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微生物生態学会36巻2号 ハイライト
Posted On 19 5月 2022
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扉を拓く – 活躍する若手
微生物ダークマターを培養する 片山 泰樹(産業技術総合研究所)
候補門’Atribacteria’(旧名OP9)に属する細菌の純粋培養に初めて成功し,2020年12月にNature Communications誌で発表された片山先生に,いかにして微生物ダークマターたる候補門の扉を拓いたかについてご紹介いただきました。
世代を超えて
走馬灯のように 犬伏 和之
嫌気性菌におけるメタン生成と硫酸還元の競合関係など、水田土壌微生物の研究を牽引してらした犬伏先生に,フィリピンにある国際稲研究所や英国ロザムステッド試験場でのご研究やご帰国後の幅広い微生物生態研究のお話を通して若手の読者へ研究の楽しさを伝えていただきました。
リサーチ最前線
湖沼の微生物生態系が教えてくれること 岡﨑 友輔
火山や地殻活動に富む日本は急峻な地形の中に世界でも類をみないほど多様な湖を擁しているにも関わらず,同じ水圏でも海洋と比べると湖沼の微生物生態研究例は少ない。本稿では,岡崎先生に湖沼微生物生態研究の最前線をご紹介いただきました。