目的と目標
微生物はその活動を通じ、過去から現在に至るまで、地球環境の形成に大きな影響を及ぼしてきた。微生物と周辺環境との相互作用は微生物生態学の大きな分野であり、土壌、地下圏、海洋、海底下、湖沼、大気、宇宙、火山、地震活動域などの地球惑星環境は、主要な研究対象である。
本研究部会では、地球惑星環境での微生物の存在形式や微生物の機能など地球惑星の物理・化学・地質学環境からの微生物生態系への影響や、微生物の機能や活性など物質循環や鉱物形成など微生物から地球惑星環境への影響、微生物生態系と地球惑星環境の相互作用について、微生物生態学と地球惑星科学の間で情報交換を行うとともに、多面的に議論する場を提供することを目的とする。特に、日本地球惑星科学連合との関係性強化により、地球生命科学、大気水圏科学、地球人間圏科学分野との学際交流を促進し、微生物生態学分野の新たな展開を目指す。
活動内容
本部会では、規約に定められた三年間の活動期間において、各年に地球惑星科学連合大会における微生物生態学会セッション開催とともに、微生物生態学会年会においても関連シンポジウム・セッションを企画する。
連絡先・入会方法
入会資格
日本微生物生態学会に所属し、本研究会の目的に賛同する者
入会方法
氏名・ふりがな・所属・職位・連絡先住所・Eメールアドレス・専門分野を記載したEメールを下記連絡先に送付する。
退会方法
退会希望を下記連絡先にEメールで送付する。
連絡先
日本微生物生態学会BioGeoscience研究部会(代表 砂村倫成) sunamura@eps.s.u-tokyo.ac.jp