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2016年度日本微生物生態学会奨励賞・受賞の言葉(菊池義智氏)

Posted On 12 9月 2016
By : pub_admin
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菊池 義智

この度はこのような名誉ある賞をいただき、選考委員の先生方をはじめ関係者の皆様、ご推薦いただいた農業環境技術研究所の早津先生に厚く御礼申し上げます。また、これまでの研究遂行にあたって様々な面でサポートいただいた産業技術総合研究所の深津先生および鎌形先生、そしてここには書ききれない多くの共同研究者の皆様に深く感謝いたします。今後もさらに良質の成果を出せるよう、よりいっそう身を引き締めて研究に打ち込んで行きたいと思います。
私が初めて微生物生態学会に参加したのは今から8年前になります。忘れもしない2008年札幌大会。ポスドク3年目の冬です。学部生の頃から昆虫の共生微生物を研究していましたが、思えば参加するのはいつも昆虫の学会ばかりで、微生物系の学会や研究会にはほとんど足を運んでいませんでした。そんな私が微生態に入ったきっかけは、研究の過程で思いもよらない発見をしたからです。昆虫の共生微生物は母から子へ連綿と伝達され、宿主の体内環境に適応しているために「どう頑張っても培養できない」というのがそれまでの常識でした。しかし私が行ったカメムシ類の広範な調査から、大豆の害虫であるホソヘリカメムシが共生微生物を母子間伝達せずに毎世代環境土壌中から獲得し、しかもその共生微生物が容易に培養可能であることが分かってきたのです。
培養できない共生微生物を扱っていた当時の私にとって、“微生物”とはPCR産物の泳動像や塩基配列でかろうじて認識できて、FISHをするとちょっと形が分かる程度の、まるで実体のない幽霊のような存在でした。それが培養可能になったとたん、具体的な姿形を持って目の前に立ち現れたのです。ホソヘリカメムシの腸内でうごめく彼らの姿を見て、生えてきたコロニーを見て、初めのうちは正直どうアプローチしたものかと戸惑いました。しかし何度も植え継いでお世話をしているうちに、いつのまにか「微生物のことをもっと知りたい!」と思うようになっていました。彼らの生きざまを知れば、“共生”という複雑極まりない現象をひも解く鍵が見つかるかもしれない、そう直感したのです。
そして2008年札幌大会。初めての微生態は私にとって忘れられない思い出となりました。顔見知りもろくにいない初参加の学会にもかかわらず、なんとポスター賞をいただいたのです。それまで学会で賞をもらったことがなかった私は、驚きと感動で心がふるえました。迷いの多いポスドク時代にいただいたその賞は、今でも私を励まし、立ち向かう勇気を与えてくれます。今回新たに奨励賞をいただき、あの瞬間に戻ったような、そんな錯覚をおぼえています。これからも微生物生態学にどっぷりはまって、微生物とじっくり向き合う時間をもっともっと大切にして行きたいと思います。

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