細菌群集構造解析のためのバイオインフォマティクス実践演習
内容: 環境中に存在する細菌は、多くの場合群集構造を形成して生息している。それらの細菌はそのほとんどが培養困難であるため、そこにどのような細菌がどの程度存在し、どのような機能を持っているか、などが全く明らかにされていなかった。このような状況の中、2000年初頭からメタゲノム解析やメタ16S解析などの解析手法が開発され状況が一変した。これらの手法は環境中から直接DNAを抽出し、シーケンサーによってその遺伝子配列を直接解読することで、培養という過程を経ずに環境中の微生物群集の姿を明らかにすることを可能としている。これらの手法には情報解析技術が不可欠であり、本演習では特
Posted On 04 6月 2015