微生態和文誌29巻1号
環境微生物系学会合同大会2014開催案内 巻頭言 「時代を生きる」 南澤究 会長 大会への招待状 「研究の山脈を作る」 金原和秀 大会委員長 総説 「単一細胞レベルでの遺伝子発現の多様性」 谷口雄一 <要約> 単一細胞のレベルでは内在するmRNA数とタンパク質数とがたえず乱雑に変動している。このため、ひとつひとつの細胞は、たとえ同一のゲノムをもっていても、それぞれが個性的な振る舞いを示す。こうした乱雑さは生物の大きな特徴であり、これを利用することで細胞の分化や異質化を誘導したり、環境変化に対する生物種の適応度を高めたりしていると考
Posted On 28 2月 2014