微生物生態学会35巻1号 ハイライト

リサーチ最前線(第33回山梨大会の優秀ポスター賞受賞者からエディターズチョイス) ラッソペプチドの生合成機構の解明を目指して          澄田 智美 特徴的な“投げ縄”構造を有するラッソペプチドは,貧栄養環境下において微生物が生産する抗生物質の一種である。本研究では,ラッソペプチドの合成酵素群のうち生合成経路の第1段階で働くLasB1についてX線結晶構造解析を実施した。 共生細菌のゲノム縮小進化を駆動する要因            金城 幸宏 本稿では,共生細菌を対象にゲノムから遺伝子が失われて単純化していくゲノム縮小進化についてご自身の昆虫の細胞内共生細菌

【マラソンセミナー】あのトップランナーが語る! 第11回微生物生態マラソンセミナー 5/30 (月) 17:30〜

学会事務局です。 第11回目をむかえるマラソンセミナーではJAMSTECの諸野祐樹 様よりご講演いただきます。従来のセミナーでは会員限定、googleフォームでのお申し込みをお願いしていたところですが、今回のセミナーは以下のzoomリンクよりどなたでもご参加いただくことができます。zoomのリンクについては微生物生態学会HP、マラソンセミナーのページにも掲載する予定です。それでは、皆様のご参加を心よりお待ちしております! 2022年5月30日(月) 17:30〜19:00 開催方法:Zoomウェビナー 講演者: 諸野 祐樹 様(JAMSTEC) 下記のリンクをクリ
Posted On 16 5月 2022
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微生物生態学会34巻2号 ハイライト

総説 付加体深部帯水層での微生物メタン生成とエネルギー生産システムの社会実装 木村 浩之,松下 慎,芦沼 完太,津布久 卓也 日本において,東日本大震災の原子力発電の停止により約8%まで低下しているエネルギー自給率を2030年までにある程度回復させるために,新たな科学的知見と技術開発が求められている。本稿では,西南日本の太平洋側の地域に広く分布する厚い堆積層の深部帯水層に存在する大量のメタンに着目し,地球科学と微生物生態学を融合させた研究成果からメタン生成メカニズムを解説するとともに,付加体の深部帯水層に由来する地下水,付随ガス,微生物群集を活用したエネルギー生産

微生物生態学会34巻1号 ハイライト

リサーチ最前線(第32回沖縄大会の優秀ポスター賞受賞者からエディターズチョイス) water-in-oil エマルションがもたらす新規微生物へのアプローチ  斉藤 加奈子 自然環境中の99%以上と見積もられている未培養の微生物を単離培養して産業的・学術的なさらなる発展へと繋げることを目指し,本研究ではwater-in-oil エマルションを利用した微生物のハイスループット培養・分取技術の開発に取り組んでいる。 エンドサイトーシス獲得への道のり     柿澤 侑花子 エンドサイトーシスやファゴサイトーシスは真核生物特有の現象であり,原核生物では報告例がない。そこで,

第16回細菌学若手コロッセウムのご案内

日本微生物生態学会会員各位 時下、皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。第16回細菌学若手コロッセウム (会期2022年8月25日(木)-27日(土)) のご案内です。 HP https://sites.google.com/view/16thwakakoro1/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0?authuser=0 例年、合宿形式で行ってまいりましたが、新型コロナウイルス感染症の流行状況を鑑み、 本年度は札幌医科大学での現地開催を基本とし一部オンラインでの開催といたしました。 なお、27日(土)には、第87回日本細菌学会北海道支部学
Posted On 09 5月 2022
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2023年「平成記念研究助成」募集

2023年「平成記念研究助成」の募集を開始しますので、ここにご案内申し上げます。 国際科学技術財団では若い研究者の従来枠にとらわれない挑戦、新しい展開・発展での研究を奨励し、その支援を行っています。 本年度の研究助成は、「社会的課題の解決に資するための知識統合・連携型研究」を文系、理系を問わず、広く募集します。(1件500万円~1000万円程度4~8件程度) 詳細につきましてはホームページに記載しております。 https://www.japanprize.jp/subsidy_yoko.html 沢山の意欲的な若手科学者の方々のご応募を期待しております。
Posted On 09 5月 2022
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第20期 役員選挙公示

公示 第20期 役員選挙管理委員会 委員長 鈴木 聡 (愛媛大学) ここに日本微生物生態学会会則 附則1に基づき選挙の公示を行う. 公示日    2022年5月6日(金) 選挙     会長および評議員 定数     会長 1名 ならびに評議員 34名 任期     2023年1月から2024年12月 投票方法   オンラインでの電磁方式とする 被選挙者   被選挙人一覧はオンライン投票画面にて記載 投票権者   2021年12月31日時点の会員のうち、正会員および今年4月26日時点で会費完納の学生会員 投票日    2022年5月13日(金)00時00分 ~ 2
Posted On 05 5月 2022
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東北大学大学院生命科学研究科 微生物遺伝進化分野 助教公募(令和4年7月29日締切)

東北大学大学院生命科学研究科 微生物遺伝進化分野では、助教の公募を行っております。 詳しくは以下のリンクをご参照下さい。 https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/date/offer/detail—id-47298.html
Posted On 26 4月 2022
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4/23開催「第9回日本微生物学連盟フォーラム 微生物の探索から生まれる技術」のご案内

第9回日本微生物学連盟フォーラム 「微生物の探索から生まれる技術」日時:2022年4月23日(土) 13時~16時20分開催形式:Zoomによるオンライン開催主催:日本微生物学連盟後援:日本農芸化学会・日本放線菌学会・東京大学微生物科学イノベーション連携研究機構参加費:無料 ※詳細および参加方法は下記のホームページおよびフライヤーをご参照下さい。http://fmsj.umin.jp/news2203.html日本微生物学連盟理事長 長田 裕之(事務取扱い) 日本微生物学連盟事務局 株式会社 微生物科学機構内 〒112-0002 東京都文京区小石川4-13-18 
Posted On 14 4月 2022
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JST Strategic Basic Research Programs (CREST, PRESTO and ACT-X)Fiscal Year 2022 Call for Research Proposals

●Overview JST opened application submission for Strategic Basic Research Programs FY2022 (CREST, PRESTO and ACT-X).FY2022 research proposals call is from the research areas launched in FY2020 and FY2021*, and from the new research areas launched in FY2022.* There is no call for the re
Posted On 13 4月 2022
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JST戦略的創造研究推進事業(CREST・さきがけ・ACT-X)2022年度研究提案の募集開始

このたびJSTは、戦略的創造研究推進事業「CREST」「さきがけ」「ACT-X」において、2022年度の研究提案募集を開始いたしました。ご関心のある多くの方々のご応募をお待ちしております。2022年度の募集領域は、2020年度、2021年度に発足した研究領域※と2022年度に発足する新規研究領域が対象となります。※「異分野融合による新型コロナウイルスをはじめとした感染症との共生に資する技術基盤の創生」領域の募集はありません。また、各研究領域の募集説明会をオンラインセミナー形式(Zoom Video Communications社:Zoomを用いたウェビナー形式)に
Posted On 13 4月 2022
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【公募】大隅基礎科学創成財団 第6期 研究助成

この度、公益財団法人 大隅基礎科学創成財団では、第6期研究助成公募 【基礎科学(一般)】【基礎科学(酵母)】を行うこととなりましたのでお知らせします。応募期間:2022年5月6日~6月30日 詳細は大隅基礎科学創成財団HP 研究助成公募要項ページよりご確認ください。https://ofsf.or.jp/activity/
Posted On 13 4月 2022
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