2015年 男女共同参画・ダイバーシティ推進委員会活動報告

2014年10月24日 浜松合同大会でランチョンシンポジウム「国際的な研究キャリアパスを築く 〜留学&ライフステージのハードル・メリット・デメリット〜」を開催した:参加者数170名(男120女50)。 2014年7−8月に「国際的な研究キャリアパスの実態と意識調査のアンケート」を合同大会主催の3学会に協力いただき実施した(回答数:97)。本アンケートの結果はシンポ開催時に資料として配布するとともに、微生態HPの本委員会ページにて公開中。(http://www.microbial-ecology.jp/?p=6636) 浜松合同大会における託児所設置運営報告(担当:
Posted On 14 1月 2016

微生態和文誌30巻2号 ハイライト

総説 メタゲノム情報を基盤とした土壌細菌コミュニティの解析  加藤 広海、小川なつみ、津田 雅孝 微生物は地球上の広範な環境に棲息し,各環境に特有なコミュニティを形成しながら,生態系にとって必須な機能の根幹を担っている。近年のシーケンス技術の向上および低コスト化によって,世界的規模で環境メタゲノムデータが爆発的に蓄積されている。それら環境メタゲノムデータの比較によって,我々にとって最も身近な存在である土壌環境が地球上で最も微生物多様性に富んだ環境であることがわかってきた。これら莫大な多様性を持った微生物コミュニティは,メンバー間で互いに密接に関わり合いながら,物質

微生態和文誌30巻2号

9月1日発行号 目次 総説 ・メタゲノム情報を基盤とした土壌細菌コミュニティの解析 加藤 広海、小川なつみ、津田 雅孝 ・微生物のシングルセルゲノミクス研究の現状と未来            モリ テツシ リサーチ最前線 「植物共存細菌の多様性を正しく評価する技術イノベーション」  池永 誠、境 雅夫   扉を拓く - 活躍する若手 ・つくばからチューリッヒ,そしてつくば,またチューリッヒ                                                            豊福 雅典 微生物の生態を理解する上で、個々の細

稲垣史生会員がAGU/JpGUの2015年「平朝彦国際深海科学掘削研究賞」を受賞

JAMSTEC高知コア研究所所長代理の稲垣史生会員が、2015年の米国地球物理学連合(AGU)におきまして、「平朝彦国際深海科学掘削研究賞」(The Asahiko Taira International Scientific Ocean Drilling Research Prize)を受賞しました。 本賞は、海洋掘削科学を通じた分野横断的研究における優れた業績や貢献が認められた若手・中堅研究者を対象に贈られるものです。第一回目となる授与式及び招待記念講演は12月14日からサンフランシスコで開催されたAGU Fall Meetingにて行われました。 授賞式の様
Posted On 24 12月 2015

「光と色を活用した病害虫防除研究ワークショップ」開催のお知らせ

本ワークショップは光生態学的な病害虫防除研究を活発に展開している内閣府の主催する戦略的イノベーション創造プログラム(「次世代農林水産業創造技術」・『持続可能な農業生産のための新たな総合的植物保護技術の開発』)における「視覚イメージを利用した新規害虫防除法の開発」ユニット及び「紫外光による病害虫防除技術の確立と誘導抵抗性の関与機構の解析」ユニットの中心的な研究者を招待し、当該分野における最新の知見について紹介を頂き、今後の北海道農業における減農薬・脱農薬、持続的農業の発展、及びその国際競争力の強化に資することを目的とする。
Posted On 18 12月 2015

ワークショップ『微生物研究の新展開~産総研生物プロセス研究部門の挑戦~』開催のお知らせ

日時:2016年1月13日(水) 13:30~17:00(開場 13:00) 会場:秋葉原コンベンションホール 〒101-0021 東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル2F http://www.akibahall.jp/data/access.html 定員:150名 ※要事前申込・定員になり次第締切 参加申込締切:2016年1月7日(木) 詳細・参加申込: https://unit.aist.go.jp/bpri/jp/ws2016.html お問い合わせ: 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 生物プロセス研究部門 事務室(風穴、扇谷) TEL
Posted On 10 12月 2015

ISME16ラウンドテーブル応募と小集会情報収集のお願い

微生物生態学会の会員の皆様 来年2016年8月21-26日にカナダのモントリオールでISME16が開催されます。 http://www.isme-microbes.org/isme16 Keynote Speakerやセッション組立はかなり固まりつつあるようですが、Roundtable Sessionは現在募集中で、3月4日に締め切られます。 今回のRoundtable募集の要点は、以下のような議論型となっておりますので、これを機会に会員の方々からの積極的な応募をお願いします。 ・2日目の8月22日の夕刻に90分間行われます。 ・微生物生態学の先端的課題あるいは方
Posted On 07 12月 2015

2016年開催予定の微生物生態学関連集会情報まとめ

2016 Gordon Research Conferences 会議名称 開催期間 開催地 Origins of Life: Understanding Life’s Origin by Diving Outside of the Pool (Seminar) Jan 16-17 Galveston, TX Origins of Life: Bridging Disciplinary Perspectives to See Further Into Life’s Origins (Conference) Jan 17-22 Galvest
Posted On 07 12月 2015

第18回マリンバイオテクノロジー学会大会開催のお知らせ

大会日程           平成28年5月28日(土)~5月29日(日) 会  場           北海道大学 函館キャンパス 大会事務局  〒041-8611 函館市港町3-1-1 北海道大学大学院水産科学研究院内 第18回マリンバイオテクノロジー学会大会実行委員会 (大会会長 尾島孝男、実行委員長 澤辺智雄) E-mail: mb2016@fish.hokudai.ac.jp(お問い合わせ等はメールでお願いします。) 大会の内容 1.一般講演(口頭・ポスター発表)(セッション:微生物、微細藻類、海藻・付着生物、魚介類、天然物化学・未利用資源、バイオミネラ
Posted On 30 11月 2015
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NBRCワークショップ「今こそ微生物! 微生物を活用するための実践的技 術」開催のお知らせ

この度、NBRCでは微生物の取り扱いに必要な技術について、以下のとおりNBRCワークショップ「今こそ微生物! 微生物を活用するための実践的技術」を開催いたします。 本ワークショップでは、微生物取り扱いに必要な一連の技術(培養からゲノム解析まで)について、セミナー形式で当センター職員が基礎から解説します。また、技術支援や共同事業に関わる個別相談会も開催いたします。 皆様のご参加を心よりお待ちしております。 日  時:平成28年1月15日(金)13:00~17:00(開場12:30) 会  場:ベルサール八重洲 (東京駅徒歩3分) 東京都中央区八重洲1-3-7 八重洲
Posted On 27 11月 2015

第50回・緑膿菌感染症研究会学術集会(東京)開催のおしらせ

下記の要領で「第50回・緑膿菌感染症研究会学術集会(東京)」を行うこととなりました。 会長:舘田一博(東邦大学 医学部 微生物・感染症学講座) 会期:2016年2月4日(木)〜6日(土) 会場:ヒルトン東京お台場(旧ホテル日航東京)(〒135-8625 東京都港区台場1-9-1) 参加費:学生・大学院生・留学生・初期研修医は無料、会員・非会員は5,000円 HP:http://www.lab.toho-u.ac.jp/med/micro/jpas2016/index.html 緑膿菌感染症研究会は緑膿菌およびブドウ糖非発酵菌を対象とした研究会で、微生物の生態・病原
Posted On 26 11月 2015
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害虫カメムシが共生細菌を体内に取り込む特異な仕組みを解明 -カメムシは腸内で共生細菌を選別する-(PNAS 112)

[概要] 国立研究開発法人産業技術総合研究所の菊池義智主任研究員らは、北海道大学、放送大学、国立研究開発法人農業環境技術研究所、釜山大学校(韓国)と共同で、農作物の害虫として知られるカメムシ類が、消化管に発達した狭窄部によって餌とともに取り込まれた雑多な細菌の中から特定の共生細菌だけを選別して共生器官に取り込むことを明らかにしました。本研究は、害虫であるカメムシ類が共通して持つ共生細菌獲得に関わる特異な仕組みを初めて明らかにしたものであり、共生の進化を考える上で重要な研究成果といえます。 [研究の背景] 作物に害を与える農業害虫や、病原性微生物を媒介する衛生害虫、
Posted On 24 11月 2015