開催案内 先端シーズフォーラム「気候変動時代を生きる~植物と微生物の共生による農業先端技術~」(1/29)

 けいはんな学研都市では、文化・学術の振興などを通じてイノベーションを促進し、“新たな産業の発展”につなげる取り組みを進めています。その一環として、社会の新たな方向性などを考える情報の発信にも努めております。  今回は植物の生育に不可欠な土壌、その中に広がる微生物の世界に着目します。植物と共生する微生物の力を最大限活用し、植物の生育を促し、これを新たな農業技術、さらには医薬利用等に高めていく。こうした研究や技術の開発の現状と将来展望について、第一線の有識者からご紹介いただきます。   京都大学生態学研究センターの東樹氏からは、微生物の集まりである「叢(そう)」 と
Posted On 27 12月 2018
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微生物生態学会 33巻2号 ハイライト

総説 ベシクルから視えてくる細菌間相互作用の姿  豊福 雅典,森永 花菜,安田まり奈,野村 暢彦 単細胞生物である細菌の研究が進むにつれ,多細胞生物とは異なった独自で多様な生存戦略を持っており,考えられていたよりも細菌は“賢い”ことや我々の予想以上にダイナミックな生活環を送っていることが明らかとなっている。動物細胞におけるエクソソームに類似した,細胞外に膜で構成される微小粒子(メンブレンベシクル:MV)を細菌も放出していることが50年以上も前から明らかとなっている。細菌が放出するメンブレンベシクルの機能が次々と解明される一方で,一番根本的なMVの形成機構については

微生物生態学会 33巻1号 ハイライト

リサーチ最前線(環境微生物系学会合同大会2017の優秀ポスター賞受賞者からエディターズチョイス) 植生回復が進む三宅島2000 年噴火後の土壌形成過程における微生物学的解析  海老原諒子(茨城大学) 東京の南に位置する火山島である三宅島では,2000年の大噴火で大量の火山灰堆積物が放出され噴火前の生態系は埋没した。土壌形成過程において植物は光合成産物の供給源となり,土壌の有機物蓄積に寄与することから,三宅島の植生回復は火山灰堆積物中の微生物生態系に影響を及ぼすと考えられる。調査地の中で植生回復が著しい地点では,火山灰堆積物上の土壌A層の形成が確認された。植生回復が

M&E掲載料無料特典キャンペーンのお知らせ

掲載料無料特典キャンペーンについて   M&E編集委員長 高井 研   Microbes and Environments誌(以下M&E誌)では共同編集学会等に所属する若手研究者のM&E誌へ投稿に対するモチベーション向上や愛情熟成を図る特典のようなつもりで、以下のキャンペーンを(編集委員長の責任でひっそりと)実施していました。最近、特典受給者が増加し、キャンペーン対象者を(編集委員長の責任でひっそりと)特定するのが難しくなってきたため、皆様に認識して頂き、自己申告をお願いするステージに達したという判断から、大々的に周知を
Posted On 18 12月 2018

海洋研究開発機構 鈴木志野会員がナイスステップな研究者2018に選出!

文部科学省 科学技術・学術政策研究所が発表する「科学技術への顕著な貢献2018(ナイスステップな研究者)」に、鈴木志野 特任主任研究員(国立研究開発法人海洋研究開発機構)が選ばれました。 http://www.nistep.go.jp/archives/38907 「ナイスステップな研究者」は、科学技術イノベーションの様々な分野において活躍する、日本に元気を与える研究者を選定するもので、今回は11名が選ばれました。 受賞業績は「地球深部の厳しい環境に住む謎の微生物の発見」です。 誠におめでとうございました。
Posted On 18 12月 2018
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日本微生物生態学会第33回大会のHPが開設されました!

日本微生物生態学会第33回大会のHPが開設されました! 日程:2019年9月10日(火)ー13日(金) 場所:山梨大学 甲府キャンパス 大会HP:https://www2.aeplan.co.jp/jsme2019/index.html
Posted On 07 12月 2018
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