大会への招待状:キーワードは,連携と若手

確か,学部4年生のときだったと思う。私の卒論は,土壌低栄養細菌の研究であったが,指導教員であった服部勉先生の勧めで,東大・海洋研で開催された海洋微生物の研究会に参加した。そこで,海洋微生物の研究を知り,その分野の先生方や大学院生と交流する貴重な機会を得た。これが,私の学会に関する原体験である。その後も,微生物生態研究会(本学会の前身)の前日に開催される若手の会に参加して,サイエンスで交流するピュアな楽しさを知り,競争する心を鍛えた。先行き不安な院生・ポスドク時代には,同世代と語り合い,励まし合った。学会に対するこの感覚は,今でもあまり変わっていない。 学会は,研究
Posted On 25 2月 2015
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