  バレイショにおける有機物資材の施
Posted On 06 10月 2015

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有用細菌の資材化の試み

三星 暢公1, 紀岡 雄三1, 野口 勝憲1, 岡崎 和之2 1片倉チッカリン株式会社, 2北海道農研セ  有用微生物を農業利用するこころみは古くから行われている。堆肥や有機質肥料の利用は栄養成分の供給だけでなく、土壌の理化学性の改善とともに、土壌微生物の働きを高める役割がある。このように土着の微生物が豊かになると、土壌の物理性が改善され、栄養成分の循環が起こり、根圏環境が改善される。また、微生物の分泌物が根の生長促進の刺激になるなど、健全な作物生産に大いに貢献していると考えられる。 有用微生物を資材化し、土壌へ施用することは、土壌の生物性の改善につながる。例えば
Posted On 06 10月 2015