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2017年日本微生物生態学会奨励賞・授賞理由(池永 誠氏)

Posted On 06 9月 2019
By : admin
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池永氏は、植物共存微生物の群集構造解析が進化的に原核生物由来の植物オルガネラや大量の植物DNAの存在のために困難であった問題を克服することを目標に研究を行い、ペプチド核酸(PNA)やロックド核酸(LNA)の特性に着目した植物共存微生物の群集構造解析を植物圏に生息している細菌と糸状菌の群集を対象に確立した。
温暖化等の地球環境問題が深刻化するなかで、環境保全型農業の取組が求められてきた。作物のマイクロビオーム研究は、基礎研究だけでなく微生物資材化や農業技術へのポテンシャルも含めて、世界中で急速に注目を集めているが、植物共存微生物の解析技術の高度化と簡便化がボトルネックになってきた。このような状況で、池永氏は、16S rRNA遺伝子を標的とした植物オルガネラ由来の遺伝子を抑制する一方で、少量の植物共存細菌遺伝子を選択的に増幅する技術を、人工核酸Locked Nucleic Acid (LNA)を用いたPCRクランプ法で実現した。また、植物オルガネラのrRNA遺伝子は植物種毎に微妙に異なるため、作物別の植物オルガネラ遺伝子用の抑制LNAオリゴ配列や適応可能な植物器官を詳細に決定した。さらに、今まで困難であった植物共存糸状菌ITS領域による群集構造解析についても、宿主植物に特異的なLNAオリゴマーの利用により植物共存糸状菌の選択的PCR増幅に成功した。
他の微生物生態系でのロックド核酸等の適用例はあるが、植物共存微生物では池永氏のみであり、熱意を持って創意工夫して手法確立したことは高く評価される。池永氏の手法はPCRベースであるので、少量の試料で簡便で安価で効率的であることに特徴があり、大量塩基配列決定・内生細菌濃縮・植物表在菌洗浄などの既存法と相補的に、近年着目されている植物共存微生物の研究を加速することが強く期待される。
池永氏は、本学会の大会発表、学会活動、学会誌への投稿等においても積極的に行ってきており、本学会の重要な領域である土壌微生物生態領域の中堅として今後の学会の発展にさらに大きく貢献することが期待される。
以上のような学術的・技術的貢献,今までの学会への貢献と将来の貢献への期待,研究者としての将来性を総合的に考慮し,選考委員は全会一致で池永 誠氏を第三回(2017年度)日本微生物生態学会奨励賞受賞者に相応しいと判断した。

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2017年度日本微生物生態学会奨励賞・受賞の言葉(池永 誠氏)

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