第49回(2022)年度 岩谷科学技術研究助成
岩谷科学技術研究助成は、エネルギーおよび環境に関する独創的で優れた研究に対して助成を 行うことにより、科学技術の一層の発展を図り、国民生活の向上に寄与することを目的とします。
助成の対象
(1)研究課題 次の分野に関する独創的な研究とします。また、そのための新たなシステムの開発や創発的 基礎研究を含みます。
1. 再生可能エネルギー源:太陽エネルギー、風力エネルギー、波力・潮力エネルギー、地熱、バイオエネルギー など
2. 将来に期待される燃料:水素、バイオ燃料、合成燃料、新燃料など
3. エネルギーの変換、輸送、利用の高効率化、合理化:太陽電池、燃料電池、二次電池、燃焼技術、廃熱回収など
4. エネルギー材料 : エネルギーの貯蔵、輸送、利用、変換の高効率化に重要な役割を果たす材料など
5. 低温の利用:液化ガスの利用、低温技術、食品・バイオ材料の貯蔵など
6. 環境保全、地球温暖化防止、エネルギー利用上の安全性:環境汚染防止、CO2 削減、グリーンケミストリー、環境監視測定、環境影響評価技術 など
(2)対象者 日本の国・公・私立大学(大学附置または附属研究所を含む)および高等専門学校に所属 する研究者個人(学生を除く)またはグループとし、グループの場合はその代表者を候補者 とします。なお、候補者の研究内容は上記の研究課題に関するものであり、現に研究に従事 するか、または具体的に研究着手の段階にあり、1~2年以内に研究の成果が期待される ものとします。
助成の内容
(1)件数と助成金 助成件数は65件程度(昨年度実績69件)とし、1件当りの助成限度額は200万円とし ます。なお、助成金は2023年4月末から5月末までの間に、振込により一括で指定口座 (個人の口座は除く)に入金します。
(2)助成期間 助成期間は、2023年4月1日から始まる1年間を基本とし、実際の研究期間が当初の 予定より長引いた場合であっても、2025年3月31日までの2年間で予定の研究を完了 するものとします。
(3)助成金の使途 他 については、添付フライヤーをご確認ください。
推薦方法
推薦者 推薦者は、日本の国・公・私立大学の学部長、大学院研究科長またはそれに相当する研究院長・ 学域長・学類長・系長など(大学によって組織名称が異なりますので、本要項の主旨に則り 各大学にてご判断下さい)、および大学附置・附属研究所の所長、またはそれに相当する センター長・機構長など(同)、高等専門学校の場合は校長とします。
推薦期間と締切日
推薦期間は、2022年6月1日(水)から7月31日(日)までの2ヶ月間です。
詳細は被推薦機関にご確認ください。
詳細は財団ウェブサイト(http://www.iwatani-foundation.or.jp/)でご確認ください。