渡邊美穂会員が「第6回(平成27年度)日本学術振興会 育志賞」 を受賞

北海道大学環境科学院生物圏科学専攻博士課程の渡邊美穂会員(指導教員 福井 学会員)が、第6回(平成27年度)日本学術振興会 育志賞を受賞しました。 本賞は、将来、我が国の学術研究の発展に寄与することが期待される優秀な大学院博士課程学生に授与されるものです。 日本学術振興会のHPはこちら
Posted On 29 1月 2016

稲垣史生会員がAGU/JpGUの2015年「平朝彦国際深海科学掘削研究賞」を受賞

JAMSTEC高知コア研究所所長代理の稲垣史生会員が、2015年の米国地球物理学連合(AGU)におきまして、「平朝彦国際深海科学掘削研究賞」(The Asahiko Taira International Scientific Ocean Drilling Research Prize)を受賞しました。 本賞は、海洋掘削科学を通じた分野横断的研究における優れた業績や貢献が認められた若手・中堅研究者を対象に贈られるものです。第一回目となる授与式及び招待記念講演は12月14日からサンフランシスコで開催されたAGU Fall Meetingにて行われました。 授賞式の様
Posted On 24 12月 2015
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害虫カメムシが共生細菌を体内に取り込む特異な仕組みを解明 -カメムシは腸内で共生細菌を選別する-(PNAS 112)

[概要] 国立研究開発法人産業技術総合研究所の菊池義智主任研究員らは、北海道大学、放送大学、国立研究開発法人農業環境技術研究所、釜山大学校(韓国)と共同で、農作物の害虫として知られるカメムシ類が、消化管に発達した狭窄部によって餌とともに取り込まれた雑多な細菌の中から特定の共生細菌だけを選別して共生器官に取り込むことを明らかにしました。本研究は、害虫であるカメムシ類が共通して持つ共生細菌獲得に関わる特異な仕組みを初めて明らかにしたものであり、共生の進化を考える上で重要な研究成果といえます。 [研究の背景] 作物に害を与える農業害虫や、病原性微生物を媒介する衛生害虫、
Posted On 24 11月 2015
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染色体上からリボソームRNA遺伝子が消えた細菌を発見 ~ゲノムの常識を覆す~ (PNAS 112)

【研究概要】 東北大学大学院生命科学研究科の地圏共生遺伝生態分野と遺伝情報動態分野の微生物研究グループは、環境細菌(*1)Aureimonas(オーレイモナス)のリボソーム(*2)RNA遺伝子が、安定的に維持される染色体(*3)ではなく、プラスミド(*4)に位置していることを明らかにしました。これまでは、生命の根幹をなすリボソームRNAの遺伝子は染色体上にあるのが当然と信じられてきました。本研究により、生息環境に適応して進化する過程で、細菌のゲノム(*5)は予想外にダイナミックに変化していることが示されました。本研究は、生物一般のゲノムに関する常識を覆し、遺伝の仕
Posted On 24 11月 2015
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「ちきゅう」により生命圏の限界域に迫る海底下微生物生態系を発見(Science_349)

概要 国立研究開発法人海洋研究開発機構高知コア研究所の稲垣史生上席研究員らは、国立研究開発法人産業技術総合研究所、国立大学法人高知大学、国立大学法人千葉大学、ブレーメン大学(ドイツ)、スイス連邦工科大学(スイス)、カリフォルニア工科大学(米国)、マサチューセッツ工科大学(米国)、クレイグベンター研究所(米国)等が参加する国際研究チームと共同で、地球深部探査船「ちきゅう」による統合国際深海掘削計画(IODP)第337次研究航海「下北八戸沖石炭層生命圏掘削」により青森県八戸市沖の約80kmの地点(水深1,180m)から採取された海底下2,466mまでの堆積物コアサンプ
Posted On 24 7月 2015

鎌形洋一会員が米国微生物学会(ASM)2015フェローに選出

鎌形洋一会員が、米国微生物学アカデミー (American Society of Microbiology: ASM)の2015年フェローに選出されました。(詳細[ASMのHP。英語です]はこちら) 独立行政法人 産業技術総合研究所 北海道センター所長の鎌形会員は、現在はMicrobes and Environmentの編集長としてもご活躍されています。 米国微生物学アカデミーは、微生物学研究の発展と、優れた研究成果を広く社会に公知させる目的で、米国微生物学会(American Society of Microbiology: ASM)により1955年に設立されま
Posted On 06 4月 2015
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海底マンガン鉱床の地球科学

丸山明彦会員が著者の一人である書籍「海底マンガン鉱床の地球科学」が出版されました。 海底のマンガン鉱床は、現世の海洋底に広範囲かつ大量に分布し,現在も成長しつづける貴重なレアメタル資源です。マンガン鉱床は海洋での物質循環に重要な役割を果たすと同時に、地球環境の変遷を記録しています。本書では地質学・資源学・地球化学・微生物学などからその実像を明らかにしています。微生物は酸化還元等の反応を通じて、さまざまな金属元素の循環にも影響をおよぼしていると考えられていますが、第5章では特にマンガンや鉄などの金属の循環に関わる微生物について説明されている数少ない日本語の教科書です
Posted On 06 3月 2015
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超深海海溝生命圏の発見(PNAS_112)

背景 超深海環境(水深6000m以深)に棲息する微生物を対象とした研究は1950年代より開始され、主に堆積物や動物体内からの単離培養が行われてきました(Bartlett 2009)。また、分子生態解析の普及当初には、無人探査機「かいこう(初代)」がマリアナ海溝底から採取した堆積物を対象とした解析が試みられています。また、近年では、JAMSTEC研究者を含むグループによる、マリアナ海溝底堆積物では近傍深海底に比べ微生物活動が盛んであるとする発見(Glud et al. 2013)や、小笠原海溝底での物質循環に関与する微生物活動が報告されています(Nunoura et
Posted On 24 2月 2015
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『生物の科学 遺伝』2014年11月号 特 集 地球温暖化と海洋微生物

『生物の科学 遺伝』2014年11月号 特 集 地球温暖化と海洋微生物 【特集にあたって】 地球温暖化関連物質と海洋微生物の関わり ─大きく変貌を遂げつつある最新の海洋微生物生態系像が明らかに 布浦 拓郎(海洋研究開発機構)・木庭 啓介(東京農工大学)・・・・・・・・・・・480   序 論 海洋における地球温暖化関連物質の分布 ─生物起源温暖化物質のメタンと一酸化二窒素 吉田 磨(酪農学園大学)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・482   Part 1 温暖化ガスCH4, N2Oと海洋微生物   海底堆積物中のメ
Posted On 08 10月 2014
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環境と微生物の事典

微生物生態学会メンバーが中心になり、環境微生物の書籍を出版しました。 地球上の様々な環境や人間生活との関わりについて、それぞれの専門家が2-4ページで簡潔かつ最新の情報を交えて執筆しました。是非ご一読ください。 [書籍紹介] 生命の進化の歴史の中で最も古い生命体であり,人間活動にとって欠かせない存在でありながら,微小ゆえに一般の人々からは気にかけられることの少ない存在「微生物」について,近年の分析技術の急激な進歩をふまえ,最新の科学的知見を集めて「環境」をテーマに解説した事典。水圏,土壌,極限環境,動植物,食品,医療など8つの大テーマにそって,1項目2~4頁程度の
Posted On 15 7月 2014

Web掲載用情報提供のお願い

微生物生態学会webでは、 ・トップページの画像 ・学会員の受賞やプレスリリース の情報を求めています。   情報の送付先は、微生物生態学会広報担当補佐(jsme.pub@gmail.com)です。メール添付でお願いします。   掲載する情報 1.トップページ画像:微生物生態学に関する画像。顕微鏡写真、対象環境など。画像はjpeg画像(500 x 300 ピクセル推奨)としてお送りください。画像の加工については、広報担当でも対応します。 2.プレスリリース等:Nature姉妹紙などに掲載された論文についての情報をお願い致します。説明画像一枚と文
Posted On 08 5月 2014
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海洋細菌で見つけた新しい光エネルギー利用機構 -塩化物イオンを輸送するポンプの発見- (PNAS, 2014年3月)

地球上のあらゆる生物はごく一部の例外を除けば太陽光のエネルギーに依存しています。しかしながら、太陽光をエネルギー源として利用する生物の全貌は実は良く分かっていません。近年、光が当たると細胞内から水素イオン(H+)を排出する光受容タンパク質(プロテオロドプシン)が海洋微生物から見つかり、クロロフィルを利用する光合成とは異なる光エネルギー利用機構として非常に注目されています。 これまで太陽の光エネルギーを利用している海洋生物は、クロロフィルを持つ光合成生物(植物プランクトンや植物)との考えが常識でした。しかし、10年ほど前にプロテオロドプシン(PR)と呼ばれるロドプシ
Posted On 26 3月 2014
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